◆◇モラ◇◆

「モラ」って知ってますか?
「モラ」は、もともと、カリブ海のサン・ブラス諸島に住む原住民クナ・インディアオの女性の
民族衣装のブラウスに縫い込まれる飾り布のことです。
何枚もの原色の布を重ねて切り抜いては縦まつりで縫い止めて、模様を描き出していく、逆アップリケのような手法です。
現地の女性たちは幼い時から、この手法を習い、現在では観光客相手の重要な収入源になっているようです。

あでやかな色の布の組み合わせと、素朴で、どこかユーモラスなデザインは、何か心に訴えるものがあります。
習い事大好きの私(笑)が、土日に通える手芸系の教室を探しているとき、
偶然見つけた横浜のカルチャースクール。気軽に入った教室は,
誰もが手作りの楽しさを味わえるように、モラを現代風にアレンジし、系統だって基礎から教えて下さる、
日本のモラ、第一人者の
中山富美子先生の教室でした。
なんてラッキー!!
自分の刺す分はほんの少しですけど,お教室で沢山の先輩方の刺す作品を拝見すると,夢が広がります。
あぁ、時間が欲し〜い!!

ここでは”NHKおしゃれ工房 手芸フェスティバル”の公開講座で習った作品2つを紹介します。
中山先生の著作、モラの参考書の紹介も許可していただいたので、追ってご紹介したいと思います。

(注)ここで紹介している作品はデザイナーの中山富美子先生に許可を得て、掲載しています。
作品の画像の使用、複写は禁止します。


「カリブの魚のバック」

1998年9月、銀座での”NHKおしゃれ工房手芸フェスティバル”の
講習で教えていただいたバックを少しアレンジしています。

あずき色のトップと下に紺の落ち着いた組み合わせの布に
カラフルな刺しゅう糸でステッチを入れ、
小魚の目の部分にはビーズをアレンジしてみました。
色んな色を心遊ばせながら、配置していく楽しさは格別。

とかく荷物が多くなりがちの私の助っ人くんとして大活躍の手提げです。

 

モラ部分サイズ:W185×H200mm

 


「簡単ミラーワーク ペーズリーのバック

またまた1999年夏、銀座NHKおしゃれ工房の講習の作品です。
ステキな色合いでしょ? (実は私、茶と青の組み合わせが好き)
モラというと赤系の原色の組み合わせが一番に思い浮かぶのですが
組み合わせでこんな落ち着いた印象にもなります。

ペーズリーの真ん中にはプラスチックミラーが施してあります。
(写真では殆ど光ってないですけど、笑)
茶色のオーガンジーをのせて、周りを刺しゅうで留めただけの
簡単ミラーワークです。苦手のフレンチナッツも
こんな風に散らすと、とっても楽しいです。

ちなみに、裏側も表と厚みを合わせて、布の浮きを押さえるために
簡単にモラを入れています。 (→)

バッグサイズ:W190×H220mm

ところでペーズリーと「曲玉(まがだま)」って似てると思いませんか?
古代の人々を飾った装飾品のあの形には何か深い意味、不思議な力があるに違いありません。
(こんな事を考えたのは,「おしゃべり本棚」で紹介してる、「イティハーサ」の影響です)

そんなこんなで持ってると何だか嬉しい、お気に入りバッグです。


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