ミュラー、ミュラー、ミュラー!!

 

 

ミュラーミュラーミュラー!!」

それは、ミュラーの夢をみるための必勝のおまじない・・・・・・(大ウソ)

 

と、いうわけで、このページでは私がみたミュラーの夢について書いてみようとおもう。(夏目漱石「夢十夜」風に。)

 

 

コンナユメヲ、ミタ・・・

 

 

第一夜 「包帯ミュラー」

 

私は、ミュラー艦隊所属の士官として、ミュラー提督の戦艦に乗務していた。

どうやら、時は「要塞対要塞」の戦いの後らしく、艦隊はひどく傷ついていた。

ミュラー提督は、肩に痛々しく包帯を巻き、そしてなぜか、突き指をなさっていた。(たぶん右の手)

私は、提督の傷の手当てをし、自分のメカの前に座っていた。

到着地まではまだはるか遠く、艦内には重い空気が漂っていた。

 

私の仕事は、ミュラー提督の副官のようなものだった。

提督が次々と出される指令を、文書にして配布するのだ。

はじめ、提督は自分で指令書を書こうとなさったが、突き指のためメカが上手く扱えず、私がかわりにすることとなったのだ。

 

提督の出す指令は、迅速で、かつ、長かった。

私は一言一句聞き漏らすまいと、あらん限りの集中力を総動員して、ひたすら提督の指令をメカに入力しつづけた。

キーボードの上をすべるように動く私の指は、まるでピアニストの独奏会を思わせるようなものだった。

 

私はとても緊張していた。

間違いは、決してあってはならなかったのだ。

なぜなら、ミュラー提督はいつになくピリピリしておいでだったからだ。

 

一度、私は入力ミスをおかしてしまった。

その刹那、ミュラー提督の鋭い眼光が私を射抜いた。

私は、全身の細胞が、「ひいいいいいい〜〜〜」と声もなく叫ぶのを感じながら、為すすべもなく固まっていた。

数瞬後、提督は何もなかったかのように視線をはずし、ようやく私は瀕死の状態から復活できた。

 

その後、私はただただいつ終わるともしれないミュラー提督の指令を、ひたすらメカに打ち込みつづけた。

もはや意識は朦朧とし、指だけが別の生き物のように文字を追いつづけていた。

 

ついに、その苦行から解き放たれるときがやってきた。

 

提督が、しゃべるのをやめたのだ。

 

提督は、うずたかく積み上げられた指令書の山を一瞥すると、

「ご苦労」

の一言を残し、足早に自室へと戻られてしまった。

 

私はふらふらと、提督の後を追おうとしていた。

 

そこで、目がさめた。

 

 

・・・提督、私はお役に立てましたでしょうか・・・()

 

 

 

つづく・・・?