和紙

大きな数
ハワイのマウナケア山に建設された日本の「すばる」、すごいですね!
主鏡の直径8.2mの一枚鏡は世界最大。画像はあの、「ハッブル宇宙望遠鏡」より精密なものも得られたとか。なかなかやるジャン!

ところで、この宇宙に星(恒星)ってどのくらい有ると思います?
いろいろ説が有るけど、私達の銀河で2,000億(隣のアンドロメダ銀河は4,000億)、そんな銀河が全宇宙では1,250億ほど。
で、2,000億×1,250億=2.5×10の22乗個、兆でさえ10の12乗だから、すごい数ですね。

じゃ、ここでは大きな数の数え方についてのお話。
いろいろ説があるんだけど、江戸時代の寺子屋の教科書、吉田光由の「塵劫記」(じんこうき:1634年)によると、
チョウ 10の12乗 コウ 10の32乗 恒河沙 コウガシャ 10の52乗
ケイ 16乗 カン 36乗 阿僧祇 アソウギ 56乗
ガイ 20乗 セイ 40乗 那由他 ナユタ 60乗
24乗 サイ 44乗 不可思議 フカシギ 64乗
ジョウ 28乗 ゴク 48乗 無量大数 ムリョウタイスウ 68乗

ここで引用した「塵劫記」のという字、囲碁でも使われるけど、これがまたすごい。
サンスクリット語のカルパ(kalpa)の音訳で、きわめて長い時間をさす言葉。

一般に、天女が四十里立方の大石を羽衣で百年に一度なでて、石を摩滅しても終わらない長い時間といい、また、四十里立方の城に芥子(けし)を満たして、百年に一度、一粒ずつとり去り芥子はなくなっても終らない長い時間ともいわれています。
そして、梵天(ブラマー神)の一日にあたると言われ、一千大ユガとのこと。一大ユガは432万年といわれるので、一劫は43億2千万年と言う事になります。

一大ユガ(432万年)って、人類誕生(400万年とも500万年とも)とほぼ同じです。また、太陽系の歴史は46億年と言われていますが、劫がこれに近いのは偶然でしょうか?

*:シフトJISでは表示できない! IMEで禾編の2段目左から7つ目の字
あと、禾編に予(ジョ)を使う事も。

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