和紙

蛇足
夏痩せにいいと、万葉集にも載っています
大友家持が吉田石麻呂(いわまろ)を歌った歌です。
嗤咲痩人(やせたひとをわらう)の歌
「石麻呂に吾物申す夏痩(なつやせ)によしと云うものそ鰻(むなぎ)とり食(め)せ」

鰻の語源ですが
古語の「武奈伎(むなぎ)」で、"ム"は群れる物、"ナ"は泥・土、"キ"は往ったり来たりする意味から来たといわれます。
また、背中が緑かかり、"胸が黄色"かかっていることから来たという説があります。胸黄(むねぎ)→うなぎ

〇市販の
ウナギをおいしく食べる方法です。
・フライパン:お酒をかけ、蓋をして5〜6分弱火で蒸す。
・オーブントースター:お酒をかけアルミホイルに包み、5〜6分焼く。
・電子レンジ:お酒をかけラップに包み、40〜50秒温めます。 

タレは、みりん200ccを2分間煮立てたところに、醤油200ccと砂糖小さじ2杯を加え、さら2分間煮立てて完成。
ウナギにつけるタレは氷水で冷やしておきます。ご飯用のタレは湯せんで温めます。
炊きたてのご飯に、温めておいたタレをたっぷりかけ、ウナギを乗せて、串を抜いてすぐ蓋をします(ウナギの生臭さをとるためです)

〇ウナギの
肝の栄養は?
 ウナギの肝は、人間で言う肝臓でビタミンAを豊富に含みます。
「肝吸い」一杯で約一食分のビタミンAを摂取することが出来ます。

〇ウナギの
蒲焼の匂いについて
ウナギの蒲焼の匂いは、醤油のアミノ酸とみりんの糖がアミノカルボニル反応を起こしてできた匂いと、ウナギの脂肪が熱分解してできた成分(アルデヒド等)が複雑に反応してできた匂いが主な成分とされています。

ところで、ウナギ屋さんはうちわで扇いでいますね。これは脂肪分の多い魚を急激に加熱すると、刺激の強い匂いが出て魚がまずくなります。また、焦がしたり、火の上に落ちた脂から発生した煙が魚につくと、脂の焦げた臭いなどで食味を損なうために、扇いで煙を散らすのです。

あの煙と臭い、お客を呼ぶためだけではないんですね。

江戸小噺を一つ
ある人が、鰻屋の前を毎日通るたびに、うまそうな匂いだなと毎日嗅いでいました。
すると、大晦日に鰻屋から呼びこまれて、毎日の匂いの嗅がせ代として、六百文を請求されました。
すると、この人「それは安いもので御座る」と、懐より六百文を投げ出し、この音を聞き給え。

ヤツメウナギは魚でない?!
脊椎動物は、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、
硬骨魚類軟骨魚類、無顎類に分類されます。
この、無顎類、呼んで字の通り"顎(あご)"が無いんですが、分類を見るとわかるように魚類と言う言葉が入ってないんですよ。ここに分類されるのが、ヤツメウナギとヌタウナギです。
ヤツメウナギは円形の口を吸盤のように使って吸いつき血液を吸うそうです。(注)

輸入状況
生きウナギ(単位:トン) 加工ウナギ(単位:トン)
台湾 8,122 中国 47,463
中国 4,329 台湾 2,937
マレーシア 534 マレーシア 1,288
その他 48 その他 314

(注)2001.10.18
ウナギとヤツメウナギの関係は人間とウナギの関係より遠いんだそうです。

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