和紙

蛇足
□■横紙破り
何事も自分の思い通りに押し通すことや、そう言う性格の人を言いますね。
和紙は縦に漉き目があるため、縦には破れますが、横に破ることは出来ません。
ここから、出来ないことを無理にすると言う意味の「横紙破り」と言う言葉が出来ました。

折紙つき
昔から政府あるいは権力者は命令や法律を書面にして出していました。
これらは奉書全紙を横に二つ折りにしたものです。
江戸時代も幕府の命令、触れ、目録などを同じく紙を横に半折りにしたものでだしていました。
この半折りのことを「折紙」と言います。後に、鑑定保証書類も全て折紙で出されるようになりました。
このことから保証つきのことを「折紙つき」と言うようになったのです。

手紙
諸説あるようです。
手元において書く紙だから手紙。
落語のような説に次のようなものがあります。
ケチな人が知人に手紙を出すのに、木の葉に書いて出しました。
すると、その友人は、さらに輪を掛けたケチで、使いの者の手に返事を書いてよこしたという話です。
ついでに中国語で手紙はトイレットペーパーのことですから間違わないように。

反故
もともと漢語の言葉で、「反」は裏返す「故」は古いものという成り立ちのものです。
一度使った古い紙を裏返すという意味です。それがやがて、不要な紙くず、だめなものという意味合いになりました。
無効などの意味に用いるのは江戸時代のことのようです。  

三面記事
はじめのころの新聞は、1枚の紙を半分に折ったもので、紙面は 4ページだけでした。
その3面目に社会記事をのせたことから、三面記事というようになりました。

新聞紙の上下の切断面がギザギザなのは?
裁断機の刃がギザギザののこぎり状になっているからです。ギザギザの方が切断に失敗が少ないそうです。

A判とB判、どうして2種類あるのでしょう?
最初に標準寸法が決められたのは、昭和4年(1929年)に、当時の商工省が日本標準規格で「紙の仕上寸法」を発表したことに始まります。
原紙の「標準寸法」としてA列、B列の2種類を定め、「仕上寸法」としてA列、B列ともに0番〜12番までが決まりました。
A4、B4というのはA列の4番、B列の4番という意味です。
それまでは、書籍や雑誌では日本古来の四六判、菊判が広く用いられ、しかも仕上寸法自体が統一されていませんでした。

規格統一にあたっては諸外国の例も調査し、A列にはドイツ規格のA列系統をそのままとり入れ、B列では日本独自の寸法を作ったのです。A列は0番を一平方メートル、B列は0番を1.5平方メートルとし、いずれも長辺と短辺の比を1対ルート2とした四角形で0番を半分に折ったものが1番となります。

日本工業規格での、印刷紙の代表的寸法は次のとおりです。

・A列本判  625 ×  880
・B列本判  765 × 1,085
・四六判   788 × 1,091
・菊判    636 ×  939

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