和紙

蛇足
犬と狗
どちらも「いぬ」ですね。
日本の諺では「犬」が多いようですが、中国の慣用句は「狗」が多いようです。
"鶏鳴狗盗"、"狡兎(こうと)死して走狗烹(に)らる"のように。

現在の中国では犬の字は警察犬の様に熟語には一部使うことがありますが、単独で使う場合や熟語の多くも狗を使います。

犬も歩けば棒にあたる
諺には相反するものが存在しますね。
「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」のように。
ところが、この「犬も歩けば棒にあたる」は一つの諺で相反する意味を持っています。(いろはカルタの"い"ですから、諺と言えるかどうか(^^ゞ)

辞書によると:
1 物事をしようとする者は、それだけに災難にあうことも多いの意。
2 なにかやっているうちには、思いがけない幸運に会うこともある。また、才能のない者でも、数やるうちにはうまいことに行きあたることがあるの意。

しかし元々は1.の意味だったようです。最近は2.の方が多いのでしょうか?


唐獅子はペキニーズ
日本では昔から獣を「しし」と呼びました。
「猪の獣(いのしし)」が猪、「鹿の獣(かのしし)」が鹿です。そして外国産のししの意味で「唐獣(からしし)」。
この唐獅子の獅子はライオンを見た人の話から作られた想像の動物です。
で、手近にいるものを参考にした。多分ペキニーズではないかと。
確かに唐獅子の顔は犬ですよね。^^;

犬種の名前の由来
柴犬
  柴は小さいの意味です。昔話の柴刈も小さな雑木などを意味します。
(ちん)
  「ちいさないぬ」→「ちぬ」→「ちん」と言われています。
テリア
  ラテン語の大地を意味する「テラ(Terra)」が語源。
  地面の下に隠れている小動物を探すため、地面を嗅ぎ穴を掘ることに由来するそうです。
ダックスフンド
  穴熊猟が得意な犬です。ダックスとは穴熊の意味です。
レトリバー
  狩猟で落ちた鳥を運ぶための犬です。レトリーブとは運搬の意味です。
ポインターセッター
  やはり狩猟で獲物の落ちた場所を指し示す犬です。
セント・バーナード
  イタリアとスイスの国境の古い修道院にいたバーナードと言う偉い修道僧の名前に由来します。
ブルドッグ
  牡牛(ブル)と戦うための犬です。
プードル
  「水を跳ね返す」という意味のドイツ語「Pudel」が語源。
  プードルはもともと水鳥の回収犬として使われていました。
  独特の毛の刈り込みは、水の中を泳ぎやすい為と、冷たい水から心臓や関節を保護するためのものです。
シェパ−ド
  「羊飼い」という意味です。

目次へ


和紙