和紙

体脂肪
蛇足
□■体脂肪

今日は「体脂肪」のお話です。

体脂肪率は全体重に占める脂肪の量の割合です。基準の値は次のような値です。
正常 肥満気味 肥満
20%〜 25%〜 30%〜
15%〜 20%〜 25%〜

"体脂肪"って、脂っこいものを食べると良くないのかと思っていたら、違うんですね。
体脂肪は「
(食べたカロリー)−(使ったカロリー)」で体に付くもので、野菜でも油でも同じなんだそうです。
要は取ったカロリー分消費する事が大事なのだそうです。

体脂肪率が高くなると、 高血圧、糖尿病、高脂血症など生活習慣病を起こしやすくなります。
逆に低く過ぎても、暑さ寒さに弱くなる、抵抗力が衰える、内臓の下垂などが起こりやすくなるし、女性では月経不順、無排卵、無月経などを起こしやすくなります。

BMI (Body Mass Index:体格指数)というのも、よく聞きますね。
世界保健機構(WHO)が1998年に発表した肥満の新しい判定基準です。
こちらは、体重が適正かどうかの目安となる指標で、
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で標準が22です。
25を越えると一般に動脈硬化関連の病気になりやすくなると言われます。

では、体脂肪を減らすには?
「食事制限+運動」が体脂肪が最も多く減り、筋肉が増えるそうです。
つまり、食事に注意し、適度で継続した運動をするのが、ダイエットの基本です。
体脂肪が効果的に減り、基礎代謝が増えて、太りにくい体になるそうですよ。

ところで、"
隠れ肥満"と言う言葉もよく耳にしますね。
体重は普通でも、つまり、見かけは痩せて見えても、体脂肪の割合が上に示した肥満の数値に入る人をいいます。
無理なダイエットをすると、リバウンドなどで隠れ肥満になることがあるようですよ。

肥満には2種類あります
1.
皮下脂肪型
皮下脂肪は蓄積されにくいのですが、一度溜まると、なかなか分解させないのです。
基本的には、女性は皮下脂肪型です。

2.
内臓脂肪型(隠れ肥満はこのタイプが多いようです)
内蔵脂肪は溜まりやすく分解されやすいようです。 基本的には、男性は内臓脂肪型です。
ただ、更年期後は女性も女性ホルモンが減少し、内臓に脂肪が付きやすくなるそうです。
また、最近は若い女性にも内臓肥満型が増えているそうです。
この"内臓脂肪型肥満"が生活習慣病のもとといわれます。

肥満は
遺伝的要素が結構あるようです。
人類はその進化の過程のほとんどが飢餓との戦いでした。
ですから、飢餓に備えて中性脂肪を溜めるという体のシステムを発達させてきたのです。
ところが、現代は飽食の時代、私たちの周りには脂肪分たっぷりの食物が溢れ、しかも、体を動かさなくなってきています。
食べ過ぎに運動不足、現代人が太って中性脂肪が多くなるのは当然の結果なのです。

肥満に関係する遺伝子は沢山あるようですが、その中の一つに、基礎代謝量や脂肪の分解にかかわる、β3アドレナリン受容体と言う遺伝子があります。
これに異変があるのは、日本人では30%(欧米人では10%)なんだそうです。
この遺伝子が異常だと、日本の伝統的な食習慣に従っている分にはあまり問題ないのですが、欧米式食習慣に変わると、高い確率で肥満や糖尿病になります。

事実、肥満や過体重に当たる日本人は3人に1人。
中性脂肪が150mg/dl以上の境界領域・要注意域の成人男性は40%以上。
30歳以下では日本人の中性脂肪値はアメリカ人より高い。
と言う、恐ろしい調査結果も出ています。

最近の健康志向で
体脂肪計がヒットしていますね。
ただ、この機械、メーカーによっても、また測る時間や、飲食や運動でも数値が変化するようです。
同じ機械で、飲食や運動の影響が無い、同じ時間に測ることが大事なようです。

最近は"
体脂肪がつきにくい油"や脂質の消費を促進する"スズメバチのアミノ酸栄養液"を参考にしたものなど、いろいろ出ていますね、こんなのを利用するのもいいかもしれません。

最後に、あるメーカーの研究によると、あの
ミロのビーナスは体脂肪率27.8%、
ミケランジェロの
ダビデの体脂肪率は10.5%と推定されるそうです。
ミロのビーナスは少し多め、ダビデは少し少なめですね。


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