和紙

蛇足
1/fゆらぎ (fは周波数を意味しています)
"1/fゆらぎ"は75年前に
真空管に発生する雑音電圧に関する法則として発見されました。
数学的に言うと、縦軸を振幅の2乗、横軸を1/fをとると、"1/fゆらぎ"は直線で表されます。

この"1/fゆらぎ"は、自然界に多く存在しています。
例えば、ろうそくの炎、小川のせせらぎ、そよ風などです。
そして、この"1/fゆらぎ"は人間に対して
癒(いや)しの効果があるとされています。
心地よく感じるのです。たとえば、声優の森本レオの声は"1/fゆらぎ"を持つと言われています。
聞いていて心地よさを感じるのはそのためなんです。

人の心拍の間隔、クラシック音楽、手作りのものなども"1/fゆらぎ"になっているといいます。

いま私達の周りには、直線や直角といった幾何学的なものがあふれています。
これらのものに、私達は冷たさを感じますね。

一方"1/fゆらぎ"を応用すると、昔ながらの手作りの味を出すことができます。
ストレスの多い現代社会に安らぎを与えることができるのです。
最近は、1/fゆらぎを意識した製品つくりがなされるようになっているようです。

アクティブ・ノイズコントロール
私は乗ったことが無いのですが、救急車の中はサイレンの音がうるさく、病人にとって負担ですし、救急救命活動にも影響するといいます。
そこで、考え出されたのが、このアクティブ・ノイズコントロールです。

サイレンの音と、打ち消しあう波を発生させぶつけることにより、音の波を打ち消し合わせると言うものです。まだ一部らしいですが、今後はすべて設備されるのでしょう。
これと、同じような方法は高速道路の防音壁などでも利用されています。

音の波とは違いますが、波を打ち消しているのが船の舳先(へさき)の丸い出っ張りです。
(注)
ちょっと見た目には抵抗が増えそうですが、波の発生が抑えられるためエネルギー消費が抑えられるのです。

"波が打ち消しあう"と考えるとエネルギーは損なように感じますが、"波が立たない"わけですから、波の発生に伴うエネルギーのロスが無いのです。
学校で習ったとき、なかなか理解できなかった。^^;


(注)
2001.09.29
この球状船首は「バルバスバウ」と呼ばれます。
米国の造船学者D. W. テーラーが1911年に発明したもので、あの戦艦大和にも採用されました。
この球状物を船首水面下につけることにより、航走中に船の前面の水圧が上がり、水面が盛り上がる。一方、通常は最もうねりの起こりやすいのすぐ後部の水圧は低くなり、うねりの発生が押さえられる。これにより航走中の造波抵抗が少なくなり、通常の船首の場合よりも、同じ燃料消費量でよりスピードが出せます。

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