和紙

神様
□■神様

良く、私も「困った時の神頼み」でお願いするのですが、良く考えてみると、どの神様にお願いしているのでしょう?
なにしろ、日本には
八百万も神様がいらっしゃるでしょう。+外国の神様も。
ちなみに、私は驚いた時には、Oh,my Gods!と複数形を使います。(←ウソ^^;)

神様にもいろんな方々がいらっしゃるみたいなので、辞書を引いてみると、
1. 古代人が、天地万物に宿り、それを支配していると考えた存在。
2. 神話上の人格神。
3. 死後に神社などにまつられた霊。
4. 宇宙と人間の創造主。
等がいらっしゃるみたいです。

老子の"
(たお)"、やアインシュタインがボーアとの量子力学論争において言った「神はサイコロ遊びをしない」というのは4.の宇宙の創造主でしょうか?
人格の存在しない、あらゆる現象の背景にひそむ時空を超越した本体とその運動法則とでもいうのでしょう。

私達が、お正月などにお参りする神社に祀られている神様は2.や3.が多いですね。

神様は国によっていろいろのようです。
旧約聖書の神様はユダヤ人の氏神様と言ったものです。
また、ギリシャ神話の神様は、超"人間くさい"神様達です。

ところで、中国の神様はチョット変わっています。
封神演義(ほうしんえんぎ)では、仙界と下界(人間界)の間に「出来の悪い仙人」と「出来の良すぎる人間」を神界(神様)として封じた事になっています。神様が仙人より下って言うのは面白いですね。
封神縁起は殷を周が滅ぼした時のお話で主人公は太公望、時代は紀元前11世紀頃です。
(Vol.22 太公望を参考にして下さい。)

野暮天(やぼてん)
江戸時代の後期、谷保天満宮(現在:東京都国立市谷保)が、収入の足しにと江戸の目白で御開帳(神体公開)をしました。
神無月(十月)なら御神体を持ち出しても罰が当たらないだろうという考えからです。
思惑以上にお賽銭があがったそうです。

その時、有名な狂歌師である大田蜀山人が呼んだのが

 「神ならば出雲の国へゆくべきに目白で開帳やぼのてんじん」
です。
野暮と谷保の語呂合わせが受けて野暮天と言う言葉が生まれたそうです。

なお、"野暮"は"野夫"の変化したものとか"藪者"が変化したものと言われます。
変わった説には、雅楽に使う笙(しょう)には17本の管があるんですが、その内、"也(や)"と"亡(ぼう)"と言う2本は音が出ないんだそうです。中国で作られた当時は音が出たらしいんですが、後に見せかけだけになったそうです。
役立たず、融通が利かないの意味で"也亡(やぼう)"と言われたものが"野暮"になったとする説です。
また、"天"は"天上"で至極の意味とする説もあります。

山の神
語源にはいろんな説があるようです。
・「里の神」は
木花開耶姫(このはなさくやひめ)で美人ですが、その姉の「山の神」石長姫(いわながひめ)は心荒く嫉妬深く醜かったといいます。そこで自分の妻を卑下して山の神と言ったといいます。

面白いけど、信じがたいものでは
・山の雷のように始終ガミガミ言うから。
いろは歌の「・・有為(うい)の奥山・・」で奥が山の上にあるから。
と言うのがあります。

ついでですから、いろは歌を語源とする言葉をひとつ。
糸瓜(へちま)です。もともとは「いとうり」と呼びましたが「い」が省略され
「とうり」と言うようになります。この「と」はいろは歌では、「へ」と「ち」
の間にあります。そこから「へちま」と呼ばれるようになったと言います。

そうそう、奥さんのことを"おかみさん"と言う事がありますね。江戸時代は商家
の妻の敬称として使われました。この"おかみ"は"お上"です。もともと、主君や
主人のことを"お上"と言っていたのが主人の妻の呼称となったものです。

神様の数え方
神様の数え方は"柱"ですね。
昔は神仏や高貴な人を数えるのに用いられたようですが、現在は神格のみのようです。

★神様の名前の「
(みこと)」「(みこと)」の由来は?
古事記ではすべて「命」です。
日本書紀では「至りて貴きを尊といい、それ以外を命という」としています。
その由来ですが「御言」という説があります。高貴な人の言葉→命→命令者、と転じ神様の名前につけられたという説です。

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