和紙

蛇足
チベット高原と日本の気象
チベット高原は東西3,000km,南北1,000km,海抜5,000mの巨大な高原です。
その高原によって、日本の上空を吹いている偏西風はゆがめられます。

冬には,チベット高原の北側を迂回した偏西風が大きく南に蛇行して高緯度の寒気を日本に送り込みます。
夏にはチベット高原が対流圏中層の大気を直接加熱し,日本を含む東南アジア地域のモンスーン循環を強める役割を果たしています。

というわけで、もしチベット高原が存在しなければ、日本の冬は温暖になりますが、日本の降水量の多くを担っている梅雨が現在ほど顕著ではないことになり、水不足が深刻化すると言います。


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