和紙

蛇足
■トランプ
クラブのキングはアレクサンドロス大王です。(Vol.39 シーザーの項参照)

大王
ところで、この"大王"ですが、もとはラテン語の「マーニュス」の意訳です。
ローマ時代の人は、アレクサンドロス・マーニュスと呼んでいたようです。
マーニュス、英語に訳すと「ザ・グレート」になります。
ですから英語では、
Alexander the Great

■アレクサンドロス大王は、外国の文化を尊重し、心を開いて知識を求めるように
説いたといいます。
伝説によると、鐘の形をした世界最初の
潜水球に入って紅海に潜ったといいます。
彼は部下の将兵や兵卒達にペルシャやインドの婦人達と結婚するのを奨励しました。

■世界には、
オーパーツ(ooparts:out-of-place-artifact 場違いな工芸品)と言われるものがあります。その時代の技術では出来ると思えない不思議なものです。
たとえば、中南米でみつかった水晶製のどくろ、コスタリカの完全に球形の石球、
イラクで見つかった 2000年前の電池などです。

その中の一つに「
ピリ・レイスの地図」があります。
この地図には「余、すなわちトルコ海軍提督ピリ・イブン・ハジ・メメッドは、ギリシャのアレクサンドロス大王の時代から伝わる 20枚の地図を参考にこれを描いた。回教暦 934年 6月 4日」と記されているそうです。西暦に直すと1513年になります。

では、なぜ、オーパーツかと言うと、この地図には南極大陸が描かれています。
それも、南極の氷を取り除いた形に描かれているといいます。
南極の存在の確認は1818年です。しかも、氷で蔽われています。

アレクサンドライト(英 alexandrite)
これは、大王とは関係ありません。
金緑石の一種で、産出が少なく非常に高価な宝石です。
自然光下で草緑色、人工光の下では紫赤色になります。
1833年ウラル地方で発見され、時のロシア皇帝
アレクサンドル二世(1818-1881)の名にちなんで命名されたといいます。
彼はアラスカをアメリカに売却したり、千島列島と樺太を日本と交換した皇帝です。

世界の七不思議
紀元前二世紀のヘレニズム世界にビサンティウムのフィロンという人がいて、『
世界の七つの景観』という 1冊の奇書を書きました。
これが、「世界の七不思議」の由来です。

フィロンが上げた七つの不思議は、次の七つです。
1.
エジプトのピラミッド 
  有名なギザにある巨大なピラミッド。
2.
バビロンの空中庭園
  古代メソポタミアの王宮にあったと言われる庭園。
  高いテラス状の場所にあったためこうよばれたようですが、実際の形は不明です。
3.
オリンピアのゼウス像
  ギリシアのオリンピアにあったゼウス神殿の本尊。
  黄金と象牙でできた高さ約12メートルの座像であったと言われます。
4.
エフェソスのアルテミス神殿
  現在のトルコの聖地エフェソスにあった、動物や人間の生殖を支配する母神アルテミスの神殿。
5.
ハリカルナッソスのマウソロス王の墓廟
  現在のトルコのボドルムにあったと言われる墓。
  高さ約34メートルのギリシア神殿に似た巨大な墓。
6.
ロードスの巨像
 エ一ゲ海のロードス島に建っていた太陽神ヘリオスの青銅象。
 高さ36メートルといわれます。
7.
アレクサンドリアのファロスの灯台
 1996年ナイル川の河口アレクサンドリアにあったファロスの灯台の一部が発見されました。
 この灯台、紀元前250年ごろに完成したのですが、796年の地震で倒壊してしまったと言われます。
高さは130mもあり、56キロ先まで光が届いたと言います。
光の反射には金属板が使われていたようです。

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