和紙

蛇足
綱吉とカラス
江戸時代、五代将軍綱吉の"生類憐みの令(1687)"は悪法で有名ですね。
ある日、綱吉が外出したときカラスが綱吉の頭に糞をかけると言う事件がおきました。
綱吉はそのカラスを捕まえさせたのですが、処置に困ります。
死刑にするべきところを罪一等を減じて伊豆新島に流罪にしたそうです。
もっとも、相手はカラス、たちまち江戸の方へ飛び去ったとか。

ゴッホと烏
ゴッホ(Vincent van Gogh)が自殺する数日前に描いた最後の作品は、「烏のいる麦畑」です。
黄金色の麦畑の上の不吉な暗青色の空を十数羽のカラスが追いたてられるように飛び交っている絵です。

烏焉馬(うえんば)
"烏"、"焉"、"馬"、の三字は、字形が似ていて書き誤りやすいところから、文字の誤りのことを言います。また、転じて、紛らわしいもののことを言うようになりました。

烏帽子(えぼし)
昔、男性が元服した時にかぶった帽子です。烏の字は漆で黒色に塗ったからだそうです。

烏有(うゆう)に帰する
すっかりなくなること。特に、焼けて全て無になることを言います。
この烏の字は"
いずくんぞ"で「いずくんぞ有あらんや」で何もないという意味です。

★英語でもカラスは「争い・不和を象徴」し、あまりいい表現に使われません。
 
crow's-footは文字通りは女性の大敵「カラスの足跡」、もちろん複数ある場合はcrow's-feetです。^^;

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