和紙

蛇足
月に関係する難読漢字
最中
和菓子の最中(もなか)。由来は形が「最中の月」に似ていることから来ています。
江戸時代には「最中の月」と言う巻煎餅もあったようです。
「最中の月」とは、陰暦十五夜の望月のことです。
元をたどると「真中(まなか)」が訛ったとのこと。

海月
「くらげ」です。水月、水母とも書きます。
古事記や枕草子にも出てきます。
語源は諸説ありますが、「輪笥(くるげ)」輪の形をした笥(け)と言う食器に似ているといいます。

枕草子の話は、中宮定子に、中納言隆家(弟)が「扇を差し上げようと思っているが、あまりもすばらしいので、ふさわしい紙を探しています。人びとが見たことのない骨だと言っています。」と言ったのに対し、清少納言が、「まるで海月の骨のようですね。」と機知にとんだ応えをしたという、自慢話?^^;

月代
「さかやき」と読みます。
時代劇で男性が額から頭の中央にかけて頭髪を剃っていますが、その部分を言います。
語源は昔、冠をつける時髪を月形に剃ったことに由来します。
「さか」は冠の意味、「やき」は鮮明の意味とする説や、逆明(さかあき)の変化で、髪を抜きあげていて、明るいの意味とする説などがあります。
始まりは武士が冑(かぶと)をかぶる時の蒸れやのぼせ防止だといいます。
応仁の乱(1467-1477)前後から常時月代を剃るようになり、江戸時代に入ると庶民の間でも成人の印として剃られるようになりました。

五月蝿い
「うるさい」ですね。
旧暦五月、梅雨期の蝿は追っても追ってもしつこいので、この漢字を当てると言います。

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