和紙

蛇足
どぜう
泥鰌(どじょう)をこう書きました。今でも浅草の「駒形どぜう」は有名です。
しかし、「どじょう」は旧仮名遣いでは「どぢゃう」で「どぜう」ではないんです。
江戸時代、「駒形どぜう」の店主が字数が偶数になるのを嫌って「どぜう」にしたことに由来するようです。

十三屋
九と四の和が十三になるところから、櫛屋(くしや)のことです。
九四(くし)では縁起の悪いことから考えられた異名です。

★忌み言葉ではないんですが、
ニ升五合 どう読みます? 
商売繁盛と読むんだそうです。二升は一升の倍、つまりショウバイ、五合は半升。
春夏冬で「商い(秋無い)」も同じような判じ物。

★鼠を「
嫁が君
嫁が君は正月の間だけ用いるネズミの忌み言葉です。
正月の間は嫌われ者のネズミも嫁御が来たと慶ぶことで新年を祝うのですね。  
「秋茄子は嫁に食わすな」と言いますね。
「秋なすび早酒(ワササ)の粕につきまぜて棚におくとも嫁(「嫁が君」の略、即ち鼠)に食はすな」の和歌に基づくんだそうです。
後世、姑に対する嫁と解釈して、秋茄子は「身体を冷やすから」あるいは「種子が少なくて子種がないと困るから」大事な嫁に食わすな、また逆に、「種子が多くて妊みやすいから」あるいは「こんなにうまいのだから」憎い嫁に食わすな、などの諸説を生じたようです。
 ・年に一度はものに臆すな嫁が君  中村草田男
 ・嫁が君達磨落して逃げにけり    船山順吉

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