和紙

蛇足
いなせ
漢字で鯔背と書きます。江戸時代、日本橋の魚河岸(うおがし)の若い衆が結った髷(まげ)の形が"ぼら"の幼魚の"いな"と言う魚の背に似ていたと言う説が有力です。
この髷、
鯔背銀杏(いなせいちょう)と呼ばれました。寛政(1789〜1801)の頃から一般にも流行したと言います。

おぼこ
もう一つ"鰡"に関する言葉です。
まだ世間のことをよく知らない、すれていない娘などを言う言葉ですが、これは鰡の幼魚の"おぼこ"にちなんでいると言います。
また、"産子(うぶこ)"の転じたものと言う説もあります。

鱈腹
この言葉は魚の鱈の大食漢ぶりからきた言葉です。
鱈は冬以外は水深150mほどの深海に棲んでいるため、餌の魚に恵まれないため、チャンスがあれば、この時とばかり貯め食いをするためだといいます。

★相撲の
あんこ型
語源は魚のアンコウです。アンコウのようにお腹が大きく突き出た体型の力士を言います。
一方、痩せた力士は「
そっぷ」と言います。こちらはスープが語源です。これはスープをとる鶏がらのように痩せていることから来ています。

あんぽんたん
「あんぽんたん」は"かさご"の一種の魚の名前だそうです。江戸・寛政時代の末に江戸市中で売り出されたんですが、あまりのまずさに「あんぽんたん」のようにまずくて喰えないと言う意味で暗愚で間抜けな人をこう呼んだと言います。

別の説では、江戸・宝暦年間に東南アジアの漂流船が長崎に着きます。その船に「安本丹」と言う人が乗っていましたが、言葉が通じず間抜けだったといいます。 そこで、人を軽蔑して「あんぽんたん」と言う言葉が流行ったという説です。

ゴマメの歯ぎしり
「ごまめ」はカタクチイワシの幼魚を干したものです。田作りとも言います。
力量の足りない者がいたずらにいきりたつことの例えに使われます。

ウオノメ
昔、「魚の目を食べるとウオノメが出きる」と信じられていたといいます。
この理由ははっきりしません。
ところで、医学用語では、ウオノメは「
鶏眼」と書くそうです。

奥の細道
松尾芭蕉が奥の細道に出発する時(1669年:元禄2年)に詠んだ句(矢立の初め)が
行春や鳥啼き魚の目は泪」です。
隅田川にかかる千住大橋を渡たった北詰、左手に小さな公園があって、そこに「行く春や・・・」の碑があります。

木魚
木魚はどうして魚の形なのでしょう?
常に目を閉じない魚のように眠らずに修行するように戒めたことからだといいます。

ねぎま
ねぎま=ねぎ+ま で「ま」はマグロのマです。

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