和紙

蛇足
■道の日
大正9年8月10日に日本最初の道路整備についての長期計画である第一次道路改良計画がスタートしたことに由来するようです。

■国道いろいろ
国道というと立派な道を想像しますが、全国には変な国道も結構あります。
・交通不能区間:石段やけもの道のような道路で地図上では点線で示されたりしています。(資料が古いんですが平成8年度末で38路線で約390kmあるそうです。)
青森県の国道339号には、階段があります。当然、車は走れません。

・海の上の国道 フェリーボートなどによって、道路と道路とを結ぶ一本の交通系統としての機能があると判断されると国道にできることから、海の上を国道が走っています。

・日本で一番長い国道 国道4号  856.1km 起点:東京都中央区 終点:青森市
・日本で一番短い国道 国道174号  0.2km 起点:神戸港    終点:神戸市中央区

■ローマ道の構造
・1〜2m掘り下げ、路床に砂を入れローラーで固める。
・その上に30cmほど切石を並べモルタルで接合する。
・その上にこぶし大の小石をモルタルで固める
・その上にモルタルで接合した胡桃大の石を被せる
・その上に砂利と砂の層を置く ・最上部は平たい切石を敷き詰めた

■シルクロード
二千年以上も前からアジアとヨーロッパ、北アフリカを結んでいた東西交通路をシルクロードといいます。
このシルクロードと言うの名前は19世紀後半にドイツの地理学者
リヒトホーヘンが著書の中で「絹の道」と呼んだのが初めてと言われます。
中国の長安からローマまで通じていました。途中からはインドにも分岐していました。中国からは絹が、西洋からは織物や宝石などが運ばれました。
仏教もこの道を通って中国へ伝わり日本にも伝来したのです。

■道奉行
江戸時代、
尾張藩は道奉行を置いて常に熱心に道路を補修、管理したようです。
甲子夜話には、「名古屋本町通道路の平坦なること他国に比類なし」とあります。

■街路樹
日本では、古く奈良時代、都と地方を結ぶ街道沿いに街路樹が植えられていたそうです。当時は果樹が植えられ、勝手にとって食べてよかったとか。
日光の杉並木は東照宮改築の際に使用すると言う目的もあったようです。

■言葉
★金牛を駆(か)りて路(みち)を開く
「蜀王本紀」にある古代蜀の伝説によります。 中国の秦の恵王が蜀を討とうとした時、蜀に入る道がありませんでした。
そこで一計を案じ、石で牛をつくり、黄金の糞をすると偽ったうわさを流します。
欲の深い蜀侯はこの牛を得ようとして道をつけさせます。恵王はこの道を使って蜀を討ったといいいます。
相手の欲心を利用して成功することのたとえに、使われます。
★日暮れて道遠し
「史記(B.C.1世紀)」の「伍子胥(ごししょ:?〜B.C.485)列伝」の故事によります。
楚の名門の出の伍子胥は、父と兄を楚の平王に殺されます。
復讐を誓い呉の国に逃れ顕官となり時期を待ちます。16年後、呉が楚の都を落しますが、平王は亡く、息子の昭王も見つかりません。
そこで、彼は平王の墓を暴き屍を鞭打って恨みを晴らします。(「
死者に鞭打つ」の語源です) 親しい友からこの報復をなじる使者が来ました。
その時、彼は「吾、日暮れて道遠し、吾故に倒行(とうこう)して之を逆施(ぎゃくし)せり」と言い送ります。これが由来です。

★地道 馬の増刊号を参照してください。

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