和紙

蛇足
★山羊と羊
山羊は紙を食べることで有名ですね。ところで、動物学的にとっても近い羊は紙を食べません。
山羊は草、木、実、植物なら何でも食べてしまいます。
ところが羊は家畜化されるに従って、エサの好みがどんどん変わっていったため、紙を食べなくなったのだそうです。

★シェパード
犬のシェパ−ドは、「
羊飼い」という意味です。
もともとは牧用犬だっのを19世紀にドイツで改良され、使役犬にされた歴史の新しい品種です。最も知能の発達した犬種の一つで、警察犬、警備犬、軍用犬、盲導犬として大活躍しています。

★ゴルフ
ゴルフは、羊飼いが杖でウサギの穴に石ころを入れたことに始まる言われます。
イギリスでは、羊を放牧する時、羊飼いは杖を持ち、牧羊犬をお供に羊を追っていました。杖は先が傘の柄のようにカギ状になっていて、羊のうしろ足にひっかけてつかまえる道具だったのです。

★羊皮紙
羊の皮で作られた字を記録するものです。
羊や山羊などの皮をなめして乾燥させ、滑石で磨いて光沢をつけたものです。
紀元前二世紀小アジアのペルガモン地方に始まり、非常に丈夫なため重要書類などに重用されました。
ヨーロッパでは中世末まで使用されていました。

★羊歯
「しだ」と読みます。お正月の飾りに使う裏白(うらじろ)などがそうですね。

★亡羊の嘆(たん)
列子‐説符」に載っている故事です。
逃げた羊を追い求めたんですが枝道が多く結局見失い、途方にくれたというお話です。
学問の道が、あまりにも多岐で容易に真理を得られないこと。方法が多いためどこから手をつけてよいか途方にくれることを言います。
多岐亡羊とも。

★羊頭を掲げて狗肉(くにく)を売る
無門関」の「懸羊頭売狗肉」によります。
看板には羊の頭を掲げているのですが、実際には犬の肉を売っていると言うお話です。
表面と内容が一致しないこと、宣伝は立派でも内実がそれに伴わないことのたとえです。
羊頭狗肉とも。

(注)
無門関:1228年に宋の臨済宗の僧、無門慧開が著した書。

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