和紙

蛇足
★符牒
寿司にはいろいろな符牒があります。主なものを挙げてみます。
シャリ サンスクリット語のsariraの音訳でお釈迦様の遺骨(仏舎利)のことですが、ご飯がその色や形に似ているからだと言います。

"しゃり"に似ている言葉に"しゃれこうべ"がありますが、語源は全く関係ありません。もともとは"されこうべ"で漢字では曝首です。つまり曝(さら)し首になった頭蓋骨から来ています。

ゲソ イカの足ですが、芝居小屋などで使う「下足(げそく)」の略です。
カッパ キュウリがカッパの好物だからです。
ガリ ショウガを削る時や食べる時のガリガリ言う音からだといいます。
トロ とろりとする舌触りからきています。
ギョク 卵のことで、玉子から来ています。
キズ 干瓢(かんぴょう)のことで、産地の京都・木津に由来します。
鉄火巻き 「Vol.087賭博」参照
あがり 「Vol.018緑茶」参照

★助六鮨
巻き寿司といなり寿司のセットをこう呼びます。
これは歌舞伎十八番「
助六由縁江戸桜(ゆかりのえどざくら)」に出てくる、花川戸助六の相手の遊女、「揚巻」に由来します。
「揚」が油揚げからいなり寿司、「巻」が巻き寿司を連想したと言います。

★稲荷寿司
狐が油揚げを好むことから、こう呼ばれます。

なお、狐と稲荷神社との関係は、「Vol.094狐」を参照してください。

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