和紙

蛇足
★夕立
夏に
積乱雲が発達して、午後から夕方にかけて短時間に激しく降る大粒の雨のことで、多くの場合雷を伴います。
東京ではこの夕立に異変が起こっています。昼間や真夜中に降ることが多いのです。
原因は
ヒートアイランド現象ではないかと言われています。

夕立は馬の背を分ける(夏の雨は馬の背を分ける)と言って、夕立の雨の降る範囲が局所的であることをいい。極端な例として、馬の背の片側はぬらしても、片側は乾いているのと言う表現です。(「Vol.061言葉の誤用」の蛇足を参照してください)

★ぐっすりの語源
なお、「ぐっすり」の語源を英語の good sleep に求めているものがありますが、これは根拠が無い駄洒落のようですね。
このような例は、おんぶを on back だとか、びっくりしたを by Christ 九州の方言ばってんが、But then や but and などいろいろあるようですね。
・「
おんぶ」は「負(お)ぶう」の変化とされています。
・「
びっくり」はビクリと振るえるようすからきたもので、戦国時代にはもう使われていたようです。
・「
ばってん」は「〜ばとても」に由来するといいます。

★人工降雨
従来から使われてきたのは、ヨウ化銀やドライアイスを使ったものでした。
しかし、ヨウ化銀は重金属問題がありますし、ドライアイスは効果の範囲が狭いと言う欠点がありました。
1987年にユタ大学の福田矩彦教授による液体炭酸を使った実験は、これらの問題を克服して有望な人工降雨として考えられているようです。

★雨の強さによる分類(1時間当り)
〜 1mm 小雨
1〜 5 弱い雨
5〜10
10〜20 やや強い雨
20〜30 強い雨
30〜50 激しい雨 東京(多摩地方を除く)では大雨洪水注意報
50〜80 非常に激しい雨 東京(多摩地方を除く)では大雨洪水警報
80〜 猛烈な雨

誘いを断る時の
また、今度」を英語で言うと・・・
 
rain check です。rain check とは野球の試合が雨で中止になった場合にもらえる雨天引換券で次回の試合が観戦できます。
 I will take a rain check. と使います。

■言葉
★雨不破塊(あめつちくれをやぶらず) 

雨が土塊を壊さない程度にしとしと降ることで、世の中が平和な様子の例えに使います。(塩鉄論:前漢の桓寛の編著の経済政策の書)

★雨風食堂
雨風とは菓子類、酒類の意味で、菓子・飯・うどん・酒など、なんでも食べさせる食堂のことです。。

★五風十雨(ごふうじゅうう、ごふじゅうう)
五日毎に一度風が吹き、十日毎に一度雨が降る意味で、天候が順当なことを言い、転じて、世の中が太平なことの例えに使います。

★櫛風沐雨(せっぷうもくう) 
風に髪をくしけずり、雨に湯浴みすることの意味で、転じて、風雨にさらされて奔走し苦労することを言います。(荘子・天下)

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