和紙

蛇足
★ナポレオンの死因
「Vol.006毒」でナポレオンの死因が壁紙に使われていた砒素を含む顔料シェーレグリーンが原因とする説を載せました。
最近のフランスの専門家から、胃がんの合併症による死亡の可能性が高いと発表されました。もちろん髪の毛からはヒ素が検出されたのですが、外部から付着したと判断したようです。

また、ルネ・モーリ教授は次のような説を発表しました。
モントロン伯爵は、ナポレオンが妻を愛人にしたので、妻をフランスに帰しました。後任が決まれば彼も帰すという約束を守らなかったので、ワインに殺鼠剤を混ぜて暗殺したと言うのです。

なお、壁紙説の根拠は、次のようなものです。
ヒ素は昔から絵の具の顔料として使われ、ヨーロッパではヒ素入りの顔料で色調を出したと言います。
一方、
スコプラリオプシスと言うカビは土壌や家屋の壁に生息しているのですが、このカビ蒸発しにくい無機のヒ素化合物を蒸発しやすい有機のヒ素化合物に変える性質があるのだそうです。
このカビによって蒸発した有機ヒ素化合物が死亡原因だとしたのです。
さあ、何が真実なのでしょう?

★カビ取り剤と動物の毛のブラシ
この取り合わせは危険なのです。毛に含まれるたんぱく質がカビ取り剤の成分に反応し、塩素系ガスを発生する危険があるといいます。皆さん注意しましょうね。

もちろん、酸性の薬剤(漂白剤など)を混ぜるのは、もってのほかですよ!

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