和紙

蛇足
■言葉
★間尺(まじゃく)に合わない

間(けん)と尺(しゃく)の意味で、家屋や建具などの寸法をあらわします。
転じて、物事の計算などの意味に使われ始めました。
間尺に合わないとは、割に合わない、損益がつりあわない、損になるというような意味です。

★三枡(みます)
一升枡、五合枡、二合半枡の三つを小さい枡から順に大きい枡の中に重ね入れられるようにしたものです。
市川団十郎の紋所になっています。食うに困らないと言う意味があります。

★タレン
(talent)
英語の意味は才能とか素質の意味です。
語源は秤(はかり)を意味するギリシャ語のtalantonです。
この言葉はやがて貨幣の単位に用いられるようになりました。
この言葉が才能の意味を持つのは新約聖書マタイ伝の「タラントンのたとえ」からだと言われます。

■その他、単位いろいろ
★鯨尺
(くじらじゃく)
鯨差(くじらざし)とも言い、鯨のひげで作られたのが由来とか。鯨尺一尺が曲尺(かねじゃく)の一尺二寸五分(約38cm)にあたり、和裁に用いられます。

★ガロン(gallon)
液体の容積を表す単位にガロンがあります。
このガロンには英ガロンと米ガロンがあり、量が違います。
英ガロン:約4.546リットル、米ガロン:約3.785リットル。
イギリスでは昔、ワインガロン、ビールガロン、穀物ガロンも3種類のガロンがありました。
ガロンを法的に規定する時、英国ではビールガロンを、米国ではワインガロンを採用したため、このような違いが生じたと言います。

★バーレル(barrel)
石油の量の単位としてよく耳にしますね。
1850年代ペンシルベニア地方で産出した原油を50ガロン入りの木の樽に入れ運んでいました。しかし、荷馬車で運ぶため、揺れて中身が漏れ目減りしたので、取引の単位として1バーレル=42ガロンが使用され、現在にいたっています。
なお、バーレルとは胴の膨れた樽のことです。

★トン(ton)
約250ガロン入りの酒樽を意味するtunneに由来します。
このトン、国によって違うと言うややこしい単位です。
メートル法では1000kg
英トン=約1016.1kg
米トン=約 907.2kg

★ノット(knot)
16世紀の大航海時代の船の速さの測り方に由来します。
当時は5ファゾム(=6フィート)毎に結び目をつけたロープをブイにくくりつけ海に流し30秒間に幾つの結び目が繰り出されたかで測っていました。
ノットはこの結び目(knot)からきています。
1ノットは1時間で1海里進む距離です。

★海里
赤道上での緯度1分が1海里です。1海里=1852m。
よく聞く200海里は370km強です。

★エーカー(約4047m2
頚木(くびき)によって繋がれた2頭の牛が一日に耕すことが出来る広さをエーカー
と呼んだようです。

★デニール
男性には縁がありませんが女性には身近な単位ですね。
デニールは450mで50mgある糸の太さです。デニールが大きいほど糸が太いことになります。日本人の髪は平均50デニールほどだそうです。
実はこの単位、国際標準化機構(ISO)ではデシテックスです。化繊メーカーはすでに切り替えていますが、衣料品メーカーはまだのようです。
1万メートル当り1gが1デシテックスです。

★東京ドーム
よく、量の例えに東京ドーム○○杯分と言いますが、どのくらいなんでしょう?
124万m3だそうです。

★ハロン(furlong)
競馬の時、使われます。
ハロンは長さの単位で、220ヤード=1/8 マイル=201.168mに相当します。
あぜ溝の長さを表す古英語furlangが語源です。

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