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蛇足
★ちゃんこ鍋
有力な説は、中華料理の寄せ鍋料理「鍋(さんか)」が日本化したもので、「さんか」が訛ってチャンコになったと言うものです。
チャンコ鍋が相撲社会に入ってきたのは江戸中期といわれます。

ちなみに、はシャベルやスコップの事ですから、日本の鋤焼き(すきやき)に通ずるものがありますね。
鋤焼きは、鋤の上で焼いたところからとか、すきみ(薄切り)の肉を焼くところから名前が付いたと言われます。

他に、チャンは親父の意味で、コは「公」だとか、「娘」だとか言う説もあります。廃業した力士が料理係になることが多かったので、若い衆がこう呼んだと言う説もあります。

★土手鍋
鍋の内側の縁に味噌を塗りつけ、主に牡蠣(かき)などの貝類と豆腐や野菜を入れて、少しずつ味噌をだしに溶かしながら食べる鍋のことを言いますね。
さて、この語源ですが、
1.土手の様に味噌を盛るから 
2.土手長吉という商人が牡蠣鍋を作ったから
と言う説が普通言われていますが、他にも次のような説があります。

広島では元禄年間(1688-1704)には、すでに養殖が行われていたようです。
そして広島から大阪へ牡蠣料理店が進出し、淀屋橋、戎橋、本町橋の下などでは牡蠣船を出して営業していたといいます。
この土手下の舟で売る牡蠣鍋と言うことで「土手下鍋」と言われるようになり、やがて「土手鍋」と言うようになったと言うものです。

★外輪鍋
「そとわなべ」と読みます。底の平らな浅い両手の広口鍋のことです。
この「そとわ」の語源は、フランス語の
ソトワール(sautoir)と呼ばれる炒め物用の片手鍋です。日本には明治初期に入ってきたようです。
片手鍋がどうして両手鍋になったのかは不明だとか。

ソテー(saute)するのに使われる鍋がソトワールで、揺り動かすとか、炒めるという意味に使われる言葉だそうです。

★琺瑯(ほうろう)
ガラス質の釉薬(ゆうやく)を、金属表面に被覆して焼きつけたものです。金属の強度と、ガラスの光沢、耐食性を兼備した材料になります。

★雪平鍋    「Vol.056 塩」参照
★しょっつる鍋 「Vol.084 醤油」参照
★ジンギスカン 「Vol.157 ジンギスカン」参照

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