和紙

蛇足
★エレクトラ・コンプレックス(Electra complex)
女の子が無意識のうちに同性である母親を憎んで、父親を思慕する傾向を言います。これもフロイドの命名です。

神話のお話はこうです。
エレクトラは、トロイ戦争のギリシャ側の総大将アガメムノンとスパルタ王妃レダの娘クリュタイムネストラ(トロイ戦争の原因になったヘレネの姉妹です)の間に生まれました。
トロイ戦争から帰ったアガメムノンは妻とその愛人によって殺されてしまいます。
エレクトラは弟が成長するのを待って、二人で父の復讐を遂げたのです。

★足を洗う
この言葉は、昔、インドで僧侶が裸足で托鉢をし、その日の行が終わると、寺へ帰り足を洗って信者に法話をしたことに由来すると言います。
足を洗い心身ともに清浄になるところから、悪事などから抜け出すことを言うようになったのでしょう。

★一挙手一投足
出典は
韓愈の「科目に応ずる時、人に与うる書」という、科挙の試験官に送った手紙だと言います。
その中で韓愈は自分を、水を得たときは風雨を呼んで天まで昇る怪物にたとえ、「この窮状を哀れんで、有力者のあなたが水際まで運んでくださいませんか。それは一挙手一投足の労に過ぎないんですが」と書いています。
ここでの意味は、ちょっと手足を動かすだけのわずかな労力の意味です。

★馬脚をあらわす
芝居で作り物の馬の脚になっている役者が誤って姿を見せてしまうことから来ています。

★水虫
英語では運動選手の足(
athlete's foot)と言います。
中国では変わっていて、脚癬などとも言いますが、
香港脚(シャンカンチァオ)とも言います。ちなみに、香港の読みホンコンは広東語で、標準語ではシャンカンです。

★パジャマ
パジャマはペルシャの夜着兼用のゆったりした室内用ズボンの一種の
pae jamah(パイージャマー: 足の服)が語源です。

★足半(あしなか)
足半とは、わらじの前半分だけのもので日本には古くからありました。
戦国の武士の間にも大いに流行ったといいます。そういえば、上野の
西郷像も足半を履いていますね。鵜匠さんは、現在でも足半を使っているのだそうです。

近年、ダイエット用もスリッパと言うことで後ろ半分がないスリッパがずいぶん売れたという話がありますが、起源は足半?

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