和紙

蛇足
★長さの単位歩(ぶ)の変遷 (角川・新字源によりました)
B.C.10〜B.C. 1世紀 1.35m 周・春秋戦国・前漢
A.D. 1〜A.D. 3世紀 1.3824m=6尺 新・後漢
A.D. 3 1.4472m=6尺
A.D. 6〜A.D. 7世紀 1.7706m=6尺
A.D. 7〜A.D.10世紀 1.555m=5尺
A.D.10〜A.D.14世紀 1.536m=5尺 宋・元
A.D.14〜A.D.17世紀 1.555m=5尺
A.D.17〜A.D.20世紀 1.6m=5尺
A.D.20 1.666m=5尺

他に周の時代の1.08m 秦の時代1.386m (『漢字海』による)などと言う資料もあります。

★七歩の才
「世説新語‐文学」の故事が出典です。
魏の
曹植(そうしょく)が兄の曹丕(そうひ)に、七歩歩く間に詩が作られなければ死刑に処すと命ぜられたとき、兄の冷酷さと兄弟の不仲を嘆いた詩をみごとに作りあげたという故事、詩才にすぐれ、詩作の早いことを言います。
曹丕(187-226)は魏の文帝のこと。三国志に出てくる魏の曹操(155-220)の息子です。
この家系は文才に恵まれていたようです。

★邯鄲(かんたん)の歩み
荘子‐秋水」の故事が出典です。
燕の田舎者が、趙の都、邯鄲の人々の洗練された歩き方をまねようとして身につかず、その上自分の歩き方を忘れて、はらばって帰ったという話です。
ここから、自分の本分を忘れて、むやみに他人をまねると中途半端になり、どちらもだめになってしまうということのたとえに使われます。

★高天に跼(せくぐ)む
詩経‐小雅・正月」が出典です。
高い天の下にあって背をかがめて歩く意味で、圧制により、広い天地の中でちぢこまって行動するたとえに使われます。

★歩(
ふ)は「Vol.152将棋」参照
★歩の漢字については「Vol.089漢字」の蛇足参照

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