和紙

蛇足
★フクロウの目
フクロウは眼球は頭蓋骨とつながり固定されていて全く動かないといいます。
そのかわり、首が最大270度まで回り、周囲を見渡せるようになっているのだそうです。

★デイジー(daisy)
雛菊(ひなぎく)のことですね。昼間だけ花を開くことから、day's eye(昼の目)が語源です。

★夜目遠目笠の内
上方の「いろはがるた」の「よ」はこれです。
女性を見るとき、夜見たり、遠くから見たり、また、笠をかぶった顔の一部分を見るときは、より美しく見えるということを言います。
"笠"は"傘"ではありません。江戸時代、嫁を見る機会として田植えがありました。笠は田植えの時女性がかぶっていたものです。

仏教の「四悪十悪」から、男女の縁組に際して、年齢が、一方から数えて他が4年、または10年にあたる、つまり、三つ違いと九つ違いが、不縁のもととして忌みきらう俗信がありました。
四目十目嫁さぬ内」を語呂合わせ的に「夜目遠目笠の内」と言ったとも言われます。

"笠"が"傘"で無い様に、現在では通じにくい諺がありますね。
灯台下暗し」の灯台を海岸にある灯台だと思っている人も多いようです。
この灯台は、昔の室内照明具で、形は燭台(ロウソクを立てて火をともすもの)に似た、上部に油皿を置いて油火をともした台のことです。

★秋波を送る
女性が相手の関心を引くために、媚(こび)を含んだ目つきで見ることを言います。
秋波は女性のこびを表す色っぽい目つきのことで、いわゆる流し目です。
「秋波」と言う言葉は唐の時代(618-907)の詩にでてきますが、この頃は、本来の「秋の頃の澄んだ水面に立つ波」の意味です。
美女の瞳を古くから「秋水」と形容していたので、そこから目の動きを伴うのを波が立つと連想したようです。10世紀になると現在の意味に使われだしています。

★マタハリ   (Vol.167「太陽 の蛇足」 参照
★目抜き通り  (Vol.077「刀と剣」参照)
★目に一丁字無し(Vol.061「言葉の誤用」の蛇足参照)

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