和紙

蛇足
★ミダス王
ディオニソス
(ローマ神話ではバッカス、豊穣と酒の神)の養父であるシーレーノスが酔って歩いていた時、人々はミダス王のもとへ連れて行きました。ミダス王はシーレーノスだとわかり、連日、歓待します。
ディオニソスはお礼にとミダス王の望みを聞いてやることにします。

ミダス王は触れるものが何でも金に変わるようにお願いし願いがかなえられます。
ミダス王は大喜びしていろんなものに触り金に変えました。しかし、彼は見落としていたのです。食べるものもすべて金に変わってしまうので、食べることが出来ないのです。このままでは餓死してしまうとディオニソスに元に戻してもらえるように願います。
ディオニソスはパクトーロス河の源泉につかり、罪と罰を洗い流すように言います。
こうして、ミダス王は元に戻ることができました。
(召使に食べさせてもらえば良いような・・・^^;)

彼は、このことがあった後、富も栄華も嫌い田舎暮らしを始めます。
そこで山野の神である
パンを崇拝するようになったのです。
そして、この後おこったのが、ロバの耳騒動です。^^;

なお、パンは
パニックの語源になっています。

★部首の変化 部首は康煕字典(1716年)の分類が基本になっています。
漢字 部首 漢字 部首 漢字 部首 漢字 部首 漢字 部首
K
. .
寿 . .
K . .
. .
. .

★耳塚

京都市東山区にある天台宗方広寺の大仏殿の西方、境内の外に耳塚があります。
文禄・慶長の役の時、加藤清正小西行長が首級の代わりに敵の耳を塩づけにして送ったものを供養した墓です。

この
方広寺、天正14年豊臣秀吉が創建したものです。最初木造の大仏が作られたのですが、慶長元年の大地震でつぶれたため、慶長14年秀頼が徳川家康の勧めで金銅仏および大鐘を鋳造しました。しかし、この鐘銘の句に「国家安康」の字があり、家と康を分断し、徳川家を呪うものだとして、大坂の陣の口実とされた話は有名ですね。

★掩耳盗鐘(えんじとうしょう)
中国の故事に良く出てくる、そんなバカなというお話しの部類です。
音がして気づかれるのを恐れて自分の耳を覆って鐘を盗むと言う意味です。
見当違いの策を労する例えに使います。

★地獄耳
一度聞いたら忘れない人や人の秘密をいちはやく聞き込む人のことを言いますね。
語源は地獄にいる
閻魔大王が人間世界のあらゆることをすばやく聞き取るところから来ています。

★潁水(えいすい)
中国河南省鄭州(ていしゅう)付近に源を発し淮河(わいが)に注ぐ川です。
堯(ぎょう)帝に許由(きょゆう)は帝位を譲ると言われたのですが、彼は栄達を望まず、その話を耳の汚れとして、この川の水で洗い清めた故事があります。
そこから、高い地位や世間の俗事を顧みないことを言うのに、この川の名が用いられます。

は中国古代の伝説上の帝王です。天体を観測し暦を作ったとされ、に帝位を譲ります。後世、舜とともに理想的帝王とされました。

★動物の年齢
マサバ
(真鯖)は耳石で年齢がわかります。1日ごとに模様が増えるので生年月日までわかるのだそうです。
うなぎも耳石でわかります。
耳石は内耳の平衡器の中にあって体位の調節に関係する粒状の固形物です。

コイ、タイ、ボラなどは鱗の輪紋によって調べるのだそうです。
そう言えば
ヒゲクジラ類では耳垢栓で年齢がわかりますね。

★セーラー服の襟
セーラー服は1628年英国海軍が作ったのが最初だとされ、その後、1857年に現在の形に落ち着きます。
で、あの大きな四角い襟ですが、次の2説が有力です。
1.服の汚れ防止の別布説:長い航海で伸びる髪を束ねてお下げにしポマードで固めたため、服が汚れるので、その防止用布。
2.音を聞きやすくする:悪天候の中で命令を聞くのに襟をたて聞き取りやすくした。

★牛耳る Vol.041「春秋戦国 その1」
★寝耳に水 Vol.052「上下水道」
★耳障り Vol.204「紛らわしい言葉 その2」
★重耳 Vol.065「春秋戦国 その2」
  

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