和紙

蛇足
■主な種類
サメは世界中に約400種、そのうち日本近海には約120種が生息していると言われます。

★ジンベイザメ(甚平鮫、whale shark)
ジンベイザメ科のサメで、魚類中最大の大きさになり、体長20mにも達するものもいます。温和で小魚やプランクトンなどを食べます。
ジンベイザメの名前の由来は、模様が甚平に似ているからです。
なお、世界最小のサメは
ツラナガコビトザメで体長20cmほどです。

★シュモクザメ(撞木鮫、hammerhead shark ハンマーヘッドシャーク)
頭部が左右にのびて、その先端に目がある非常に特徴的な形をしています。日本名も英語もその形から来ています。
高級蒲鉾やフカヒレの材料になります。

★ホオジロザメ(頬白鮫、great white shark)
ジョーズのモデルとなったサメで、人食いザメとして有名ですが、練り製品の材料になります。ちなみに、ジョーズはjawsで顎(あご)の意味です。

★イタチザメ(鼬鮫、tiger shark)
日本名はイタチですが、英語名はタイガー、恐そうですね。これも人食いザメと言われます。

★マンタ(Manta)
和名は
オニイトマキエイと言う幅7mにも達するイトマキエイ科のエイです。

英語名の語源は、中南米スペイン語の「外套(がいとう)manto」からきています。
ちなみに、日本語のマントはフランス語の manteau から来ているそうです。

この言葉は、更に遡ると、ラテン語のmantellum(覆うもの、原義はナプキン)に行き着きます。これから派生した英語にはmantle(外套、地球のマントル)、やmantelpiece(マントルピース、装飾的な暖炉)などがあります。

和名は、頭の左右のヒレが、糸巻きを連想させることから、ついたようです。

エイは4億年前から棲息しているサメの仲間の中から海底生活をするものが出てきて、1億5千万年前に出現したようです。現在世界中で約300種いると言います。

エイの仲間にも、サメに似たものがいます。両者の区別はエラ孔が横側についているのがサメで、色の白い側にあるのがエイです。

■雑
★はんぺん

ハモやムツ、ヒラメなどのすりみから作ります。
はんぺんの元祖は日本橋、神茂(かんも)で1688年からだと言います。
この店の材料は東京湾に生息する
ホシザメで、それに卵白とヤマイモを加えて作るそうです。ホシザメはドチザメ科のサメで、体長約1.5mにもなります。

ハンペンの名前の由来は、「
守貞謾稿(近世風俗志)1853年」によると、椀のふたにすり身をつめて作るので半円形になるからとしています。
他に、駿河の料理人半平が作ったからとか、半分餅のようだから半餅(はんぺい)とか、ハモの肉で作るから海鰻餅(はもへい)などと言う説もあるようです。

他にサメは、西日本ではかまぼこの原料として古くから利用されてきましたし、東北地方では焼きチクワの原料にもされます。


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