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映画感想(一&二回目) / 映画感想(三回目)

■ 映画感想 その1

指輪の二回目行ってきちゃいました(笑)あいかわらずレゴラスが大ヒットです。というわけで語るぞ~。ネタばれ満載、しかもとっても長いです、ご注意ください。ちなみにこの女、戦闘シーンではレゴラスしか見えてません

それではレッツゴー。
最初は「19の指輪」とひとつの指輪」の来歴。原作の最初の韻文、

 三つの指輪は 空の下なるエルフの王に
 七つの指輪は 岩の館のドワーフの君に
 九つは 死すべきさだめの人の子に

のとこが台詞orナレーションとしてなかったのが残念。好きなんだけどなぁ。
モルドール軍vs人間&エルフ連合軍の戦闘シーン。エルロンド様の台詞、字幕つきません。なくてもいいと思うけどね。しかしエルフが軍隊率いてるのに違和感があるのは私だけなんでせうか。

さて60年後。ホビット庄にて。緑が美しいです……! 黄味がかったグリーンが、なんかほのぼの感だなぁ。後半のロスロリアンの青みの緑と対照的ですね。さて、ここで我らが主役登場。フロド、可愛いです。目が綺麗だ~。ガンダルフの鼻歌聴いて駆けつけて、じっちゃんの懐にダイブするフロド。かっ可愛いわ! このあたりの悩みのないフロドはほんと少年ぽくて無邪気でいいですねぇ。じっちゃんの隣で無言でにこにこしてるのがいい~。
馬車から飛び降りる前の台詞、確かI'm glad to see you again.って言ってたのかな。(どうもI'm glad you're back.だった気がします。ちなみに懐ダイブ前のがIt's wonderful to see you again! だった……のかな?)たぶんそれに対してガンダルフがI'm glad.繰り返すのがなんか意味深というか。中学生でも知ってる定型句ですが好きな台詞でした、なんとなく。

パーティの場面。村人(村ホビット?)に混じると、フロド美形だわ……!(笑)目立ちますねぇ。そしてここでちゃんとサムもメリーもピピンもばっちり性格わかるように登場してるのに、初回ではよくわかってなかった私。2回目は大いに楽しみましたわ。ピピンかわいー。
フロドはガンダルフと相乗りのとこでも思ったけど、誰かを満足げに見守る表情があたし的に好きだ。というわけで祭りの場面はフロドのおいしい表情が多かったのでした。ふふふ。

フロド旅立ちの場面。原作を忘れ去っていた私にはサムが出てくる必然性がいまいちわかりませんでした。これは吹替えの「誰かと思えば庭師のサム!」て台詞が親切ですな。ところでサム→フロドの呼称ですが、手元の文庫は「(フロドの)旦那」吹替えは「フロド様」字幕も確か「フロド様」でもって映画の英語では「Mr.Frodo」でした。海外推理小説とか読み慣れてる耳には、このまんまの「ミスタ・フロド」がしっくりくるんだけどなぁ。でも文字表記されるとなんか合わないのも確か。難しいとこですね。

とうもろこし畑からメリー&ピピン登場。全員もつれ合って転んだとこで、メリー&ピピンをいかにも邪魔そうにどけてフロド立たせて埃払ってるサムが健気でいかしてました(笑)このコンビ、場が和んでいいですねぇ。初回はけっきょく最後まで見分けつかなかったけど、二回目は声の助けもあってちゃんと見分けたぞ! 天然ボケ風味のピピンと、しっかりもので大人っぽいメリー。渡し場に案内したのはメリーなんですよね。原作読むとその理由もきちんと書いてありました。うーん、メリーかっこいいなぁ。でもピピンが好き。

ブリー村躍る子馬亭にて。馳夫さんことアラゴルン登場! うっわーかっこいいわ。なんて派手な登場シーンだ。2回目見に行ったとき、近くの女性二人組がでっけぇ声で「かっこい~」と騒いでいらっしゃいました。うん、気持ちはわかる。でもごめん、吹替えの声がアレだったのは悲しかったよ……。文月にとってあの声はハンサムだけど親バカで超鈍いマイホームパパダニー@フルハウスなのよゥ。

このへんでもいろいろ言いたいことは多いがこのまんまじゃレゴラスが出てこないので(笑)一気に裂け谷へ参りましょう。さて、やっとこレゴラス出ました! ああ、美しいわ……。どアップです感謝感謝。召集されたネタがネタですから、物憂げな表情です。このカオがいいのよねこの人! ちょっと上目づかいで眉ひそめて、唇をゆるく結んでるカオ。しかしレゴラス背ぇ高いのになんでこの表情をよく見る気がするのだ。謎。衣装は、全身すっぽり包むマント。エルフやねぇ。シックな色遣いが素敵。
会議のシーン、ボロミアの台詞にいきり立つレゴラス。あらけっこうケンカっぱやいの? ところでなんでアラゴルンと仲いいの? 映画だけじゃわかんなーい。ついでにレゴラスが王子様なこともわかんないよね、映画? くそう。当然だけど"緑葉のレゴラス"ってフレーズも出ないしさ~。でもフロドが「僕が行きます」って言い出したところで、ガンダルフ→アラゴルン→レゴラス→ギムリ→ボロミア、と次々に「では私も」と宣言するとこ。お約束っぽい演出ですが大好き! そしてこれは、吹替えより英語の台詞がいいよね。どうもアラゴルンはYou have my sword.と言ってたらしいです。そしてレゴラス、ギムリがAnd you have my bow. And my ax.と言ってるらしい。そなたの剣となろう、って感じかなぁ。それとも君には私の剣があるよ(=君の身は私の剣が守るから安心しろ)てニュアンス? レゴラスとギムリは意識しあってる感じなのが楽しい。原作でエルロンドが勝手に道連れ決めてる(よね?)のよりこっちのが好き。そしてメリー&ピピン……! なごむ!

旅立つ9人の仲間たち。レゴラス服が冒険仕様に変わってます。マントもないし、身軽やなぁ。足なっが~。その長い足をもてあましてるような歩き方がなんかエルフ的? いかにも体重軽そうでいいです。
そして、初回はなんとなく違和感あるだけでしたが二回目で確認しましたエルフ雪上歩行(笑)みんな一生懸命雪の中進んでるのにさぁ、アラゴルンとボロミアなんかホビット二人ずつ抱えてさ。(しがみつきホビットが超かわいいんだ、また)なのにその脇をひとりでひょいひょいと歩く王子。いいのかそれ。抱えると沈むからダメなんかな。斥候役ってのもあるんでしょうが。

峠越え諦めて坑道選んで。入ってみたら死屍累々で、引き返そうとするところに触手の化け物登場。逆さづりフロドに不謹慎にもちょっと笑いがこみ上げたのは一応二回目です。弓の名手・レゴラス! が活躍するのは確かここが初なのよね~。アラゴルンに「レゴラス、早く中へ!」とか言われつつも入り口に踏ん張って援護射撃してるとこがオットコマエでした。
モリア内バーリンの墓場にて。ピピンが馬鹿やってオークが攻め込んできます。ここ、思わずピピンのばかー! と思っちゃったけど、やっちゃったピピンの顔がなんとも子犬的哀れを催すので頭を撫でてやりたくなったり。部屋の守りを固める一行ですが、大きいさんたちコンビネーションいいですねー。投げるエルフ受け取る人間。当然ヒトコトもそこに会話なし。双方バトル慣れしてるよなー。
アラゴルンとレゴラス、二人ならんで弓構えてます。ばっちし決まって微動だにしないレゴラスに対して、微妙にアラゴルンが不慣れっぽいのがまたヨシ(笑)扉が破られたところで人間ふたりは長剣構えてますが、レゴラスまだ弓撃ってます。弓ってそんな接近戦でがんがん打てるもんなのか。すっげ~。もうこのへんからレゴラスの戦いっぷりに目が釘付け。今回の敵さんのメイン、トロルにもやっぱり弓で応戦なのですよ。しかもトロルに絡まった鎖つたって頭の上に乗っかって、ぶん回されつつ真下に打ち込むんだよ~。どういう芸当だ! 対トロルでは大苦戦の中フロドが槍の一撃を胸に受けてしまいます。この瞬間の各メンバーの衝撃っぷりに、フロドへの愛を感じます。完全に一行のお姫さんだよねフロド……。ところでなにげにトロルにとどめさしてるの王子なんですけど。

部屋を出てひたすら逃走。みんな必死こいて走ってる中で、やっぱりレゴラスは妙に余裕ありげに見えます。全員ついてこれてるか、敵はどのへんにいるのか、確認しつつ伴走してる感じ。橋まで階段を下ってくとこ、みんなせっまい階段苦労して降りてるのに、この人途中からぴょんと飛び降りましたよ、見てた? 途中道が切れてるとこではさっさと一人で飛び移って抱き止め体制入ってるしさ。こういう、言葉ではまったく語られない"エルフらしさ"の演出が随所にあるのがいいですね~。そして投げられてるピピンとメリーが可愛い……!(そればっか)「髭をつかむな!」に声を殺して爆笑。ここほんとレゴラス大活躍シーンなのに、直後のアラゴルンとその後のガンダルフにすべて食われている。不憫な……。

ガンダルフ墜落。フロドのNo――――!に泣かされます。吹替えは「嫌だぁぁ――!」て泣き叫んでる声でしたが、これは英語で聞きたいな。Noにこめられた現実の否定って言うかな。なんか好きなんですよNo.てコトバ。フロドひっつかんで出口に向かうボロミアは男前です。
モリアを抜けて。モノクロの岩から青い山々へのカメラワークにほうっとなりました。顔を覆うサム、メリーに膝枕されて身体丸めて泣いてるピピン。ピピンつらいよね自分のせいだもん。もらい泣きしたくなります。
「皆を立たせろレゴラス」だからなんでそこでレゴラスに言うのさアラゴルン?

ロスロリアン。ツボシーンは特にないんですが、レゴラスが着替えてるー!(笑)あっちが王子的普段着なんでしょうねぇ。高貴でいい感じ。ここの台詞、さらっと流されちゃってちと不満ですが、なんかこの映画、さらりがレゴラス的なんかもしれんと思うようにもなっている。

ボロミアに襲われた後アラゴルンに逢って、指輪を差し出すフロド。ここのアラゴルンは超格好いい……!! 王様なのに騎士って感じです。スティングの光を見(たんだよね?)て、Run! とフロドに叫んで自分は迎え撃つ、このシーンも含めてアラゴルン最大の見せ場始まりです。不敵な笑みがイカス。加勢に駆けつけるレゴラス(&ギムリ)の戦いっぷりもすばらしい。レゴラス、またも弓での近接戦闘ですよ。手にした矢を手近な敵にぶっさして抜いてそれを放つって……なんか今までの弓戦術をものすごく覆してませんか。その次の三連射もすげぇや。敵がしがし近づいて来てんのに、突っ立って微動だにしない両足! つがえる放つつがえる放つつがえる放つ。いやしつこくて申し訳ないが、しかし戦闘シーンの演出した人は絶対レゴラスにこだわってるって! ほかのバトル慣れしてる面々の戦闘シーンってこんなにバリエーション豊かじゃないもん。……あたしレゴラスしか見えてないからちょっと怪しいですが。ああもう、惚れる~。とっくに惚れてるけどさ。

ボロミアの最期は泣けます。My brother, my captain, my king...とアラゴルンを呼ぶとこ。実はmy captainが一番キた。こういう男同士のつながりって羨ましいなぁ……! アラゴルンからの額キスもしんみりと素敵です。でも痛ましげな表情のレゴラスに次の瞬間私の目は行ってるんだな、これが。

フロド追っかけて船を出そうとして、動かないアラゴルンに眉を寄せるレゴラス。ここんとこの台詞字幕と吹替えで微妙に違いました。字幕は確か「追わないのか?」で吹替えが「追わないつもりなのか。」疑問か確認かですが。字幕からクエスチョンマークはずしたら一番好みなんだけどな。

その後の残された三人の会話、これがまた字幕と吹替えでアラゴルンの台詞がずいぶん違う。字幕は「まだ友情が残っている」みたいな感じで、吹替えは「まだやることがある」だかそんな感じ。すいません両方うろ覚えだけどね。原作に忠実とかはおいといて文月好みは字幕でした~。だって今回のテーマfellowshipだものね。

ラストシーン。フロドの台詞。I'm glad you're with me.やっぱ好き。

お疲れ様でした~。

■ 映画感想 その2

そして3回目にふたたび字幕を見に行ったのでございました。
今回はサイト巡りとかしていろいろ情報を仕入れて、台詞のリスニング&見所チェックをメインに。……とはいえ、物語に惹きこまれてしまうとたちまち耳がお留守になってしまうのですが。
とりあえず今回のレビューは、聞きどころ&映像チェックポイント中心で行ってみます。そして例のごとく王子中心で

えーと、序章は飛ばしますね。フロド登場シーン。ななめ後ろからの中距離ショットですが、ここでフロドは葉っぱを咥えて木の根元にもたれて読書中……なのですよね。おお、インテリ設定生かされてる感じだ。
そこに聞こえるじさまの歌声。「…………!」という顔のフロドどアップ、少女漫画なら確実にバックは花か点描でしょう。こういうショットがヒロインといわれる所以のような気がいたします(笑)

誕生パーティの場面。花火泥棒ふたり組をよく観察すると、首謀者はばっちりメリーです。「いたずらっ子ピピンとオトナなメリー」の印象が崩れた瞬間でございました。でも確かにそういうキャラかもな、メリー(笑)
……ところでこのふたりの映画の設定年齢っていくつなんだろう……?

黒の乗り手と追いかけっこ。メリー賢くて素敵です。ところで渡し舟上の会話ですが、「一番近い橋は?」「××(忘れた。ブランディワイン……は河の名前だったよね?)橋、30マイル先だ」の解釈字幕と吹替えで違うようですね。橋はずっと遠くだから騎馬の追っ手にはつかまんないよ大丈夫、ってニュアンスだと思うんですが。違うのかな。(このへん原作をまじめに読んでいないです)

ブリー村到着。ホビット専用の覗き穴があるよ……!(笑)ちなみにエキストラに混じってるP.J監督はばっちり確認しました。なんてナチュラル。
ジョッキビール(台詞は「パイント」って言ってたように聞こえました)をもらってくるメリーの顔がカワイイ(笑)なんかさりげにメリー贔屓なのか私?
馳夫さん登場。うーん胡散臭い。しかし韋駄天はやっぱ変な気がするさ。声はやっぱヴィゴ生声が好きです、はい。しかしフードを引き剥がす彼はなんかフェロモンビーム! てな感じですね。かっと見開いた目の白目が~。怖いけどカッコいいわ……。
フロドを助けに突入ホビッツ。椅子とろうそくとあとはなんだったかな? ……カワイイ。(そればっか)

ぶっとばして一気に裂け谷へ。抱き合って喜ぶホビッツがカワイイってばさ! このへんのフロドは、服と背景とセットで非常に高貴な感じですね。素敵。ちなみにちょっと俯瞰気味のショットが好きさ……正面orアオリだとビミョウに割れ気味のアゴが気になるのよ(笑)
そして。来たきたきた王子――! ありがとうアップにしてくれて! 馬に馬具ついてるのが少々残念ですが、白馬からひらりと降りる動作にくらくらです。ちなみに、ちゃんと弓矢持参なのですよ~。

会議の場面。見るたんびに「なんでレゴラスがそこでいきり立つのさ?」と疑問が心をよぎります。(映画的にはたぶんレゴラスの名前紹介のためなんだろうと分析してみたり)のちのシーンとも合わせて、文月脳内ではすっかり王子と馳夫は昔馴染みです、ええ。ってか自分の20倍以上生きてるエルフの王子様になんでそんなに命令口調よ、王様。

そーしーて。出ましたよ仲間の誓い。アラゴルンの台詞ってむちゃくちゃカッコイイのです。"By my life or death, if I can protect you, I will. You have my sword. "と、膝ついてフロドに視線合わせて宣誓するの~。by my life or deathなのよ。「我が生ゆえに――あるいはその死ゆえに――そなたを守れるならば、そのように。私はそなたの剣となろう」て感じで訳すのはどうでしょう? どうやってもそのまんまの台詞には勝てませんけどもね。ここの誓いの場面はほんとに素敵です。文月的には"One for all," "All for one."(『仮面の男』より)と並ぶくらいの名台詞。
そして旅の仲間結成。隣に寄ってきたギムリをレゴラスがなんともいえない複雑そ~な顔で見下ろすのがひそかに笑いどころ。

カラズラスの雪山越え。両手にひとりずつホビット抱える人間コンビも見所ですが、やっぱり何度見てもいかしてますエルフ雪上歩行。ホビッツも荷物も持たないその軽装っぷりに各地からツッコまれ放題ですな。でも思うに、荷物持つとずぶずぶと沈むんじゃないですかねぇ。本人は「エルフだから軽い」で納得だけどさ、荷物まで軽くなるんじゃそれ反重力装置じゃん(笑)
ちなみにサルマンの呪文に気づくのも、ガンダルフを岩陰に引っ張り込むのも、雪の中から真っ先に抜け出すのも王子なんですよ。大活躍ね!

モリア入り口にて。やっと見られるレゴラス弓射ち。何度見ても惚れます。あんまり致命傷与えてなさそうなのは禁句で(笑)
入り口崩れてモリアへ走りこむ。レゴラスとアラゴルンがなにげに交流してたり。肩に手があったり。いや、だからなにというわけではないんですが。しかしつくづくレゴラスはバトル中喋らないよね……。ひたすら淡々と矢を放つ。名前くらい呼んでくれたって……。

廟所にてオークとトロルと大バトル。この場面は宣伝にもよく使われてますが、真ん中レゴラスで左右に人間ふたりのこの配置はわざとですか監督。惚れるじゃないか。3回目にしてようやく、この場面では短剣も使っていることが判りました……。さすがにせまいもんね。よく語られる2本射ちはここですな。
ところでサムはなぜフライパンで戦うのだろう……。非常にらしくてよいのですが。「よーし、コツがつかめてきたぞ」の台詞にうける。
フロド槍で突かれる。なんつーか苦悶の表情が多いねこのひとは。この場面は仲間のフロドへのをひしひしと感じてみる。でもやっぱり王子はマイペースぽいっすけどもね。ちゅーかふつう弓使いってのは敵と距離1メートルのところでじりじりと狙い定めたりできるんですか。すげえ。

階段へ走る面々。前も言ったけどレゴラスの走り方がエルフだー! ボロミア抱きとめるし! ショートカットするし!(下にいたひとはびびらんのかいな)裂け目軽々と飛ぶし! 投げられるサム、「ドワーフは投げるもんじゃないぞ」と待ったをかけるギムリ。緊迫したシーンなんですか、それとも笑いどころですかここは?(きっと後者)髭つかんでる王子の無表情(ごめんの一言もすまなそうな顔もなく当然のように髭つかみっぱなし)にちょっと彼というキャラが判ったようなわからなくなったような。やっぱりゴーイングマイウェイという評に反論できません……。

ガンダルフを残しモリア脱出。レゴラスの表情がびっみょーです。この微妙さゆえに、逆に想像が膨らむんだよね……。なんたって二千歳の不死の種族。死のとらえかたも違ったりするだろうなぁ。
この場面あえて台詞なしっていうのが、うまいなぁと思う。ずっと無音状態(音楽は流れてたと思うけれども)で嘆く様子うつして、ラストのアラゴルンが剣を拭う音ですっと現実感が来るの。
……で、やっぱりアラゴルンの台詞にはツッコミをいれたい……。

ロスロリアンへの道。アラゴルン、妙に陽気な顔してません? 自慢げというか。よっぽどロリアンに来たかったんだな……。しかし、同じエルフなのに矢を突きつけられるわエルフ後での挨拶をアラゴルンにとられるわでいいとこない王子が悲しかったり。オーランド君エルフ語学校いったんでしょ? いつ喋ってくれるのさー! あ、でもそのあとの水差し(?)抱えてるシーンは素敵。あの服いーですなぁ。すらりと細身が際立ちます。
ガラドリエルからの贈り物、DVDでは復活だそうですね。レゴラスが奥方とギムリのあいだに立つ役割になるとかなんとか……。わくわく。

川岸で夜を待つ。非常に非ッ常にレアなレゴラスの長台詞。み、三つ編みがかわいい……(どこを見ている)アラゴルンと顔を寄せて密談するショットは、予告でも何度も使われていた模様です。絵になるもんねこの二人。しかしこの場面のレゴラスの台詞、いまだに解釈に悩むのです。唐突な感じでさ。ウルク=ハイを指しているのかボロミアのことを言っているのか旅の仲間の離散を言っているのか。3番目だとは思うのですけどもー。なんかすっきりしない。
しかし王様、人の話をもうちょっとまじめに聞いてみませんか(笑)

ウルク=ハイ襲撃。フロドとの別れのシーンのアラゴルンは死ぬほどかっこいいですな。あの不敵な笑み! そして王子、手に持った矢で敵ぶっ挿してますよ……。すっげぇ。そういえばこのへんでよく見てると背中に背負った矢筒の中身がバラバラなんだとか。私まだ確認してないんですけど。拾ってるのね!
フロドの意志を理解して囮になるメリーがかっこいいです。ついでにピピンも。そしてボロミア。正直言ってごめんなさいこの人にあんまり思い入れないんだけど、最後の台詞は泣かせますよね……。震える腕で剣を胸に抱く仕草にぐっときます。で、ちょっと疑問なんだけど、アラゴルンの背中側から見ると右手がアラゴルンの左頬に添えられているんですが、下からあおるアングルだとその手が見えないんですよ。単に角度の問題かな?
レゴラス、また微妙な顔をしてからに……。フロドを追おうとするところは妙に熱いし。映画の彼は沈着冷静で寡黙という性格設定らしいですが、それってなに考えてるかわかんないひとってことかい(笑)
あーでもとりあえず『旅の仲間』唯一のレゴラスの笑顔のシーンは必見です。

とりとめもなく終わる。

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