〜ROCKを語る〜

特に何も考えていないのですが、とりあえずHP開設記念に

「泣けるアルバム」をひとつ紹介しようかなと思います。

文章がメチャクチャですが勘弁してね。


「泣けるアルバム」

 

QUEEN  "INNUENDO"  1991年発表


QUEEN "MADE IN HEAVEN"  1995年発表


大英帝国が生んだ偉大なるロックバンド"QUEEN"

彼等の活動は主に70年代半ば〜後半頃のものが有名であるが

80年代に入ってからも彼等は新たなジャンルや手法にチャレンジし続け、

イギリスのロックを支える存在として君臨した。




そして1991年11月にボーカルのフレディ・マーキュリーがAIDSで死去したことに

よりその活動は停止してしまった。

そのフレディは80年代半ばには既に医師からAIDS感染の宣告を

受けていたらしい。

フレディは病んだ肉体を表に察されることなく、80年代後半も精力的に

活動を続けた。




そして90年代に入り、いよいよフレディの肉体が本格的にAIDSに侵され出した頃に

アルバム"INNUENDO" を発表した。

このアルバムに収められている曲群の歌詞中には次のような言葉がちりばめられている。

"We'll just keep on trying We'll just keep on trying

Till the end of time,Till the end of time,Till the end of time. "

"I'm going slightly mad...I'm going slightly mad"

"Show must go on! Show must go on!"

..などなど...。まさに死に瀕したフレディの魂の叫びである。




おそらくフレディ本人はこのアルバムが最後だということが解っていたのかもしれない。

もちろん、アルバム発表時にはそのようなことはおくびにも出していなかった。

しかしながらこのアルバムで驚かされるのは歌詞だけではない。

このような肉体になってしまったにもかかわらず、フレディのボーカルは

恐ろしいほどまでにのびのびと、しかも今まで以上に迫力あるボーカルを聴かせている。

フレディが振り絞った最後の一閃であろう...。

そして、アルバム発表の数ヵ月後、フレディは自らがAIDSであることを世間に発表し、

その翌日他界した.......。




このアルバムがリリースされて私も初めて聴いた時は

やたら曲が重たい印象を受けたのですが、

そのようなウラがあったわけなのです。




もし、この"INNUENDO"を聴く機会があれば、これらの背景も踏まえて

聴いてみて下さい。涙がジワジワものです。

アルバムの最後に収録されている"The Show Must Go On"を聴き終わる頃には

涙がダアーッと止まらない状態です。(少なくとも私は)






で、もうQUEENも終わったなと皆が思い、時が流れた....が。

彼等は95年に新たに"MADE IN HEAVEN"をリリースした。

これは過去の未完成のものやフレディのソロ活動での曲を

残ったQUEENのメンバーがボーカルトラックを生かして3人で録音しなおした作品である。

折しもほぼ同じような時期にBEATLESがジョン・レノンのボーカルトラックに

他のメンバー3人が録音しなおした"FREE AS A BARD"がリリースされて

街中に流れまくっていた頃だった(と思う)。

丁度いい機会なので私はBEATLESとQUEENを聴き比べることにした。




私はBEATLESも好きで"FREE AS A BARD"を初めて聴いたときは

感動した。「おお、ジョン・レノンがよみがえっとる...」と。




しかし、"MADE IN HEAVEN"を聴いてみたところ、

その考えは一変した。

フレディのボーカルもさることながら、びっくりするのは

他の3人の演奏の迫力である。3人の心意気が伝わってくる。




このサウンドは本当にフレディが死んでから録音されたものなのか?

4人全員が一緒にいるときに録音されたものではなかろうか?

そう思ってしまう位の仕上がりの完璧さと迫力が伝わってくる。

まさにQUEENの真骨頂の世界が聞こえてくる。




一番わかりやすいのは某ノエ*ア化粧品のCMソングにも使われた

"I WAS BORN TO LOVE YOU"で、これは説明するより聴いてほしい。

しかも大音量で聴いてほしい。

迫力!カッコいい!すごい!これに尽きる。

ブライアン・メイのギターも"KILLER QUEEN"などを彷彿させる音作りで

オブリガードを奏でていて、古くからのQUEENファンにとっては

心憎いサウンドである。




BEATLESのファンの方には申し訳ないが私は

"I WAS BORN TO LOVE YOU"を聴いてからは"FREE AS A BARD"は

聴けなかった。仕上がり/迫力...全てが違いすぎる。




当然他の曲も素晴しい。

フレディのボーカルも何か達観したような何かの印象を受ける。

まさに"MADE IN HEAVEN"である。




"INNUENDO"が悲し涙を呼ぶアルバムならば

"MADE IN HEAVEN" は嬉し涙を呼ぶアルバムである。


ということです。お付き合いありがとうございました。