どんな人だった?
〜ギタリストとしてのSteve〜

ギターのことは「カッコイイ!」とか位しか分からない(何事も本能で判断・笑)Kumaに代わって、いつもお世話になっているCollective SoulサイトのhoriaiさんがSteveについての原稿を下さいました。

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horiaiさんからの原稿

スティーヴのギタープレーでまず最初に思い浮かべることはあのギターの位置を低くした奏法とほとんどGIBSONのギターを使っている事でしょう(でもLove BitesではFenderのストラトを使ってますが)。明らかにLED ZEPPELINのジミー・ペイジの影響だとおもいます。彼よりもさらにギターの位置を低くしてますが。

っでまずGIBSONのギター好きということから考えてスティーヴは全体的にシャキシャキした音よりも中低音のずっしりした太い音が好みだとおもいます(逆にフィル・コリンはシャキッっとした音が好みみたいですね)。他のレスポール使いの人と違うのは”低”よりも”中”の方が比重が高かった所。アルバ”HYSTERIA”等は空間的な音が多くてどちらかというとシャキッとした音が中心のような気がするのですが、実はスティーヴのレスポールの繰り出すズシットしたリフヤ、サスティーンの効いたオカズ等の土台があってこそ成り立つと思います。

次にギターを低く構えることについて。あれはギターを弾く人にとってはすぐ分かるのですが、低く構えるとすごく引き難いです。ただしそれは高音とかでソロをとるときが特に顕著なのですがわりと低い音でリフをひくときはそうでもないのです。そこで出てくるのがジミー・ペイジ。彼は世界3大ギターリストの一人ですがはっきり言うと下手です。しかし彼のすごいところは天才リフメイカーであり、メインソングライターでありかつ弾いてる姿そのものがかっこいい事。そう。おのずとスティーヴが浮かんできますね。

ではなぜスティーヴがあまりギター誌で取り上げられないのか。それはDEF LEPPARDというバンドのギターサウンドはあくまでも2本(以上)のコンビネーションで作られるサウンドだからですね。つまり曲重視のバンドだからでしょう。ギターをうまく弾くことも才能の一つですが曲が最も生えるうなギターを曲にはめ込むことも目立ちませんが才能の一つだと思います。その点で初期の頃からギター2本で同時のリフを弾いてエフェクターのコーラスのようなことをやったりするのは彼らの特徴でしょう。特にマット・ラングと出会ってからの彼は単なるジミー・ペイジフォロワーではない「フレーズメイカー」でしょう。

それのもう一つ言っておかなければならないのはスティーヴのアルペジオについて。彼は昔クラシックギターを習っていたらしいのでコードワーク・アルペジオも普通のロックで見られるものとはちょっと違います。例えば「Love Bites」このイントロのアルペジオは私自身の中では最高傑作のような美しい響きですね。弾いてみるとちょっと独特のフレーズです。そして「Foolion'」のイントロのアルペジオ。普通ギターは正面から見て上の方の弦が高い方の音なのですがなぜかあの曲のイントロは逆になる部分があるのです。そういう風に既成の概念にとらわれないコードワークも彼の特徴の一つだと思います。

最後にデフ・レパードのギターサウンドは不思議なことに歴代ギターリストにその特徴が失せることなく受け継がれているなぁと言うことです。今はギターの二人はオリジナルメンバーとは違いますが、それぞれギターリスト(メンバー)同士が尊重して曲を作り上げてるからこそだと思います。

うーん。なんとすばらしい。

Kuma解説:Steveは子供の頃にギター(エレキ・笑)を買ってもらう条件として「一年間クラシックギターを習うこと」をパパから命じられていたため、クラシックギターを習っていた経歴があります。バンドに入る前のローティーンの頃には、地元新聞の記事に「シェフィールドのストラドブローク・ロードのシティ・スクールにて昨日フォークダンスフェスティバルが開催された。写真のミュージシャンは全員ワイズウッド・コンプリヘンシブ・スクールから参加の・・・」などどローカルな紹介をされて、当時の仲間(?)3人と並んだ写真が掲載されているのをヒストリー本で見れます。オカッパ頭のSteveがとても可愛らしい(そして笑える!)。

Kumaオマケのトーク

Collective Soulって誰だ!?と言う方のために・・・(Steveのハナシとはチトずれますが)

彼らはアトランタ出身のバンドで、最初にヒットしたのが丁度グランジ大流行の頃だったために、本国でも未だにグランジのバンド、と言われることの多い彼らです。んがっ、実はそんなこともなく、日の目を見るのに時間がかかったものの、結成は80年代後半であり、作品を聴けば明らかに当時言われていたグランジ(今は死語)とは違うと分かります。

なにしろKumaが初めてSteve以外の人のギターでハマったバンドなのです!!聴き始めたのはここ何年かですが、3rdを聴いたとたんに「ああ・・・私はSteveがいなくなってから、もう長いことこういう音楽を待っていたような気がする・・・」と感動し、今でもその時のことを忘れられません。多分そのワケはバンドのリーダー的存在であり、ヴォーカル兼ギターのEdがクラシックギターから入って、最初はそっちの方向で大学行ったりなんかしてることが絡んでいるのかなぁなんて思います。

90年代のバンドとされるCollective SoulとDef Leppardを同時進行で聴く人は少ないだろうと思いきや、海外(主にアメリカ)のDEFファンの人の多くがこのバンドも聴いていて、中にはDEFのHPと二足の草鞋経営をしている人もいたり・・・。そんなある日、日本のCollective Soulファンサイトをやっておられるhoriaiさんも実はDEFがスキで、Steveが特に好きだということが発覚して、このSteveサイト開設以来何かとお世話になっており、今回の原稿も頂きました。

何だか長くなっていますが、もう音楽聴くの止めようかと思っていたKumaにもう一度元気をくれたCollective Soulがいなかったら、このHPは無かったかもしれないことをお伝えしたかったのです。機会がありましたら是非聴いてみてくださいね〜!!

そしてhoriaiさん、どうも有難うございました

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DEF LEPPARD
Steve Clark tribute site