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No.3 静けき川の岸辺を


1860年代、米国シカゴ。
ホレーショウ・スパフォード(Horatio Spafford)。彼は厚い信仰を持った実業家でした。事業は大きな成功を収め、愛する妻、息子、4人の娘と幸せな家庭を築いていました。 通っている教会においても友人のドワイト・ムーディー(有名なキリスト教の大衆伝道者)と共に、大きな貢献をしておりました。

1871年。そんな幸せに満ちた彼の家庭に悲劇が訪れました。
シカゴの大火によって息子を失い、彼の事業にも大きな損害を受けたのです。
しかしそんな状況に追いやられたにもかかわらず、彼と妻は大火によって被害を受けた人々のために財と時間を費やし捧げ、多くの人々に助けと励ましを与えるのでした。

ある時、彼と家族はヨーロッパで休暇を過ごすために汽船の席を予約しますが、スパフォードだけが仕事の関係でやむなく別の便でヨーロッパに向かうことになります。
先にヨーロッパに向かった彼の妻と娘たちを乗せた汽船は航海中に船と衝突。 彼の妻は救助され助かりますが、娘たち全てを失ってしまいます。

スパフォードはその悲報を受けて妻の待つヨーロッパに向かい、航行中の汽船のデッキから娘たちを呑み込んだ海を深い悲しみの中見詰めるのです。
そんな悲しみに打ちひしがれた彼の心は誰にも慰めることは出来ないはず。しかし、大海原を見つめる彼の心を驚くほどの平安が包み込みはじめました。
「愛する娘たちとは再び天国で必ず会える!」
その慰めを直接神から与えられるのでした。
そして、聖書の言葉を思い起こすのです。
「主はこう仰せられる。
 見よ。わたしは川のように繁栄を彼女に与え.. 」 イザヤ書 66:12

そして、書き記した詩。その詩は教会で愛されている讃美歌となります。

It Is Well with My Soul

作詞: Horatio Gates Spafford, 1873.
作曲: Philip Paul Bliss, 1876.

 

直訳は少々お待ちください。

When peace, like a river, attendeth my way,
When sorrows like sea billows roll;
Whatever my lot, Thou has taught me to say,
It is well, it is well, with my soul.

Refrain

It is well, with my soul,
It is well, with my soul,
It is well, it is well, with my soul.

Though Satan should buffet, though trials should come,
Let this blest assurance control,
That Christ has regarded my helpless estate,
And hath shed His own blood for my soul.

Refrain

My sin, oh, the bliss of this glorious thought!
My sin, not in part but the whole,
Is nailed to the cross, and I bear it no more,
Praise the Lord, praise the Lord, O my soul!

Refrain

And Lord, haste the day when my faith shall be sight,
The clouds be rolled back as a scroll;
The trump shall resound, and the Lord shall descend,
Even so, it is well with my soul.

Refrain