
プログレ歌謡集
歌謡ポップスから演歌に至るまで、昭和40年代から50年代ってホント歌謡曲がプログレッシブな時代でした。このコーナーではその時代に発表された様々な実験的歌謡曲を紹介していきます。
両国橋(松平純子)
これは凄い曲だ。とにかく凄い。
喜多条忠の詞は続神田川という感じ、「ピカピカ光った一円玉に書いて投げたわ隅田川」なんて、神田川下町版って感じかな。吉田拓郎のメロディーはいつもどうりゴツゴツしてる。
とここまでは普通のフォーク歌謡って感じだが、ここからが凄い。まずリズムがボサノバだ。続いてサビ前からサビにかけてブラスがはいってる。な、な、なんだ、こりゃ・・・ブラスロックか?このド迫力は。そしてエンディング、このエレピは何だ?ジャズかフュージョンか?
とこんな曲である。言い忘れたが、イントロの幻想性もなかなかのもの。ベースも最高カッコイイ。
アレンジャーの村岡健っていう人、他で見たことないけど、一体何者?これだけの才能を埋もれさせとく手はない。
女優(増田恵子)
ゆうふぉお でおなじみの増田恵子です。
この曲は桑田圭祐作品でオリジナルは原由子ということで、知ってる人もいるかもしれない。この曲をひとことで言うと、「テクノ民謡歌謡」である。
まず出だしのリバース音に驚かされる。続いていかにもシンセって感じのイントロが始まる。タムの音もいかにもテクノという感じ。ところがなぜかメロディーは民謡というところが、意表を突かれる。歌詞も「へいへいほ〜」など桑田特有の遊びの精神に溢れている。