

2004年に聴きまくったアルバム77枚を順位付けして紹介します。
相変わらずジャンルがぐちゃぐちゃですが聴きやすいものの比率がどんどん増えている気がします。 (そのうちイージーリスニングものばかりになったりして!(笑))
ちなみに1位のCDは2001年の大晦日に目白にて新品400円で購入したものです。 (ヴァージンかどこかのセールで100円で落ちていたこともあります。)
そんな超不人気な作品が個人的に神盤だったりするところが音楽の面白いところですね。
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イエスに在籍しロンリーハートという一大ヒットを作り上げた
南アフリカ出身のスーパーアーティストが、
まだイエスに加入する随分前に
ほぼ一人で作り上げてしまったソロデビュー盤。 トレヴァーの天才的な才能が大爆発しており、 幅広いジャンルの音楽を貪欲に取り入れてますが、 基本的にキャッチーでメロディアスなのがうれしいです。 特にロマンティックなバラードは最高。こんな傑作をほとんど一人で作り上げるなんて、 聴けば聴くほどその天才ぶりに驚かされてしまいます。 少々ポップ過ぎるし、どの国で紹介するのが適切かわからないので掲載を迷いましたが、 イギリス扱いでプログレ名盤紹介に アップしたいと思います。 |
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ドイツのローランド&ジュリア兄妹によるラウンジ・ポップ・ユニット、
リヴィエラの4枚目。 2002年末に行われたフィルターナイトの頃からポップでユニークな音楽性に注目していましたが、 今回来日イベントを見に行くために本作を予習したところ、 内容の素晴らしさに仰天! 感動のあまりライブイベントを三日連続で見に行ってしまいました! 従来に比べラウンジ色が薄くなっていますが、 その分ポップ度が激しくアップしています。 新時代のカーペンターズとでも表現したくなるような最高のハーモニーと、 おしゃれで弾けていてかわいくて美しいサウンドを聴いているだけで、 心が幸せな気分に満ちあふれていきます。 国内盤帯に「大名盤誕生」と書かれていますが、 この言葉に全く偽りはありません...いや「超大名盤誕生」と書くべきかな?(笑) (ジャケットのサインはイベント時に書いてもらいました。) |
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北欧メタルバンドのアメリカデビュー盤。
タワレコセールで拾ってきました(新品290円)。 ベスト盤的な内容となっている分、彼らの魅力がこの1枚に凝縮されています。 キラキラ輝くキーボード、哀愁クサクサのメロディ、徹頭徹尾泣きまくるギター... プリティ・メイズとイングウェイとTNTを足し合わせたような音楽性で どこからどう聴いても純度100%の北欧メタルを味わうことができます。 北欧メタル魂を炸裂させているギタリストはベーシストとともに 現在新バンドDIONYSUSで活躍しているとのことなので、 今後そちらもチェックしたいと思います。 それにしても全く意味のわからないジャケットはなんとかならなかったんでしょうか? |
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クイーンの遺伝子を受け継ぐ
オランダの貴公子2人による豪華プロジェクトの第二弾。 ヴァレンタインのドラマティックアレンジ、ヴァレンシアの複雑怪奇なコード進行という 2人の個性が見事に融合した大傑作に仕上がっており プロジェクトは大成功といえるでしょう。 お互い最高の理解者を得たことにより楽しく弾けまくっている様子が 楽曲から伝わってくるのが良いです。 2人とも相手を意識してのことなのか、 ヴァレンタインの曲かと思えばヴァレンシアの曲だったり またその逆パターンだったりするのが興味深いです。 ただ本作をあえてタイトル通り2人の対決とみるなら6:4でヴァレンシアの勝ちでしょう。 (ヴァレンシア色のほうが濃い) そのうちまた合体して本作以上の作品を作り上げてほしいと思います。 |
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アメリカはミネアポリスのポップロックバンドによる2003年の作品。 アマゾンでCDを大量注文していた際、サイト上で薦められたので 試しに買ってみたところ場外ホームラン級の作品でした! ザ・バンドのような土臭い古き良きアメリカン・ロック、 ジェリーフィッシュのような弾けるパワー・ポップ、 そしてビートルズからオアシスまで続く重厚なブリティッシュ・ポップが 見事にミックスされたスタイルはカラフルでとても魅力的です。 しかしなんといっても彼らの最大の魅力は哀愁たっぷりの歌メロ&歌声でしょう... 切なくて泣けてきます。 久々に名盤に出会った気がします。教えてくれてありがとうアマゾン。 |
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アメリカのポップおたく集団ワンダーミンツの作品。 以前初期の作品(カバー曲集)を聴いたときは自己満足で終わっているような感じで 何か物足りない印象しか無かったのですが見事に化けてくれました! とてつもなく美しいメロディと透き通るようなコーラスに彩られた 最高にポップな楽曲ばかりが並んでいます。 例えるならジェリーフィッシュをソフトロック寄りにしたような感じでしょう。 ビートルズ遺伝子系のポップバンドは数多く存在しますが、 このバンドは明らかにビーチ・ボーイズの遺伝子を受け継いでいます。 捨て曲が一切無く極めて完成度が高いので、 全ポップスファン必聴の名盤といえるでしょう。 |
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ビーチ・ボーイズは老後の楽しみに...と思っていたのですが、
60年代後期の2作品+ボーナス5曲の超お買い得CDが
アマゾンで1000円以下で売られていたのでつい買ってしまいました。 これまでシングルのベスト盤とペットサウンズぐらいしか まともに押さえていませんでしたが、そのどちらのイメージとも異なる カラフルな音楽性を存分に感じ取ることが出来た上に、 信じられないぐらい美しい名曲ばかりが揃っているのには驚きました。 また大天才ブライアン以外のメンバーも素晴らしい才能を持っていたことが良くわかりました。 ビートルズに比べてあまりにも過小評価されすぎです。(特に日本で) 2枚のアルバムとも文句無しの大名盤... いやはや彼らはペットサウンズやスマイルだけでは無かったんですね...参りました。 |
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インドネシアのポップシーンで数々のヒット曲を生み出したKLA PROJECTの
キーボーディストのソロ作。 以前KLA PROJECTの2枚組ベスト盤を聴いた時は、 突出した曲はあるものの、耳あたりの良いポップス曲が多いため、 普通すぎて印象に残りにくいと感じました。 しかし本作はKLA PROJECTの延長線上にありながらも、 何億光年もかけ離れたような曲が多く収録されており、インパクト絶大な力作となっています。 特にインドネシアのお家芸とでもいうべきスローバラードの出来は突出しています。 TOTOの名曲「99」をDEWAがアレンジしたような曲、 三拍子&女性ボーカルもの(←この組み合わせはほとんど反則!)...などなど、 どのタイプのスローバラードも心の琴線に触れる切ないメロディと アレンジがぎっしり詰まっています。 その他、途中からかなり強引にジェネシスに変化するシンフォ曲が飛び出すなど、 全く気の抜けない内容となっています。 それにしてもまたもやメロディアスな傑作アルバムが出てくるなんて... インドネシアという国は絶対にどうかしてます! 唯一の弱点は男性ボーカルでしょう(他のインドネシアものにもいえることですが...) 女性ボーカルの圧倒的な表現力に比べるとかなりショボイです。 |
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CYAN、THE FYREWORKSの中心人物ロブ・リードが新たに結成したバンドの2作目。 クリアーな女性ボーカル、流麗なシンセ、ゴリゴリしたベース... まるでイエスとジェネシスとルネッサンスを合体させ (イングランド+ルネッサンスでもOKですね(笑)) 現代風にアレンジしなおしたような理想的なシンフォ作となっています。 時折鳴り響くオーケストラ・アレンジが格調の高さを見事に演出しており なんともドラマティックな名作に仕上がっています。 これまでのロブ・リード関連作品の中では最高の出来だと思います。 |
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イギリスの天才ポップ・アーティスト、マーティン・ニューエルの2nd。 2003年に出会ったデビュー盤を一時期狂ったように聴き続けたので、 すぐに本作も入手したのですが、 1stが名盤ながら2ndでコケたバンド/アーティストを数多く知っているので、 怖くて長い間聴くことが出来ませんでした。 しかしそんな心配は一切無用でした。 さすがはあのアンディ・パートリッジから一目おかれる男です。 ジャケットが変わろうが、プロデューサーが変わろうが、デビュー盤と比べて 音楽性と内容の充実振りは全く変化していません。 チープな録音も相変わらずです!...が、そのおかげで トッド・ラングレンやエミット・ローズのデビュー盤あたりに通じる親近感を感じます。 彼の最大の特長はメロディの芯の強さでしょう。 マンドリン弾き語りだけでもちゃんとポップな曲に仕上げてしまうのですから、 非凡な才能を感じずにはいられません。 「骨太ロック」という表現をよく耳にしますが、 彼の場合「骨太ポップ」という言葉がピッタリだと思います。 本作の傑作ぶりから今後の作品も安心して楽しめるであろうことを確信しました。 アルバムタイトルはビートルズのホワイトアルバムを意識したんでしょうね。 (WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS風の曲も収録されてますし...) なお今回のジャケットはコワモテのルックスを出さず、 一転してかわいいものとなっています。(反省したんでしょうか?) |
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再生中あまりの感動に何度も停止ボタンを押してしまうほど
素晴らしいポップバンドに久々に出会ってしまいました! ビートルズの遺伝子を直接受け継いだ70年代ブリティッシュ・ポップの結晶ともいえる内容で、 ベスト盤ということもあってか、 まるでパイロット、バッドフィンガー、ELOが集結したコンピものみたいになってます! (9曲目だけメリー・ホプキンですが!(笑)) うれしいことにバンドは再始動し2003年に新作をきちんと発表しています。 (もちろん買いました(未聴))。 本アルバムにはその新作に収録されている 「JOHN GEORGE RINGO & PAUL」というそのまんまな題名の楽曲が入っているのですが、 ビートルズの多くの名曲のタイトル&メロディの断片を見事につなぎ合わせた一品 (まるでLET'S ONDO AGAIN時代の大瀧詠一的発想!(爆))で、 これまたポップマニア心をくすぐってくれます。 いやはやこんなに偉大なバンドが存在していたなんて全く知りませんでした... 入手しづらいかもしれませんが70年代ブリティッシュ・ポップ好きなら なにがなんでも手に入れておきましょう! |
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フィンランドのシンフォニック・ヴァイキング・メタル・バンドの3rd。 あまりに強力な内容のおかげで、 過去に聴いてきたヴァイキングもののB級臭いイメージが一気に吹き飛んでしまいました。 雪、森、戦、剣...様々なキーワードをそのまま音にしたかのような ヴァイキング・ワールドがドラマティックに繰り広げられていきます。 日本ではまだ知名度の低いヴァイキング・メタルというジャンルを 一般のメタルファンに知らしめる最良の作品といえるでしょう。 (過去にCARCASSのHEARTWORKがデスの垣根を取り払ったように...) トラッドの取り入れ方やシンフォニック・アレンジは完璧で、 RHAPSODYやBAL-SAGOTHら各シーンの頂点に君臨するバンドに通じるものがあります。 これから他のヴァイキングものも探求してみようっと... |
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元SIEGES EVENのギタリストを中心に結成された
ドイツのスーパー・テクニカル・バンドのデビュー盤。 ジャズ・ロック〜フュージョンとプログレ・メタルの中間に位置するような音楽性で、 複雑でねじれまくっている演奏にも関わらず 楽曲自体がとてもキャッチーなのがなんとも魅力的です。 テクニック至上主義を貫きながらもメロディも重視し わかりやすい作品に仕上げるスタイルは、 超絶系バンドの中でかなり異色な存在といえるでしょう。 聴いているだけで元気が沸いてきます! |
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アメリカのインディーズ系ギター・ポップ・バンドの作品。 まさに高原にハイキングに行ってそよ風の中で「お弁当」を... ってな感じのさわやかなアルバムです。 少し聴いただけで低予算で製作されたことがすぐにわかりますが、 このチープなプロダクションのおかげで、 とびきりポップでサクっとした軽快さが耳に残ります。 このこじんまりとしたかわいい音世界は、 インディーズにしか作ることができないといえるでしょう。 ヨレヨレでピコピコな電子音も効果絶大です。 |
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カナダのハード・ロック・バンドの作品ですが、
徹底した泣きと時折みせるシンフォニックな展開があまりにも素晴らしく
悶絶しまくりました!(再発した韓国のSi-Wanレコードに盛大な拍手を送りたいです。) プログレ名盤紹介にも掲載することにします。 |
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一部で熱狂的な支持を得ているキング・オブ・メタル!ことマノウォーの2002年新作。 随分前に旧作を聴いたときの「一部のマニア向けのB級メタル」 (←メンバーと熱狂的ファンにボコボコにされそう!) という印象が払拭できず、彼らの作品は10年近く耳にしていませんでしたが、 本作ではそのようなB級臭さは微塵もありません。 それどころか、彼ら以外の全メタルバンドが束になっても 決して到達することの出来ないであろう圧倒的なレベルに達しています。 真のメタル道を追求し続け、鍛錬、修行をひたすら繰り返し続けたからこそ、 これだけ水準の高い作品を作ることが出来たのでしょう。 バンドの歴史と風格を嫌というほど感じることができます。 #これだけ質と純度の高いメタル作品は、ジューダスのペインキラー以来かもしれないなぁ... 前半エネルギーをためにためて後半一気に大爆発する劇的な曲構成も見事です。 中でも「HOUSE OF DEATH」は超名曲!聴いていると体の底から力が沸いてくるので、 MDに入れてジムでのBGMに利用しています! |
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ノルウェイの現ロックシーンが誇る最強バンド、モーターサイコの2001年作。
大傑作IT'S A LOVE CULTの前作にあたるのですが、
本作も同じくらいかそれ以上では?と思えるほどの名盤となっています。
四次元ポケットも真っ青の無数の引き出しから繰り出される
様々な音楽要素を次々と交錯させながら、
キャッチーで耳あたりの良い作品に練り上げてしまう才能には
舌を巻くばかりです。あまりに格好良い展開ばかりが続くのでゾクゾクしっぱなしです。 IT'S A LOVE CULTと同様、ドアーズを連想させる楽曲が収録されているのには ニヤリとさせられます。 |
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ネオ・クラシカル界の超絶鍵盤奏者ヴィタリ・クープリの3rdソロ。 以前から方向性が初期トニー・マカパインにそっくりだなぁ... と思っていたら、ついにそのトニーがギタリストとして起用されてしまったからさあ大変! 前々作でのグレッグ・ハウ、前作でのジョージ・ベラスとの競演を 上回る相性の良さを発揮しています。 近年フュージョン系に傾倒しているトニーは 昔を思い出したかのようにメタル系の高速弾きを披露しています。 もちろんそれをねじ伏せんばかりにキーボードの壁が立ちふさがっています。 これまでのソロに比べてかなり楽曲のスタイルにも幅が出てきており、 インストメタル史上に残る傑作に仕上がったといっても良いでしょう。 以前にも書いたかもしれませんが、アクの強いヴィタリの演奏を聴くにつけ、 彼はバンドよりも絶対にソロ向きだと思うのでした。 |
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ギター・ポップの教科書的な傑作UTOPIA PARKWAYから
4年という長いブランクを経て生み出されたFOWの3rd。 そもそもメロディのポップさには定評のある彼らですが、 今回はとことんポップなメロディはそのままに ギター・ポップの枠を飛び越えたアレンジにより 楽曲の幅がぐんと広がっており、全体的に立体感が出てふくよかになった感じがします。 聴き手を裏切るようなスリルは無いですが 安心して耳を傾けることができる名盤に仕上がったといえるでしょう。 長い間待った甲斐がありました。 |
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スウェーデンの超絶ネオクラシカルバンドの2nd。 マジェスティック時代から伝統となっているメンバーチェンジは今回も行われています! (これまでのどのアルバムも凄腕ミュージシャンばかりが揃っていたと思うんだけど...) リズム隊がまるごとフラワー・キングス組に交代したこともあってか、 これまでのパクリ路線はそのままに、複雑度・プログレ度がさらにアップしています。 その結果まるでシンフォニーXにイェンス・ヨハンソンが加入したかのような、 すさまじく強烈な内容となっています。 メンバーが変わっても高度なクオリティを保ち続ける リチャード・アンダーソンの才能は大したものです。 はてさて次のアルバムでは誰がクビになるのかな(笑)? |
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ほぼリアルタイムで聴いたものの、感じるものが何も無かったため、
それ以降ずっと聴かずに今日まで来てしまったイット・バイツの最高傑作。 現在私が最も愛しているバンドA.C.Tに似ているという批評を目にし、 半信半疑で購入したところ、確かにA.C.Tに似ているっ!... シンフォ、ポップ、ハード・ロックが見事に融合した ユニークでオリジナリティあふれる音楽性に すっかり魅了されてしまいました。 (特にサパーズ・レディを想起させるアルバムタイトル曲には大感動!) フランシス・ダナリーのギターをはじめ各人が非常に高度なテクニックを持っていながら まず楽曲を中心に組み立てていく姿勢も良いです。 彼らがこれだけの名盤を残しながらもブレイクすることなくシーンから消えてしまった今、 A.C.Tには是非とも頑張ってもらいたいものです。 |
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香港、イギリス、ニュージーランド、南アフリカ、フランス、ウクライナ...
まるでメタル版エスペラントともいえそうな多国籍メンバーにより結成された
新人スピード・メタル・バンドのデビュー盤。 とにかくひたすらにスピードとクサメロを追求していますが 中でもスピードはすさまじく、 これまでのスピードメタル系バンドの疾走感を一気に2段階アップさせたような感じです。 (彼らと同じくバンド名にDRAGONを冠した疾走系バンドDRAGONLANDをも 一気に飛び越えています!) B級臭かったり、深みが無かったり...その独自なスタイルが故の欠点も 露呈していますが、自分の信じる道をただひたすら突き進む姿勢は素晴らしいです。 あまりの徹底振りに何度も笑っているうちにあっという間にアルバムを一周してしまいます。 いやはやこういう音が今頃イギリスから出てくるなんて思いもしませんでした。 |
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「フォーカスそっくりのB級シンフォバンド」がオランダに存在するという
話は随分前から知っていたので、CD化されたときは大喜びしたのを覚えています。 随分寝かせておきましたが、楽しみに再生ボタンを押してみると... B級だなんてとんでもない! フォーカスから様々な要素を拝借していることは確かですが、 そんなことはどうでもいいぐらいの豊富な音楽性と魅力を持つ実力派バンドである ことに驚きました。 (ついでにボーナス収録されているシングルB面の曲名にも驚きました!(笑)) もちろんプログレ名盤紹介にも掲載決定です。 |
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アメリカから登場した一風変わった懐古系プログレバンドによるデビュー作。 ROCKFOURやBIGELFのように60年代後半〜70年代初期のサイケな空気を再現 (時折もろにヴァーティゴやネオンになります!)させながら、 RADIOHEADのような現代的なエッセンスをも散りばめた独特な音楽性が魅力です。 しかし彼らの最大の武器はなんといってもメロトロンです。 そのこだわりは尋常では無く、 至るところで様々な音色のメロトロンがガンガン鳴り響きまくっています(スプリングも真っ青)。 メロトロンの魔力を最大限に引き出す楽曲の組み立ても見事です。 ジャケット(腕の切れている像)からはARCH ENEMYのBURNING BRIDGES (そういえばこのアルバムもメロトロンが使われてましたね。)を連想しました。 |
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カントリーとポップスを実に見事に融合させてしまったユニークな新人バンドのデビュー作。 アメリカの片田舎を連想させる土着的なカントリーサウンドに コーラスの美しいピュアなポップスが綺麗に溶け込んでいます。 組み合わせも面白いけどもっと面白いのは彼らがアメリカ南部では無く アイルランド出身だということ! 音だけ聴くと彼らがアイルランドのバンドだなんてとても思えません。 (ケルトの匂いはほとんど感じられないし...) ボーカルのスモーキーな声質はコリン・ブランストーンを髣髴とさせるので、 ゾンビーズがカントリーを演奏しているようでもあります。 (そんなシチュエーションありえないけど!) アルバムの後半でややトーンダウンしてしまうのが残念ですが、 前半の美しさは完璧です。 アルバムジャケットの2人の女性は誰なんでしょうか? 最初バンドのメンバーかと思いました。 |
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アメリカの新人メタルバンドのデビュー盤。 チューブラベルズなオープニング(ホラーな雰囲気を出したかったんでしょうが安直過ぎ!) の後は、執拗なまでにツイン・リード・ギターでがんがん押しまくります。 メイデンをチープにしたような展開が多く、さほど目新しさはありませんが、 ツイン・リードを最大の武器として極限まで前面に押し出した 曲展開はスリリングでなかなか格好良いです。 ただ何度か登場する女性のあえぎ声は聴いてて恥ずかしいです。 (スネークマンショウじゃあるまいし...) 同じく恥ずかしすぎるジャケットも今後はなんとかして欲しいです。 |
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若き日のギルビー・クラーク、カイル・ヴィンセントらが在籍していた
幻の80年代パワー・ポップ・バンドの未発表曲集。 純粋で元気に満ちあふれながらもちょっぴり切なさを感じさせるメロディ... 青春の甘酸っぱさがコンパクトな楽曲に詰め込まれています。 ライブでビートルズのSHE LOVES YOUを演奏しているのが微笑ましいです。 (見事にはまってます!) 残念ながらいまのところ唯一のオリジナルアルバムはCD化されていませんが、 未発表曲集でこれだけ質が高いんだからきっと素晴らしい内容に違いありません。 どなたか早くCD化して下さい! |
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ノルウェイのシンフォバンドによる唯一の作品。 バンド名や演奏写真(ガンダルフ風コスプレ!)から ジェネシス・クローンとしか思えないのですが、 サウンドはかなり独自性の強いものとなっています。 ハケット+ラティマー風の激泣きギターが際立つシンフォ (特に5曲目は全シンフォファンが涙を流すであろうとてつもない名曲!) と同国ノルウェイの英雄A-HAを連想させるようなクールな 打ち込み系シンセポップが混じり合っているのがユニークです。 このまま活動を続ければフラワー・キングスのライバルに なっていたかもしれないと思うと、 本作しか発表できなかったのがとても勿体無く感じます。 |
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トレヴァー・ラビンがソロ活動を行う前に在籍していた
南アフリカの実力派バンドのベスト盤。 様々なタイプの曲がありカラフルな印象を受けますが、 基本的にポップでメロディがとても覚えやすいです。 例えるなら、私が愛してやまない70年代ブリティッシュ・ポップの名バンド、 パイロットをハードにしてテクニカルにしてひねりを加えたような感じなので、 メチャクチャ気に入ってしまいました! トレヴァーのギターは全編眩いばかりに輝いていますが、 中でもブライアン・メイばりのギター・オーケストレーションが印象的です。 またトレヴァーの天才的な才能に隠れがちですが、 後にBCRに加入(全然知りませんでした)するダンカン・フォールの 才能も相当優れていることが良くわかります。 演奏もプロダクションもしっかりして垢抜けており、 辺境らしさはどこにも見当たりません。全世界的に成功したことも頷けます。 これだけ実力があるのに、全員がアイドル的ルックスだったことを考えると、 容姿のおかげで損をした部分もあるんだろうなあ...と余計なことを考えてしまいます。 「蛍の光」(というかスコットランド民謡)のカヴァーはラストにして欲しかったなぁ... オリジナル・アルバムの再発を強く希望します。 |
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フィンランドの知的な音楽スタイルを持ったバンドの初期の作品。 オフィシャル・サイトで試聴したアート・オブ・ノイズ風な曲が気に入ったので、 収録アルバムを買ってきましたが、 たった1曲だけでは彼らの魅力の1割も伝わらないことが良くわかりました。 曲や場面によってスタイルが激しく変化し、 ジャズロック、シンフォ、アンビエント...なんて言葉だけでは 表現し尽くせません。 無機質なアレンジと人間味あふれるメロディとの混ざり具合は絶妙です。 個人的にはマイク・オールドフィールドの叙情曲のリード楽器を ヴァイブに置き換えたような楽曲にやられました! こりゃ兄貴分のペッカもまじめに聴かなきゃダメですね。 |
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脳天落雷級の衝撃を受けたLIVERPOOL EXPRESSについて調べていたところ、
メンバーの1人であるロジャー・スコット・クレイグがメロディアス・ハード系ユニット
101 SOUTHに在籍していることが判明。
実は彼らのデビュー盤となる本作は、かなり前に聴いてはいたものの
特に印象に残っていませんでした。
今回慌てて家の中を探して聴き直したところ
近年のメロディアス・ハード系の最高峰ともいえる
GRAND ILLUSIONのVIEW FROM THE TOPをAOR+産業ロック寄りにしたような感じの
相当な傑作であることにようやく気付きました。 LIVERPOOL EXPRESSと101 SOUTHに音楽的な関連性はありませんが、 共通しているのは「メロディの誠実さ」...まさにこれに尽きます。 アルバム全体がありったけの温もりに包まれており、 まるで寒い冬に家の中を暖めてくれる暖炉のようなアルバムに感じました。 冬に相性抜群のアルバムだと思います。 それにしても何故この作品の良さに早く気付かなかったのかなぁ... きっと前に聴いた時は夏だったのかも!... 内容が良いだけに7曲目の途中で音が乱れるのがとても残念です。(輸入盤も乱れてるのかな?) |
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現在のテクニカル・シンフォ界をリードするネイサン・マールのHERETIK3部作完結編。 彼ら独自のスタイルでテクニカル・シンフォを突き詰めた 1つの到達点ともいえる内容の濃い作品であり、 その結果が「全1曲54分」...という究極の形に表れたのだと思います。 ただいくら内容が良くても、さすがに1時間弱聴き通すと疲れます! どの部分をランダム再生しても楽しめるはずなので、 できればタンジェントのように細かくインデックスをつけて欲しかったです... (昔は長くても全然平気だったのに...随分軟弱になってしまったな〜 > 自分) ようやく3部作が完結したわけですが、過去を振り返って考えると 3枚の音楽性にあまり関連性が無いような気が!... まあ作品それぞれが個別に楽しめるから特に問題無いんですけど(^^;) |
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2003年に日本国内で大ブレイクした女子十二楽坊ですが、
デビュー盤で日本の有名曲のカバーが数多く収録されていると知り、
戦略めいたものが鼻について興味がわかずチェックしていませんでした。 しかし先日、中国大陸盤が安値で売られていた(VCD付2枚組で1680円)のを見かけ 日本のカバー曲が全く収録されていなかったこともあり試しに買ってみたところ 内容の濃さにぶったまげました! このアルバムでは、くだらない制約や縛りにとらわれることの無い、 自由奔放でのびのびとした演奏をたっぷりと堪能することが出来ます。 これが彼女達の本当の姿だったんですね。 プログレ界の「母国盤を買うべし!」という鉄則がここでもあてはまったといえます。 東洋と西洋の文化、いにしえと最先端の音楽がクロスして 生み出されたスタイルはとてもユニークです! 民族色は当然ながら、時としてジャズロック、シンフォ、テクノ...と、 痛快に暴れまわっています。 中でも12分を超えるラスト曲はプログレにしか聴こえませんでした。 (この方向性で突き進んでくれたらある意味、 女子十二楽坊=中国産プログレバンドって解釈もありなんだけどなぁ) でももしこのアルバムで日本デビューしていたら絶対に売れてなかったでしょうね〜(笑) |
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あの愛すべきゾンビーズが90年代初頭にひっそりと復活してアルバムを出していたなんて
全然知りませんでした。 残念ながらロッド・アージェントはスペシャル・ゲストとして 1曲にしか参加していない(といいながらちゃっかり「二人のシーズン」を再録!) のですが、ユースケならぬセバスチャン・サンタマリア! と名乗る才能あふれるマルチミュージシャンの多大な貢献により ゾンビーズという名前を抜きにしても 十分楽しめる極めて質の高いポップ作に仕上がっています。 60年代当時と比べ、アレンジは変わっても、 メロディ、ハーモニーの美しさ そしてコリンの美声は相変わらず際立っています。 また年代を経たことにより人間味や枯れた味わいが作品ににじみ出ているのが良いです。 なんかプリファブ・スプラウトみたいな曲まであって面白いなぁ... と思っていたらそのものズバリのカバーでした! 残念ながらこの後ゾンビーズ名義での作品は出ていませんが、 バンド名どおりゾンビのごとく何度でも生き返ってもらいたいです! |
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ドリーム・シアターの久々となる2003年新作。 近年の作品数枚と比べてみても作風に大きな変化は無く、 大雑把に表現すれば前作SIX DEGREES〜の1枚目と2枚目を足して2で割ったような感じですが、 ダークかつベヴィな部分が増しています。 特筆すべきは、メタリカが最も輝いていた2nd〜4thの頃を強く感じさせる 展開が多いことでしょう。(もちろん現代風にアレンジされていますが) そもそも彼らは、デビュー時に「YES MEETS METALLICA」と表現されたこともあったし、 MASTER OF PUPPETSのアルバムを完全コピーしたライブをやったりも しているのでメタリカ的サウンドとは相性抜群です。 プログレメタルの重鎮と呼ぶにふさわしい一大傑作といえるでしょう。 ファンの期待を全く裏切らない貫禄の仕上がりです。 |
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マジェスティックを率い超絶ネオクラシカル道を突き進んできた
イェンス・ヨハンソン二世ことリチャード・アンダーソンによる新バンドのデビュー盤。 新バンドとはいいながらもベーシスト以外は全員元マジェスティック組なので、 マジェスティックがメンバーチェンジ&バンド名を変更したと考えたほうが良さそうです。 当然のことながら音楽性はネオクラシカル路線まっしぐらですが、 新たに加入したベースの存在感がかなり増しています。 これまでイングウェイやシンフォニーXから パクリを繰り返してきた彼らですが、今回はそれだけに飽き足らず、 新しい風を吹き込むためか初期ドリーム・シアターをたっぷりとパクってます。 (PULL ME UNDERとYTSE JAMの2曲... ドリーム・シアターファンなら絶対に気付くハズ!) リチャードのパクリの才能はティモ・トルキをも完全に超えているでしょう。 ただパクリ度合いだけでなく、超絶度および全体のクオリティもきちんと上積みされています! 現在ネオクラシカル系ファンの期待を最も裏切らないバンドといえるでしょう。 |
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オーストラリアから出てきた本格的な新人ロックバンドのデビュー作。 60年代のビートルズ、ストーンズ、フー、キンクス...を連想させるような、 ゴリゴリの王道ロックンロールでひたすら突っ走りますが、 それだけにとどまらず途中ちょうど良いところで美しいバラード(特にピアノ曲が効果絶大)を はさみアルバム全体が単調になるのを防いでいます。 サウンドとマッチしたアルバムジャケットも格好良いです(リヴォルバーを意識したのかな?)。 ベストヒットUSA世代としては「オーストラリア産ロックのメインストリーム =イン・エクセスとメン・アット・ワーク」で止まっていましたが、 このバンドはそんな停滞した思いを一気に吹っ飛ばしてくれそうです。 60年代のロックン・ロール好きはもちろん、 初期オアシスあたりが好きな人も是非聴いてみてください。 |
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説明無用の人気ユニット、ペット・ショップ・ボーイズのベスト盤。 WEST END GIRLSでデビューした頃のめり込んだものの、 その後ロック志向を強めた私(ユーロビート全否定!)は 最新チャートを追うこともなくなり、 彼らの音楽を積極的に耳にすることはありませんでした。 今になって聴いてみるとセンスの良さに感服するとともに、 彼らのスタイルには単なるユーロビートやシンセポップという言葉では 語り尽くせない多彩な音楽性が隠れていることに気付きました。 (だから長い歴史を生き残ることができたんでしょう。) CCCDのせいだと思われますが、 携帯用CDプレーヤで衝撃防止機能を働かせると音が乱れてしまうのが 残念でなりません。(CCCDは廃止しろ!) リミックスCD付き限定3枚組が出ているのでなるべくそちらを買いましょう。 |
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ビートルズ影響下のアメリカのギター・ポップ・トリオの作品。 まだまだメジャーどころと比べると楽曲の輝きという点でやや乏しいですが、 時々ハッとするようなコード進行が出てきて、 今後開花するであろう大いなる可能性を感じることが出来ます。 特筆すべきは、バンドメンバーの他にあのアンディ・ボップが、 ギター、ピアノ、バッキング・ボーカル、そしてプロデュースで関わっていることでしょう。 ミラクル・ブラーのファン(何人ぐらいいるんだろ?...個人的にはミラクル・ブラーよりも好み) なら必聴! コットン・メイザーあたりが大好きなビートルズ病の患者さん!も きっと気に入ると思います。 |
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メジャー系アメリカンハードロックとプログレメタルを融合させるという
離れ業をやってのけた個性的なバンドの2nd。 ゼロ・コーポレーションのおかげで長らく廃盤となっていましたが、 2003年にようやく再発されました。 最大の武器であるJACK BIELATTAの歌声を存分に生かすため テクニカルで複雑なパートを適度に押さえているのがポイントといえるでしょう。 デビュー盤に比べると、楽曲のバラエティさや華やかさに欠けますが、 似たタイプのバンドが見当たらないこともあって、 相変わらず十分楽しめる傑作となっていえます。 ボーナストラックでのアコースティックバージョンは ほとんどボンジョビのアンプラグドものみたいです! W2つを組み合わせたロゴマークは昆虫の触覚みたいですね。 |
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北欧シンフォ影の名作。
ギターとキーボードのユニゾンパートの多さとその混じった音色は
まさに北欧からしか出てこない音であり、
彼らの音楽性を一言で表現するなら「ハード・ロック・カイパ」といった感じです。 詳細はプログレ名盤紹介をどうぞ。 アルバムの内容はもちろん、アルバム発表前年に録音された3曲のボーナス収録も すこぶる格好良いです。 |
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第一期マハビシュヌ・オーケストラの屋台骨を支えた凄腕ドラマー、
ビリー・コブハムの75年ソロ作。 コブハムはやたら多くの作品を発表していますが基本的にどのアルバムも 高品質で、凄まじい超絶曲が1曲は必ず収録されています。 本作も例外ではなく、ブレッカー兄弟の個性を強烈にアピールした 超名曲SOME SKUNK FUNKが収録されています。 (某プログバーでの「ブラスロック5番勝負」でこの曲を大音量で聴いたときは、 あまりの格好良さに失神しそうになりました...ファンク系ブラス・ジャズ・ロックとしては 最強でしょう!) アルバムタイトル通り、他の曲もコブハムの作品の中ではかなりファンク寄りとなっていますが、 音楽的方向性に関係なくコブハムのドラムは冴え渡っており、 本作も傑作と呼ぶにふさわしい内容に仕上がっています。 |
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いかにもマグナカルタ・レーベル出身らしいテクニカル・プログレ・メタル作品。 ドリーム・シアターのIMAGES AND WORDS路線を継承したスタイルは、 レーベル仲間のシャドウ・ギャラリー(特に初期)にも通じるところがあります。 ただドリーム・シアターもシャドウ・ギャラリーも現在は様々な道を模索して歩き出しているので、 今となっては本作のキャッチーで明快な路線は新鮮に感じられます。 時折カンサスやスティクスを思わせる70年代のアメリカン・プログレ・ハードらしさを 垣間見ることが出来るのも魅力です。 この後彼らがどのような道を歩んでいるのか追いかけてみようと思います。 4曲目のイントロを最初に聴いた時FROM ME TO YOUのカヴァーかな? とちょっと期待しちゃいました! |
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60年代の空気を現代に蘇らせるイスラエルのサイケ・ポップ・ロック・バンドのライブ盤。
(ラストにスタジオ録音の音源を2曲収録) SUPERMARKETで大化けする前なので、耳に残る箇所はさほど多くは無いですが、 彼らの貴重なライブ音源が聴けるだけでもありがたいです。 彼らの音楽性からは、 ビートルズやビーチボーイズをはじめ様々なアーティストが思い浮かぶのですが、 このライブ盤では場内を浮遊するエフェクトから初期フロイド色を強く感じます。 その証拠にフロイドのカヴァー(ASTRONOMY DOMINE)もちゃっかり演奏されています! このカヴァーはまるで時間、国境...あらゆるものを超えて、 ウマグマからコピペしてきたような感じです。 エスカレータの描かれた裏ジャケは、まるでクーラ・シェイカーの2ndを連想させますが、 どちらも初期フロイドしていることを考えると、 どちらかがコンセプトをパクったんじゃないかと考えてしまいます。 (でも両作品とも99年発表なんですよね...偶然の一致?) ヘブライ語の響きはなんともエキゾチックです。 |
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1980年代に活動したB級ポップバンドのベスト盤。 サウンドはジャケット等から想像できるとおり、 初期ビートルズのアイドル的な部分に着目し、増幅させたような感じです。 バンドのテーマ曲が存在することを考えると、 80年代のモンキーズ!と呼んでも良いでしょう。 バンド活動の歴史が2枚のCDに網羅されており、 全48曲(&インタビュー収録)と収録曲が多くてお得です。 (...曲数が多い分退屈な曲も存在しますが...) 深みは無いですが、やってる本人達がいちばん楽しそうなのが なんとも微笑ましいです。 |
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ウルグアイのフュージョン/ジャズ・ロック・バンドによる
1st(76年発表)+2nd(77年発表)の2in1。 RTFをさらにラテン寄りにしたようなスリリングかつエネルギッシュな音楽性が魅力です。 各メンバーの活躍もさることながらゲスト参加している アイアートのサポートが光っています。 1stはプログレ名盤紹介に掲載したいと思います。 |
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スウェーデンやノルウェイの活発な北欧ロックシーンに負けじと
デンマークから登場した大物ロックバンド、カシミールによる世界デビュー盤。 神秘的なメロディ、内省的なボーカル、幻想的なエフェクト... あまりにもレディオヘッド過ぎる部分もありますが、 透き通るような美しさが印象に強く残る力作となっています。 国内盤はジャケが変更されている(地味だからでしょうか...)ので、 ボーナストラックに後ろ髪を引かれながらもオリジナルジャケの輸入盤を購入しました。 全編アニメによる秀逸なプロモビデオは必見です。 (彼らのオフィシャルサイトで見ることができます) |
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日本が誇る究極のジャズ・ロック兄弟によるデビュー作。 ライブ予習用に聴いてみたところ、 非常にテクニカルでありながら単純明快でわかりやすく、 聴いていてすがすがしい気分になりました。 難易度が高い演奏ながら余裕があるのが凄いです。 日本にもこれだけ実力のあるジャズ・ロック・バンドが存在していたんですね... 早く生ライブを見てみたくなる力作です。 |
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フランスの新進メタルバンドの作品。 フランスのメタルシーンはドイツ、イタリア、北欧諸国に比べて 遅れをとっている感がありますが、 実力のあるバンドがちゃんと存在していることを教えてくれる充実ぶりです。 斬新なキーボードによる味付けがプログレッシブ風味を感じさせて、 他の同傾向バンドとの差別化を図っています。 ただ個人的にフランス語のボーカルはやはりメタル(というかロック全般)には 向かないように感じます。 ポップスにはピッタンコなんですけどねー。 |
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ゾンビーズ再結成時(NEW WORLD発表時)にはゲスト参加だった
ロッド・アージェントがコリン・ブランストーンと組んだ、
つまりはゾンビーズの中心人物2人による作品。 再結成ゾンビーズを黒っぽくして渋くした感じの傑作に仕上がっています。 ロッドの冴え渡るオルガン(やっぱり最高!)の上に重なると コリンの美しい歌声も一層輝きを増して聴こえます。 いっそのことロッド入りでもう一度ゾンビーズを再結成してくれないかなあ... 何度再結成しても許されるバンド名なんだから。 |
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フィンランドから将来有望な新人メロデスバンドがまたまた登場しました。 全体的にはチルボドとソイルワークとイン・フレイムスを足し合わせて 若干詰めを甘くしたような感じで、曲作りも演奏も及第点を超えていますが、 最大の特長は2人のギタリストによる高速ギターソロの競演でしょう。 スピーディーでスリリングでとても華があります。 しかし残念なのはミキシング...ソロが周りの音に埋もれているのです。 せっかくすごい武器を持ってるんだからもっと前面に押し出さないとダメでしょ。 ボーカルが弱く演奏に負けているのも今後なんとかして欲しいところです。 個人的にはもっとギターソロの比重を増やしたほうが 面白い存在になるように思います。 |
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2003年末に大量に仕入れたタイポップスの中で面白かった一品。 懐かしのアシッドジャズ路線をうまく取り入れているのが、 今となってはとても新鮮に聴こえます。 びっくりするぐらい女性ボーカルも演奏も洗練されていて アジア/タイっぽさは感じられずとってもおしゃれです。 退屈な曲もありますが疾走曲での高揚感はかなり格好良いです。 渋谷系にはまっていた人はチェックしてみましょう。 |
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一時話題になったイギリス出身の若手ロックバンドによる2nd。 これもタワーのセールにて290円で捕獲しました。 オアシスをスケールダウンさせてポップにしたような感じで、 親近感がわく分近年のオアシスよりも気に入りました。 ただオアシスというモンスターバンドの影がちらつくこともあってか、 個性という点ではちょっと弱いです。 勢いがあって青くさくてはつらつとした感じがなかなか良いのですが、 それだけでは大ブレイクできないということでしょう。 残念ながら既に解散してしまったようです。 |
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ジェネシス、イエス、ジェスロ・タル、ジェントル・ジャイアントらの
エッセンスをふんだんに盛り込んだ現在形シンフォ傑作。 全ての楽曲がじっくりと作りこまれており、冗長な箇所が無く一気に聴かせます。 フラキン、スポビ、タンジェントなど近年のシンフォ名作群に全く劣ることの無い 完成度と力量に本家イギリスの意地を見たような気がします。 長い間2ndがリリースされていないのでバンドが存続しているのかどうか ちょっと心配です。どうか一夜の「花火」のような存在にだけはなりませんように! |
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複雑でせわしない展開が売り物のイギリスのテクニカル・シンフォ・バンドによるデビュー作。 全編インストによる弾き倒し系の音楽性からネイサン・マールの強力なライバル出現といった感じですが、 ネイサン・マールと比べると彼らのほうがフュージョン色が強いです。 デビュー盤ということもあってかやや魅力に乏しい曲も存在しますが、 一旦弾けたときの爆発力はかなりのものがあります。 今後を温かく見守っていくことにしましょう。 |
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スケール、迫力ともに満点の本格シンフォ・メタル作品。 IMAGES AND WORDSの頃のドリーム・シアターと RPG要素を抜き取ったラプソディを合体させたようなサウンドは ずっしりとした風格と重みがあります。 シンフォニックアレンジは決して大げさではなく必要最小限にとどめられており、 体脂肪率ひと桁のような無駄の無い引き締まったサウンドに仕上がっているのが とても格好良いです。 |
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速水真澄もビックリの紫のバラのジャケットが印象的な
イギリスのスーパー・バンドの傑作デビュー盤。 新時代のプログレともとれる超名盤SIXを 生み出す前の初々しい輝きを随所に感じることができる内容となっています。 SIXほどの神がかり的な完成度では無いものの、 ゴージャスでありながら破滅的なにおいを漂わせ、 ピュアな一面と屈折した一面を併せ持ったスタイルは既に確立されています。 メロディの美しさは90年代ブリティッシュ・ポップ・ロック・バンドの 中でも最高の部類に属するでしょう。 |
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ラプソディのギタリストによるデビューソロ作。 ラプソディが強烈すぎて長い間胃もたれ気味だったため、 ずっと聴くことができませんでした! 内容は良くも悪くもラプソディそのもの! 違いはボーカリスト(かなりの実力者です)のみと断言しても良いほど酷似しています。 この手のアルバムではずば抜けた完成度を誇っており素晴らしい内容と言えますが、 このアイデアをラプソディの次ネタとしてとっておいて、 ソロ作らしくバンドとは少しでも違う毛色の作品を作り上げても 良かったのでは?と感じました。 |
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EKSEPTION、TRACE、ソロ...人生の全てをクラシックの
カヴァーに費やしてきたオランダの偉人、リック・ヴァン・ダー・リンデンのソロ作。 21世紀になってもその意思を曲げることは無く、 当然のように全曲クラシックのカヴァーとなっています。 (ここまでいくとマンネリとかいう次元をはるかに超えてます!) 特筆すべきは選曲で、全てバッハのものに絞られているので アルバム全体に統一感が漂っています。 また全曲通してパイプオルガンを使用しています。 アタックは弱いものの、パイプオルガン自体が持つ音の厚み、 そして荘厳さはバッハの楽曲との相性が抜群です。 |
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ドイツの兄妹ポップ・デュオによる2作目。 ポップ王道路線で堂々と勝負して名盤に仕上げた4作目WAKE UP WONDERLAND に比べるとメロディ面、ポップ度ではかなり劣りますが、 そのかわりラウンジ色が強く、弾けたサウンドが刺激的で耳に心地よく、 オシャレ度では断然上回っているといえます。 様々なジャンルの音楽を盛り込もうとする精神が音からあふれ出ており、 リヴィエラの奥深さを知ることができる重要作品といえるでしょう。 |
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南アフリカ最強のロック・バンドであるラビット、後期ベイ・シティ・ローラーズに在籍し活躍した
ダンカン・フォールのソロ作。ラビットが良かったので仕入れてみました。 味わい深いポップ作品で、ラビットに通じる爽やかさも残っており、 ラビットがトレヴァー・ラヴィンのワンマン・バンドで 無くダンカンの才能も反映されていたことが良くわかります。 個人的には、実質上ジェフ・リンのソロともいえるELOのZOOM、 AVIARYのBRAD LOVEによるソロTHROUGH ANOTHER DOORあたりに近い 作風に感じました。 4曲目のLOVELIGHTは名曲です。 |
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スウェーデンのハード・ロック・バンドLOCOMOTIVE BREATHが
1999年に発表したアルバムTRAIN OF EVENTSのリニューアル再発盤。 北欧メタルらしさは感じられず、 NWOBHMにも通じるようなリフ主体のオーソドックスな ハード・ロック〜メタルを演奏していますが、 後にA.C.Tに加入するボーカリスト、ヘルマン・サミングの活躍もあって、 一風変わった印象を受けます。 さらにマティアス・エクルンドをはじめとする 凄腕ギタリストが大々的にゲスト参加して、 刺激的なギターソロを披露することにより、 起伏のある個性的な作品に仕上がっています。 それにしてもSCREAM OF ANGERは良くカヴァーされますね〜 (アーク・エネミー、ノストラダムスに続き、持ってるだけでも3回目...) |
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ロシアのロック・バンドARAKSのベスト盤。 曲によってキーボード・シンフォだったり、歌ものポップだったり、 パープルやツェッペリン風のハードロックだったり、 ZODIAC風のピコピコなシンセディスコものだったり... 正体不明というか、ポリシーが無いというか、なんでもありというか... さすがは辺境ものといった感じです! まあ難しいことは考えずに、おなじみの哀愁漂うオヤジ声ボーカル&メロディに 重点的に耳を傾けて楽しむのが得策なのでしょう。 個々の楽曲と演奏テクニックはかなりしっかりしています。 |
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北欧ハードロック/メタル界のスーパー・ボーカリスト、ヨラン・エドマンを擁する新バンドの作品。 長い時間をかけてじっくりと作られているのが伝わってくるほど どの曲もメロディアスで出来が良いのですが、 中でもKANSAS、STYX、FOREIGNERあたりを髣髴とさせる 70年代後半から80年代前半までのプログレハード〜AOR系産業ロックを 見事に吸収した楽曲の良さが光ります。 ツボを完璧に押さえた演奏、強力なコーラスをバックに、 パワフルでエモーショナルなヨラン・エドマンの歌唱が冴えまくります。 欲を言えば疾走曲が欲しかったかな... |
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70年代にひっそり活動していたブリティッシュ・ポップ・バンドが
2003年に新録したアルバム。
ベスト盤が素晴らしかったのですぐに入手しました。 ビートルズの後継者としては第一世代に当たるわけですが、 同世代のパイロットが昔の面影をうまく残しつつ渋みを増した作品を近年発表したように、 彼らもまるで同じように歳月を音に刻んでおり、 ゆったりとした大人のポップ作品に仕上がっています。 そもそも彼らの70年代の作品は当時のパイロットにそっくりでしたが、 本作も近年のパイロットに似ているのがなんだかとてもおかしいです! |
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既に解散してしまったイギリスのポップバンドのベスト盤的作品。 前評判どおりジェリーフィッシュやベン・フォールズ・ファイブに似た 爽快なポップ作に仕上がっています。 ただ前述のメジャー2バンドに比べるとさすがに劣ります。 曲によって最後の詰めの部分でもの足りなさを感じてしまいます。 その辺が10年間活動しながら成功できなかった要因につながっているのかもしれません。 センスは良いし才能はあると思うので いつの日か再結成したら面白い存在になるんじゃないかなあ... |
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なんとなくクリムゾンのアイランドみたいなジャケットが目を引く
アメリカのテクニカル・フュージョン・バンドの1st。 ジェフ・コールマンのギターを筆頭に各メンバーがテクニックを存分に披露していますが、 押し系の曲だけでなく引き系の曲も目立っており懐の深さを見せつけてくれます。 ギター主体なのでワイアード期のジェフ・ベックを現代的にして、 ジャズ/フュージョン色を強くしたような音楽性に感じました。なかなかの快作です! |
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南米チリのシンフォバンドの2作目。 常に押しが強く全員で弾きまくるタイプのサウンドで、 VINYL MAGIC出身の90年代イタリアのシンフォバンドあたりに通じる印象を受けました。 ただ演奏自体は躍動感もあり派手で良いのですが、 肝心の楽曲の出来栄えが演奏に負けてしまっており印象に残りにくいのが残念です。 今後印象的な楽曲を生み出すことが出来れば、 大幅に飛躍することが出来るでしょう。 これから大いに期待できる存在であることは確かです。 |
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ドイツの一風変わったロックバンドによる力作。 バラエティに富んだアイデアが次々と大胆に繰り広げられていきます。 シンフォ、ポップ、AOR、ハードロック、ジャズと自在に飛び回るスタイルは、 A.C.TやIT BITESあたりに通じるところがあります。 複雑に練りこまれた楽曲構成と落ち着いた演奏はもはやベテランバンドのようであり、 とてもまだ2作目とは思えません。 その他特筆すべきはこのバンドのボーカリストが、 なんとあのベガーズ・オペラのボーカリストの息子であるということです。 (ベガーズ・オペラの大ファンである私にとってはそれだけで買い!) 大仰に歌い上げるスタイルは父親そっくり!...現在においてもとても個性的です。 この手のタイプのバンドは少ないだけに解散せず着実に成長し続けて欲しいと思います。 |
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存在を忘れ去られるぐらい長いブランクの末に発表された
アメリカのポップアーティストの2nd。 セマンティクスや1stと同様、ポップなメロディは健在であり、 その美メロを彩る手作り感覚なアレンジから どことなくジェイソン・フォークナーにも通じるものを感じました。 彼の代表曲ともいえる超名曲COMING UP ROSESや本作6曲目の突出した印象から、 彼はパワーポップ的な曲よりもスローでしっとりした曲のほうが、 持ち味を発揮するタイプのように思えます。 じっくりと心に響く良いアルバムです。 |
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オランダの大型新人シンフォ・バンド(プロジェクト?)によるデビュー盤。
期待を込めてレーベル元のLASER'S EDGEに直接注文して入手しました。 とにかくジェネシスの影響が大きく、本家ジェネシスはもちろん、 ジェネシスの影響を受けた数多くのポンプ系バンドをもまとめて吸収したかのような シンフォとなっています。 楽曲の長さがコンパクトにまとめられているところにオランダらしさを感じますが、 メロディもオランダらしい人懐っこさが加わればさらにグレードアップしたと思います。 とはいえデビュー作にしてこのずっしりした聴き応え... 今後のシンフォ界に頼もしい存在が増えたといえるでしょう。 |
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2ndが素晴らしかった「台湾のNIGHTWISH」こと六翼天使(SERAPHIM)の3rd。 こっ恥ずかしいアルバムタイトル通り、本作でもクサメロ路線を貫いています。 アルバムを通すとやや平坦だった前作に比べると、スタイルに幅が出て立体感が増していますが、 その分彼らの最大の持ち味であるクサさが減少しているのはちょっと残念です。 といいながらパッヘルベルのカノンのフレーズを導入する展開など 随所に激クサな展開がしっかりと待ち受けています。 女性ソプラノボーカルの美しさは今回も際立っています。 |
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70年代にハード系プログレバンドとして活躍したアルゼンチンの
大ベテランによる2002年作。 90年代の復活作SANTOS Y VERDUGOSでは煮え切らない感がありましたが、 本作ではずっしりとして味わい深く、 それでいて若々しい疾走感を併せ持ったサウンドが楽しめます。 また同国アルゼンチンのRATA BLANCAほどではありませんが、 パープル系の様式美色が感じられます。 70年代の頃と比べるとすっかりスタイルは一変していますが、 時折見せる「強引な押し」や「情熱的な歌心」に名残りを感じ取ることが出来ます。 |
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現シンフォの代表格バンドによる2004年新作。 ロイネ・ストルトが主導権を握っていた初期と比べ、 最近の数作では才能豊かなメンバーが主張し始め、 アイデアを出し合ったこともあってか情報量が飽和し、 やや方向性が不明確になっていたきらいがありました。 しかし本作では情報がかなり整理されて聴きやすくなっています。 また本来持っていたメロディの良さもだいぶ戻ってきています。 それにしてもバンドメンバーが様々なプロジェクトに並行参加しながら、 これだけ内容ぎっしりの作品を作り上げるのはさすがです。 バンドに新風を吹き込んだダニエル・ギルデンロウの継続参加は◎です。 |
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北欧メタル界の最重要プロデューサーである
フレドリック・ノルドストロームが率いるメタル・バンドの2nd。 プロダクションはもちろんのこと、楽曲の出来、演奏能力...あらゆる面で 特級品の正統派メタルを堪能できます。 ややソツが無くきっちりと型にはまりすぎている箇所もありますが、 そこは個性的かつ独創的なガス・Gのギターで十分カバーしており 心にくいばかりです。 フレドリックのメタルに対するこだわりがひしひしと伝わってくる作品といえます。 |
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プログレ・メタル草創期に活躍した伝説のWATCHTOWERの関連バンドである
超絶系テクニカル・メタル・バンドの2nd。 懐かしのWATCHTOWERをインテリジェントにしたような独自のど変態スタイル はすさまじいものがあります。 この偏屈で激烈なスタイルは他のバンドには真似できないでしょう。 (DREAM THEATERとWATCHTOWERのフォロワーの数を比較すれば明白!?... って普通は万人受けしないスタイルを追求する道は選ばないか...) 若い頃に比べてあまりこの手の音楽を受け付けなくなってきているのですが、 体に悪い激辛ラーメンと同じでたまに無性に聴きたくなるんですよね(笑) 個人的にはもう少し7FOR4のようなキャッチーさが欲しいところです。 なお彼らのオフィシャルサイトでは音楽と映像が見事にマッチした ビデオクリップを見ることが出来ます。ファンの方はもちろん そうでない方も一見の価値はあると思います。 特にTHE CEREAL MOUSEとか凝っていて面白いですよ。 |
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スペインのメロディック・メタル・バンドの3rd。 スパニッシュ・メタル界の頂点とも言えるDARK MOORに比べると、 多少イモっぽく感じるのは巻き舌母国語ボーカルのせいでしょう。 さすがに超メジャー級のバンドに比べるとやや弱さも感じますが、 デビュー時のANGRAに通じるような疾走感、高揚感は クサいもの好きなメタル・ファンの心を存分に満たしてくれるでしょう。 今後彼らが成長したら、 洗練されることによりイモ臭さやスペインらしい「熱さ」が失われて つまらなくなってしまう気がします。 実は今が一番いい時期かも。 |