アメリカン・ネオ・プログレへの招待


90年代になりアメリカでHR/HMとプログレッシブ・ロックを融合させた動きが盛んになり、良質の作品が発表されるようになってきた。中でもドリーム・シアターを筆頭株主としたメタル系プログレのグループが世界中に溢れ出し、古くからプログレッシブ・ロックを愛してきたリスナーへ感動と衝撃を与え続けている。ここでは、そんな動きの中心であるアメリカの代表的なグループやアーティストを紹介していきたいと思う。70年代のスタイルとコンセプトを取り入れ、HR/HMのヘビィネス等をうまく組み合わせ、新たなスタイルが確率されたのだ。それは、テクニカルで複雑な曲展開を持ち、ドラマティックなメロディ、で構成された大作指向と言うプログレッシブ・ロックの特色を全面的に打ち出したもので、メンバー自身が影響を受けた音楽を自ら具体化させている。その中にあって、専門レーベルを立ち上げこのシーンを盛り上げているのが、マイク・バーニー主催のマグナ・カルタ・レーベルである。先人たちのトリビュート・アルバム(ピンク・フロイド、イエス、ジェネシス等)を制作し、新人の発掘も精力的であり今後も目が離せない。
(2000年を間近に控えこのようなムーブメントがますます発展していくように願ってここに掲載する。)

(あくまでも、ロック兄さんの独断と偏見でございます。)

こんなのどうDISC(アメリカ以外の国)


ロック兄さん特別編集

アメリカン・ネオ・プログレベストアルバム5選!

(はっきり言って順不同)

アーティスト/アルバムタイトル/発表年代 曲の内容等(ロック兄さんの感想も入ってる!!)
1.CAIRO/CAIRO(1994)(←こちらはセカンドです) マグナ・カルタ期待の星です。デビュー前から米国の一部では有名だったと言う、テクニカル集団です。影響受けたグループはEL&P等のブリティッシュの大物グループであり、正当派と呼べる演奏スタイルにスピーデイーな乗りとキャッチーな歌メロをプラスした様な作風はやはりアメリカ産と言ったところでしょうか。ジャケットもCGを使用したと思われ、いかにもプログレ・ファンが喜びそうなものです。(セカンドも同じ路線でやってます。)グループ名はエジプトの首都から取られているらしく、楽曲も壮大なテーマを扱っています。アルバムの6曲中2曲が10分を越えるもので、ラストの曲は22分をこえる超大作となっています。やはり、聞き所はリーダーのマーク・ロバートソンの華麗なキーボードであり、そこにギターとヴォーカルが絡み合い新世代のプログレ・ワールドを展開していきます。”シーズン・オブ・ザ・ハート”、”サイレント・ウインター”この2曲が兄さんのお勧めヨ!オリジナル・アルバム以外では、マグナ・カルタのトリビュート・アルバム等で数曲やってます。
2.マスター・マインド/ブレインストーム/(1991) ニュージャージーのベレンズ兄弟が中心となったグループで、兄貴のビルがギターシンセで弟のリッチがドラムス、そこにゲストでベーシストが入った基本的にはギタートリオ、しかしそこから出てくる音は正にプログレそのものと言った感じ、初めて聴いたときはビックラこきました兄さんは!ギターシンセがキーボードばりにバリバリ決めますからねこのハゲは。(兄弟そろってハゲてますここんチの人たち)セカンドであるこの作品はほとんど2人で作られており、自主レーベルからの発表と言う事もあり一部のマニアしか聴くことは出来なかったのである。98年に、ヤンス・ヨハンソン(北欧のスーパー・キーボーディスト)を迎えた5作目を発表したが、まさかこれほどまでになろうとは本人たちも想像出来なかったであろう。(97年にはなんと日本公演まで行いライブアルバムまで作るのダ!)ヴォーカルはお世辞にも上手いとはいえず、やはりギターシンセを駆使した爆発力と疾走感&ゴリ押しの決めが最大の売りでゴワス!70分の大作であり、一応コンセプト・アルバムでございます。(98年の作品は演奏に徹しておりまして、アメリカン・ネオ・ジャズ・ロック・アルバムとしてお勧めヨ!)
3.スポックス・ビアード/ザ・ライト/(1995) そのダサダサのジャケットから来る印象とは逆に、ものすごい内容で聴くものを圧倒させる力をもった”スーパー・ハイテンション・テクニカル・メロディアス・グループ”(←チョット長いか?)それが、スポックス・ビアードである。メンバー全員がスタジオの達人たちであり、様々なアーティストやグループに協力してきていることは、メンバーのインタビューをみれば一目瞭然。(←どこにあんのそれ?)コレまた長大な作品が並びます。1時間にチョイ足りない位のアルバムトータルの中でたったの4曲でタイトル曲が15分で3曲目は23分以上、一番短いのでも6分以上ときてます。絶対ラジオでは流せないネ。曲調は、G・ジャイアントに通じる様な複雑なリズム形態&コーラスのものから、場面展開が激しくもメロディが聞き易い組曲形式のものまで、一気にアルバムを聴き終わってしまう爽快感もgoodです。現在のところスタジオ作3作品とオフィシャル・ブートレグ・ライブ、そして未発表のレア・トラックス集の5マテリアルが存在します。1stには参加していないが、なんとメンパーには日本人がいまして、名前はリョウ・オカモトと名乗っています。スタジオ作3枚は全て入手可能なので是非手に入れることを勧めます。本人たちは日本でのライブを望んでおります。兄さんはこの1stとライブがお好き!
4.イルヴェイター/same/(1993) こちらはキネシス・レーベルからのバンドであり。デビュー前からかなりのライブ経験を持つと見られるグループで、アマチュア時代から70年代の古き良きプロク゜レの正当なる承継者と言った感じか?(←だからどんな感じなの?)音のニュアンスを文字で表すのは大変難しいのだが、80年代の英国で起こったムーブメントの中にポンプ・ロックと言われる勢力があったのだが、それらのグループの出していた音に近いと言えばいいかもしれない。どちらかと言うとゆったりめの曲展開をし、厚めのキーボードにギターが入ってきてヴォーカルがその中で歌心を発揮する。ヴォーカルは熱唱型ではなく、ジェネシスタイプと言ったところである。ライブ音源を収めた作品も存在するが入手は難しいかもしれない。ライブでどれだけの力量を発揮できるのか、実際に体験してみたいグループの1つであり、シンフォニック・ロックの良質な部分を90年代に再現してくれる存在である。英国のペンドラゴンやマリリオンの対抗馬として、今後も活躍してほしいと兄さんは願います。2ndもお勧めヨ!
5.グラス・ハマー/ペレランドラ(1995) ファースト・アルバムを最初に聴いた時はそれほどの引っかかりはなかったのだが、この2ndからは大バケをしてきた。現行のアメリカン・シンフォニックの最良質部分であることは疑う事はない。ギタリストとキーボーダーの2人を中心に、何度かメンバーチェンジを繰り返しているが、そのヴォルテージは作品を発表するごとに上がってきている。ファースト・アルバムではヴォーカル部分は取って付けたような感じだったのだが、この2ndからは女性ヴォーカルを迎えアメリカン・ネオ・プログレとして80年代のグループに引けを取らない内容に仕上がっている。しかし、マイナー・レーベルのため本国米国でもなかなか手に入りにくく、わが日本でも入手は一部のショップ等でしか購入できないでしょ。この、キーボードの畳みかける展開とエッジの効いたギターとドラムス、ベースでの疾走感とか結構いかしてるンですけど、ダメですかネ!。まずは一聴をお勧めします。3rdもお勧めヨ!

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