JEAN-LUC PONTY(VIOLIN)
ジャン−リュック・ポンティ(フランス人ジャズヴァイオリニスト)ジャズのフィールドもロックも超越して数々の名作を通して欧米で絶大なる人気を博しているポンティさん、わが日本では地名度はいま3つと言ったところだが、現在拠点としている米国ではエレクトリックヴァイオリンの第一人者として、人気実力ともにNo1の地位を築いている。もともとはクラシックの学校(フランス)を優秀な成績で卒業後、プロのミュージシャンとしてスタートし早い時期から米国でジャズとクラシックを融合させて関係者から注目されていた。日本で彼の名が知れ渡る様になったのは、ジョン・マクラフリン率いる”マハヴィシュヌ・オーケストラ”に参加してからの事である。そのジャズとロックとクラシックを融合させた作品群は当時のジャズ専門家たちを驚愕させ、ロック関係者を震え上がらせたものだ。ジャズのもつインプロヴィゼーションとクラシックの大作指向にロックのダイナミズムを作品に叩き込み、聴くものを圧倒するそのすさまじいプレイは当時のラジオ音源当で確認できるが、並大抵のミュージシャンができる芸当ではない事は誰もが承知のはずである。その前後からソロ作やF・ザッパとの共演と活動は続いていたが、わが日本では忘れ去られていた存在でした。名前すらジャズ専門誌の方隅にチョコット載る程度だったのだが、ある作品でブレイクするのである。(ごく一部のジャンルを愛するリスナーからヨ!)それがアラン・ホールズワースとの共演作”秘なる海”である。バックをロック畑のテクニカルなメンバーで構成されたその作品は、当時のインストテクニカルブログレの愛好者から大絶賛を浴びたのである。そこで、テクニカルフュジョン及びジャズロック愛好家の皆様にお勧め作品をここに掲載致します。ぜひ購入して後世に残して行きましょう。昔の作品もCD化されました。

ロック兄さん特別編集

JEAN-LUC PONTYのベストアルバム5選!JUNE,1999

(あくまでも1999年現在のお好きなものと言うこと!!はっきり言って順不同)

アルバムタイトル/発表年代

曲の内容等(ロック兄さんの感想も入ってる!!)

1.秘なる海(ENIGMATIC OCEAN)/(1977)

歴史的名盤といっても過言ではない作品。ギターにアラン・ホールズワースとダリル・ステューマー(ジェネシスのお抱えギタリストとして有名)の二人、ドラムスにスティーブ・スミス、と今では絶対にありえない様なメンバー構成で録音されている。トータルアルバムでありその中の”MIRAGE”は現在でもライブ演奏されている名曲である。そのすばらしい演奏内容は後のジャズロック又はフュージョンミュージックに影響を与えたのである。アルバム通してすばらしい演奏は続くのだが、二人のギタリストのインタープレイとポンティの流れる様なヴァイオリンの音色とキーボードの掛け合い当全編名演の嵐なのである。長い間廃盤扱いだったが90年代に入りCD化され一般のCDショップで現在も入手可能です。実はこの作品をプログレとして聴いていた人は多いはずであるが、米国ではジャズとして売られている。(レーベルはアトランティックジャズ)
2.ザ・ギフト・オブ・タイム(THE GIFT OF TIME)/(1987)

” 秘なる海”から10年後の87年に発表のこの作品はレーベルもコロンビアからのもので、やはりトータルアルバムでありその美しいイラストのジャケットがプログレ魂をまた呼び戻したのである。(私がヨ!)プロローグはシンクラヴィア(ポンティはシンセも演奏できるマルティミュージシャンなのだ!)から入りヴァイオリンでこの作品を導入部分へと導いてゆく、たまりませんなぁこの展開!(好きな人はこの導入部分を聴いただけでゾクッときますぜダンナ!)これまたラストのアルバムタイトル曲”ザ・ギフト・オブ・タイム”まで耳が離せられません。主要メンバーは黒人のベース奏者バロン・ブラウンとレイフォード・グリフィンでこの二人がまたテクニカルであり盛り上げてくれています。ヴァイオリンもMIDIという仕様になりデジタル処理されたその音のきれいな事といったらアナタッ!もうすばらしいです。
3.フェイブルス(FABLES)/(1985)

兄さん大好きなスコット・ヘンダーソン(G)を迎えての作品で、アルバム発表後のツアーにスコ・ヘンは同行するのだが、そのすさまじいギタープレイはポンティバンドのなかでも歴史に残る名演として語り次がれていくでしょう。チック・コリアのエレクトリックバンド1stで世のフュージョンファンをアッと言わせたスコヘンが、今度はポンティとからんでいたとはあまり知られていなんいじゃなかろうか?と思いましたぞ。アルバムスタートの”インフィニット・パーシュート”から二人のバトルは展開され、聴く者を圧倒致します。全曲スコ・ヘンが参加ではないが、ツアーは全曲弾きまくりです。ブラジルツアーのビデオを見ると主役のポンティを完全に食っています。そのクセのある音色と良く動く顔(特に口もとがすごいっ)が特徴的な彼のプレイはC・コリアの所や、J・ザビヌルの所でも同じでした。(スコ・ヘンのページも計画中です!)
4.ライブ・アット・チェニーパーク(LIVE AT CHENE PARK)/(1998)

こちらは97年アメリカでの実況盤でして、久々のアルバムという事と80年代からの彼の集大成的なベストライブとなっております。78年に1枚もののLPでのライブ盤は存在するのだがCD化されておらず、現在入手できるオフィシャルのライブ盤はこれのみである。(78年のライブCD化しないかなぁ?)メンバーはジェイミー・グレイザー(G)とB・ブラウン(B)、C・ライン(Key)とおなじみの人たちであり余裕のライブを私たちに聴かせてくれる。全編聴き所満載のアルバムだが、ちょっとばかし音がこもりぎみなのが気にかかります。まぁポンティとそのバンドの演奏はすばらしいものなので、大音量で聴いてください。もう50歳はとっくに過ぎているハズのポンティおじさんのそのすごいことすごいこと、きっとアナタも満足することでしょう。5弦と6弦のエレクトリック・ヴァイオリンを駆使しての超絶技巧ライブ盤の決定だ!
5.ミィスティカル・アドベンチャーズ(Mystical Adventures)/(1982)

これが初めて購入したポンティさんのアルバムでして、これから兄さんのポンティ教がはじまるのです。沢山の人に「ポンティいいぜ!」と云い続け早10数年、いまだにポンティ教の信者はわが兄一人のみでございます。そのすてきなイラストのジャケットの通りミスティリアスな内容ですぐそのトリコとなってしまいました。プログレの新しいグループのアルバムとして友達に紹介しましたが、ちょっとジャズっぽいといわれましたが、当時の兄さんの感性にぴったしでした。この時点ですでにポンティは来日しており自己のグループとしてはその後日本公演は行われていません。(←なにっ来日していただとーっ?)メンバーはおなじみの方々で、ジェイミー・グレイザー(G)とランディ・ジャクソン(B)、C・ライン(Key)、レイフォード・グリフィン(D)というもの。現在邦盤で入手はできないのでネットで購入してね!

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