
メロディアス・ハード(裏 AOR)Vol.2
メロディアス・ハードのアルバム紹介の第二弾は80年代に大活躍したグループの再編や、有名グループのメンバーが結成したグループの紹介です。
メロディアス・ハードのおすすめアルバム3選!feb.2000
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タイトル/アーティスト |
曲の内容等(ロック兄さんの感想も入ってる!!) |
| 1.EMPIRES / JIMI JAMISON'S SURVIVOR (1999) | ジミ・ジェイムソンズ・サバイバー。80年代に全米を制覇したサバイバーの2代目ヴォーカルのジミ・ジェイムソンがサバイバーを復活させた。ネーミング自体オリジナルな形で復活はならなかったが、サウンドそのものは80年代テイスト溢れる素晴らしい出来映えとなっている。このアルバムのための書き下ろし作品と言うよりは、今までの活動の集大成と言った趣が強い様な気がする。その理由として、米国の人気TV番組「ベイウォッチ」のタイトル・ナンバーが収録されているし、2曲サバイバー時代の”バーニング・ハート”と”レベル・サン”のライブ音源が収録されている。(これは、古くからのファンに対するサービスであろう・・。)1曲目からゴキゲンなアップテンポでハードなギターが大活躍する曲が耳に飛び込んできた時点で、アナタはもうジミの衰えない歌声にノックアウトされることでしょう。オリジナル・サバイバーに比べギターの音がハード・エッジな点と、女性ヴォーカルとのデュエット収録されている違いはある。大ヒットした映画ロッキーのテーマ曲や、MTV全盛時代にガンガンとヘビィー・ロテーションしていた時期の音を思い起こさせるものだっ。そして、うれしい事にある人物がアルバム作りに参加している、あの”マニアック”の大ヒット曲を持つギター&ヴォーカルのマイケル・センベロが参加しているのだっ。スタジオとして使用しているヴォサノバ・ホテル・スタジオの名前を発見して間違いのない事がわかった。(センベロさんのファンならもうご承知ですよネ!)現在は、ソロ・アーティストとしてではなく、こういう裏方の仕事に専念しているのであろうか?とにかくも、久々のジミ節を聴く事のできる好盤であるのは違いない。できれば、サバイバー時代のライブをコンプリート収録したライブ盤を出してほしいのだが・・。 |
| 2.ORION THE HUNTER / same (1984) | オリオン・ザ・ハンター。こちらは、あまり有名なアルバムではないがマニアが泣いて喜ぶアイテムである事は間違いない代物である。それは、裏BOSTONと言えるものだからだっ、何とメンバーがBOSTONのオリジナル・メンバーであるギターのバァリー・グッドローが結成したグループだからである。そして曲作りとバック・ヴォーカルでブラッドリー・デルプが参加しており、メイン・ヴォーカルとしてフラン・コズモが参加している。もうBOSTONファンはこれは見逃す事はできないのである。84年の作品ながら10年以上に渡り幻のアルバムとして有名だった訳だが、95年にめでたくCD化されて90年代に私たちの手元に来てくれたのである。当時日本でもアナログ盤が別のジャケットで発売されたがすぐに廃盤になり、長い間マニア延髄の的であった作品がオリジナル・ジャケットでめでたくCD化であります。(ヨカッタ、良かった!)フラン・コズモは後に本家BOSTONに正式加入する事を考えると、この1枚で終わってしまったのが実に残念でならない。サウンドの方はグッドローのギターを中心に、親しみやすいメロディーとコズモのハイ・トーンVoに、ブラッド・デルプも参加したコーラス・ハーモニーを前面に出した高品質のアメリカン・メロディアス・ハード・ポップ・ロックとなっている。トム・シュルツに比べるとワイルドな印象のギターだが、ヴォーカルを前に配置した感触の時は本家に勝る雰囲気もあり、シュルツ以外のメンバーでも良質な曲が作れるという実証を示している。(後のコズモの参加が一番それを物語っている。)できれば、もう少しキーボードをフューチャーして盛り上がりをみせる展開の曲もフューチャーしてほしかったのだか・・・。 |
| 3.DAKOTA / THE LAST STADING MAN (1998) | ダコタ。80年代に良質なアルバムを発表していた隠れた名グループが見事に復活した。それがこのアルバムの主人公のDAKOTAです。中心となるのは、ジェリー・G・ルジック(Vo、Bass)と言う方であります。当初はこのルジックさんとビル・ケリーなる人物が中心のグループだったのだが、3枚目のアルバム発表後86年に解散する事ととなる。そして、メロディアス・ハード・ロックのマニアの間でコレクターズ・アイテムとなっていた作品をイギリスのメロディアス関連のレーベルである「エスケイプ・ミュージック」がCD化する事に興味を示すのである。そして、発表された作品が”MR.LUCKY”として96年に日の目を見る事になるのである。(86年に発表された作品の録り直し作品である)その出来映えの素晴らしさに喜び、エスケイプ側から依頼されて作成されたのが本作「ザ・ラスト・スタンディング・マン」である。(有名な映画のタイトルと同名でもある・・。関連があるかは不明?)曲調は、美しいメロディ・ラインを主軸に、エッジの効いたギターとバランスのとれたコーラス・ハーモニー、そして幾分枯れた感触のルジックのメイン・ヴォーカルが微妙に絡まり見事な調和を見せている。とびっきりスピィーデイーな展開の曲があるわけではないが、70年代後半から培ってきた曲作りのセンスが見事に昇華した内容に思わず握りしめるのである。(←何を・・?)エスケイプ・ミュージックは他にも素晴らしいアメリカンなグループの作品をリリースし続けているので今後も目が離せないレーベルである。 |