テクニカル至上主義

ロック兄さんが考える所のテクニックを駆使したロック。それは、ジャズ・ロックもしくはプログレッシブ・ロックと呼ばれる物が多いが、近年HR/HMサイドからもその流れは生まれてきている。そんな中で兄さんが気になるグループ又は、プロジェクトを紹介していきます。
アメリカン・ネオ・プログレ

テクニカル・ロックベスト10選!

(あくまでも1999年現在のお好きなものと言うこと!!)


アーティストorプロジェクト

解説等(ロック兄さんの感想も入ってる!!)
1.ナイアシン(セカンド) ベースのB・シーンが結成したスーパー・ハイテンション・プロジェクト。正にスーパーなメンバーで構成された全編インストもので、2作品現在まで発表されてます。特筆すべきはドラムスのD・チェンバースであり、そのスーパープレイはジャズ・フュージュン界でもひっぱりだこであり、当代随一のパワフルあるドラミングは90年代最高のドラマーの名をほしいままにしている。来日公演の際映像が残されているので、そのすさまじいばかりの超ド級プレイを目の当たりにした方も多いと思うが、他のドラマーのプレイは全てかすんでしまう位だ。テクニカル!
2.ゴングジラ(裏ゴング) 90年代に突然現れた怪獣ゴングジラ!そんなジャケットで我々の前にあのフレンチ・ジャス・ロックシーンに君臨した第二期ゴングであるピエール・モエルランズ・ゴングの復活である。(しかし、肝心のピエール・モエルランは参加していない)コンセプトと曲調がそのままなのである。とてもパーカッシブであり、非常にテクニカルかつドライブ感に富んだもので、圧倒的迫力がある。メンバーは兄さん大好きギターのA・ホールズワースと、H・ロウ、B・ロザガ、B・モエルラン等々みんなかつてのゴング仲間である。確認されているのは2作品ある。
3.エクスプローラーズ・クラブ/エイジ・オブ・インパクト もっとも最近の作品として兄さんが今聴きまくっているものの一つ。こちらはいわゆる、アメリカン・プログレハード・テクニカルものの代表格。中心人物のトレント・ガードナー(Kbd)は、マジェランというプログレ・ハード・グループのリーダーでありマジェランとしてやりたかったことを、すばらしいメンバーに置き換えて実現した夢のスーパー・プロジェクトである。ドラムスのT・ボジオが久々に叩きまくっているのが大変うれしく存じます。ギターはD・シアターのJ・ペトルーシ君が気持ちのいいソロを展開しており、パーマネントなグループとして活動してほしいほどです。ベースはやはりアメリカNo1のB・シーンです。歌物テクニカル・ロックの最高峰に位置すること間違いなし!
4.ケンソー(唯一の日本選手) 兄さんはどちらかというと洋物専門なんですが、このケンソーさんは違います。なんといってもリーダーの清水さんは歯医者さんなのですから、職業としてはプロのミュージシャンとしてではなく、別の職で稼いでいるんですからすごい人です。(←全然曲の内容と関係ない!)全編インストであり、ジャズ・ロック的展開とプログレの要素を兼ね添えたその内容は、世界的にも十分通用するものと信じて疑わないのは兄さんだけではないでしょう。清水さん以外メンバーは全員トップスタジオミュージシャンなので、グループとしての活動は限られており、ライブも限られた所でしか行われず、我が日本でも知名度はいま3つと言った所でしょうか。だが、演奏・曲ともに三星です。
5.ジャム・カレット 超マイナー故に、このグループの作品は入手が困難をきわめると思われますが、あえてご紹介いたします。アメリカのマイナーレーベルから数作出てますが、全体像は残念ながら把握しておりません。ギターを全面に押し出したそのアグレッシブなプレイは、ライブ映像に映し出されいっそうメンバーのまじめな姿勢が伝わってきます。(←通常の流通ルートでは手に入りません、いわゆるブートレグ!)ディストーションかかったK・クリムゾン的な音なんですがクリムゾンのそれとはチョット違う。(兄さんはCD3作品と、ライブビデオ1本所有しとります。)
6.ドリーム・シアター(セカンド) テクニカル・ハード・プログレ・メタル、この人たちの出現により多数の若き戦士たちがテクニカル・ロックの最高峰めざし日夜努力しております。メタルなのにテクニカル「こんなグループいままでなかった・・・」第一印象はこれでしたね。メンバー全員がきちんとしたテクニックを持ち、圧倒的パフォーマンスを繰り広げる。正に衝撃的でしたね、2ndアルバムを聴いた時はゾクッときましたよ兄さんは。(ライブもすごかったし・・・)
7.ディキシー・ドレッグス/ドレッグス(改名)(LIVE盤) 70年代後半から活動しているテクニカル・インスト集団です。ギターのS・モーズさんは現D・パープルの正式メンバーですね。活動事態は断続的で、改名したりしていますがやっていることはそのまんま20年たった現在も同じでしょう。モーズさん事態ソロをだしたりバンド形式で活動したり、カンサスへ一時期参加していた時もありました。まさかパープルへ加入するなんて兄さんびっくりでした。ドレッグス事態は、カントリーやロックンロール、ジャジーなものまでなんでもありのグループでしたが、正当派ブリティッシュ・ハードロックの重鎮と合体するとは?どうか改心してまたドレッグス名義での作品を出してほしいものです。バイオリンとか入って良かったのになぁ。
8.ブランドX ブリティッシュ・ジャス・ロック史にその名を残し、長きに渡り活動休止状態だったもののアメリカへ渡り、J・グッドソールとP・ジョーンズが復活させたのは90年代に入ってからです。スタート時はフィル・コリンズのセカンドバンドのように言われてましたが、メンバーはいづれも歴戦の勇者揃いで特にベースのP・ジョーンズはフレットレス・ベースの第一人者として今も語り次がれています。97年の来日公演を見に行きましたが、その超絶技巧ぶりは今も健在でした。なんとドラムスはピエール・モエルランであり正にブランドXとゴングの合体でした。(P・モエルランは思ったより体が小さい人なのだが、そのプレイはとてもパワフルでした。)
9.ジェントル・ジャイアント(LIVE盤) テクニカル・ロックとしてこのグループを紹介するのは兄さんぐらいか?プログレ・フリークの間でもこのG・Gは好き嫌いが激しく分かれるであろう。それくらいクセのある技巧派集団なのである。歌そのものはとてもうまい部類に入らず、どちらかと言うとコーラス部分に味のあるグループであり、楽器をいくつも使い分けるマルティプレーヤーが揃っている。クロスリズム、変拍子を使い、めまぐるしく展開する様子は現在の多くのグループがとりあげている手法だが、30年以上前に彼らはすでに確立していた。リコーダーやヴァイオリン、サックス等、当時ロックではあまり見かけない楽器をうまく曲に溶けこませ、G・Gワールドを形成している。いくつものバンドがその演奏形態を模倣したが、本家にはとうてい足下にも及ばなかった。

そしてこの一派です

10.キング・クリムゾンとその仲間たち(なぜかこれだけ大きく)

やはりなんと言ってもテクニカル・ロックとくれば、69年から数々の名盤を世に送り出したこのバンドですね。ロバート・フリップ爺ひきいるブリティッシュ・プログレの偏屈集団です。メンバーは有に30人以上になりますでしょうか?(いやもっとか・・・)現在は大きく分けて第3期に入っているようですが(解説者によっては、もっと細かく分析していらっしゃるようですが・・・)6人のメンバーがチーム分けして活動しています。毎回ファンの期待を裏切ってきたフリップ爺が今度はどんなK・クリムゾンを我々の前に提示してくるか?興味はつきません。作品そのものはあまりにも統一性に欠け、メンバーも様々なセッションやソロ・ワークを残しているので「コレだっ!」という作品はないのだが、あえて紹介するとすれば下記の作品となる。他にも優れた作品はありますが、この5作品をものにすれば、クリムゾンが正にテクニカル・ロックの権化であることが理解していただけるであろう。 (アルバムによってこうも印象が変わるグループも珍しいが、そもそも”プログレッシブ”というのは進化するという意味合いからキング・クリムゾンは進化し続けるグループなのであるー。)


キング・クリムゾンのベスト5!

アルバムタイトル/発表年代

曲の内容等(ロック兄さんの感想も入ってる!!)
1.キング・グリムゾンの宮殿/(1969)(1st) 歴史的名盤といっても過言ではない作品。あのビートルズの”アビー・ロード”を一位の座から引きずり降ろした作品であり、それまでのロックの歴史を否定したかの様な内容に賛否両論となった曰く付きのものである。
2.レッド/(1974) ここで一度クリムゾンの歴史は止まってしまうのだが、80年代に入り復活する。74年はプログレ界にとって転機の年であるとよく言われるのは、この作品でクリムゾンが活動を休止したためである。70年代、80年代、90年代と続けて登場するアーティストはビル・ブラッフォードだけである。
3.USA/(1975) 兄さん大好きなエディ・ジョブソンがオーバー・ダブで参加している、曰く付きの作品。オフィシャルでLP発売されているが、なぜかCD化されていない作品。クリムゾンの一番すさまじい時代のライブ音源を後から手直しして発表された。
4.ディシプリン/(1981) こちらは80年代に入ってからのクリムゾン。しかも2本のギターで構成(クリムゾン初の試み)されておりキーボードやヴァイオリンはフューチャーされておらず、それを期待していたファンはがっかりしたものだ。(そうです期待を裏切ることこそ彼らのいいところ!)
5.ブルーム/(1994) 90年代に入り、ダブルトリプル編成での船出となった作品。(ギター2本、ベース2本、ドラムス2本)現在はこれが2ティームに分かれて活動している。メンバーの内必ず誰かは毎年来日している。クリムゾンのメンバーは親日家なのであった。


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