〜Albumについて(ちょっと個人的なコメント・・・)〜

(歌詞・サウンドはOfficial Page,
日本語歌詞(一部)はToad Lyricsへ)

ここからも買えますcdnow(英語)


〜壊れてしまいそうに繊細だった少年が、繊細な感受性を残したまま、 少しずつ少しずつ逞しくなり、Coilではふっきれたように歌います。
その成長ぶり、アルバムを年を追って聴いて感じてもらえたら・・・〜


★Bread and Circus('89), Pale('90)

Bread and Circus Pale








初期の2作はなんといってもまだ10代のGlenが、壊れてしまいそうに繊細な感情で、現実を見つめれば見つめるほど感じてしまう、不安や疑いの念、憤り、孤独感等を語る詩と、 切々と歌う声に胸が痛みます・・・。



★Fear('91)

Pale サウンド、詩、共にやはり繊細でありながらも、少しだけ逞しさと自信が加わり深みを増します。 他のアルバムにも言えることですが、自分の弱さをこんなに正直に語れるGlenだからこそ、ふとした瞬間の歓びや勇気について歌う詩は説得力をまして心に語りかけます。またGlenの歌い方もこの頃から少し変わります。(どちらの歌い方も魅力的!)



★Dulcinea('94)

Dulcinea ライブ形式で行ったレコーディングによりサウンドは躍動感を増し、さらに繊細でありながらも説得力のある、澄んだGlenのヴォーカルとの相乗効果で、余裕さえ感じます。詩もGlenらしい微妙さは変わらず、心から溢れでる感情を歌い、また思わず微笑んでしまうような詩も。ちなみにこの前年'93.6にはLaurel Franklinと結婚。(アルバムFearのButterfliesの女性の声はこの人!)



★In Light Syrup('95)

In Light Syrup ”自分たちでは気に入っているのになぜかアルバムに載る機会を逸してしまった”数々の曲集。メンバーは“それまでの活動10年を締めくくり、新たな10年間に突入する意味でも、それらをひとつにまとめるべきと思った”とライナーで語っています。映画やドラマで使われた曲も入っており、一曲一曲なかなか聴きごたえがあり、聴くほどに味を増します。



★Coil('97)

Coil 思いがけずToad最後のアルバムとなってしまったCoil・・・。Dulcinea以降3年ぶり、Glenはその間に2児のパパにも。

それまでは“文脈や背景を構築するのはリスナーの役目さ。不明瞭な部分をうめることによって歌は豊かになるんだ”(流行通信 '95.6)といって、あまり歌詞の説明をしたがらなかったGlen。でもこのアルバムでは心境の変化があったよう。“今は、意味のある言葉じゃなきゃ歌詞には使いたくないんだ”(Cross Beat'97.6)と言うように、深みと率直さを一気に増したGlenの詩の世界と、それまで以上に磨きがかかり、潔いドライブ感が胸に響きまくります!!

壊れてしまいそうに繊細だった少年が、繊細な感受性を残したまま、少しずつ少しずつ逞しくなり、Coilではふっきれたように歌うGlen。現実と力強く向き合い、その溢れ出る感情ゆえ、時には一見投げやりに聞こえるほど冷たく、突き放すかように歌い、でもその後には、それ以上に逞しさを感じるGlenの心の声が聞こえてくるよう。それは温かく、前向きで、包容力さえ感じます!
この成長ぶりは、ぜひぜひアルバムを年を追って聴いて感じて欲しい!!



ライブアルバム

★Acoustic Dance Party('94)

Acoustic Dance Party Something's always wrong, Stupid, Nanci, Walk on the Ocean, Fall Downのアコースティックライブヴァージョン。 どれもいいけど特にSomething〜とWalk〜は絶品! 少しだけメンバーの会話や笑い声も聞けます^^。






(PS. 私なりに一生懸命表現したつもりなのですが、 各アルバムのライナーにはとても共感するところが多く、結局言って いることが一緒・・・と感じる方もいるかもしれません・・・)