asahi.com 2001年4月19日付
国立大の付属学校も見直し必要 文科省の懇談会指摘
教員養成系大学のあり方を検討している文部科学省の懇談会は19日、国立
大の付属学校の規模縮小や統廃合など改編が必要だとする意見をまとめた。
「エリート校」になっているとし、入試の見直しも求めた。国立大付属学校の
こうした見直しは初めてで、今年夏にもまとめる報告に盛り込む。
国立大の付属学校は小学校73校、中学校76校など全国に259校あり、
約10万人が学んでいる。本来は大学の研究や教育実習の場として設けられて
いるが、現在の大学の研究は必ずしも付属学校を必要とするものになっていな
いとした。また、「エリート校」での研究や実習は、様々な子どもが集まる一
般の公立学校の参考にしにくいと批判が出た。
その上で、少子化で教員の採用数が減る中、規模も見直しが必要だとした。
特に筑波、東京芸術、名古屋、神戸大など教員養成を目的としない9大学・学
部にも付属学校があるが、「大学側が研究との関係で必要性を説明できるもの
でなければならない」とした。
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