立正大学の挑戦 その1
学生による授業評価アンケート


立正大学では、大学の講義に対する社会的な批判や要求に応えるため、
今年度(平成12年度)から、学生による授業評価アンケートを実施します。
法学部政治学原論講座も、このアンケートに参加しています。

このアンケートには、三つの目的があります。
第一に、講義を受ける側の学生の意見を聞きながら、授業の改善を目指すこと。
第二に、学生の意見を聞くことで、学生と教員との意識のズレを解消すること。
第三に、教員の講義に対する積極的な姿勢を学生に理解してもらうこと。
簡単に言うと、学生とのコミュニケーションを密にすることによって、今まで一方通行
だった講義の空間を、もっと人間味あふれた、心通うものにしたいということです。

このようなアンケートを行うことで、実際、教員の側でも心理的に大きな不安を背負う
面もあります。学生がしっかりと自分の授業を評価してくれるだろうか、学生の人気を
取ろうという気持ちが先走って授業の内容が低下しないだろうか、授業の内容よりも
時代の流れによって自分の科目が評価されることはないのだろうか・・・。

しかし、私の所属する法学部でも多くの教員がこのアンケートに協力しています。
それは、自分の講義をより良いものにしたいという意欲の現れであり、また、
学生の皆さんを信頼するという教員の側からの意思表明でもあります。

大学は、教員で成り立っているものではありません。そうではなくて、
学生で成り立っています。教員がいなくても、学生の自主的な勉強と学問は可能
ですが、学生がいなくては、大学という教育機関の存在意味そのものがなくなります。
ですから、大学の第一の構成メンバーである学生の皆さんに、ぜひ積極的に、
そして真剣にこのアンケートに取り組んで欲しいと思います。
そして、その成果が、未来の立正大学をさらに良い大学へと引き上げることを、
そしてそこで学ぶ皆さんの未来の後輩が充実した学生生活を過ごせることを、
祈りたいと思います。
皆さんの意見、絶対に無駄にはしません。
                               早川誠

いくつか注意点
・アンケートはその年度の講義の最終日に行います。
・無記名ですので、成績評価等に関わるのではないか、という心配は一切いりません。
・結果は、教員・科目名を伏した状態ですが、公表されます。