☆カリミョウバンの結晶(クリスティーヌ)の作り方☆


 材料

  カリミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム10水和物;AlK(SO4)2・10H2O)  たくさん

  お湯、ビーカー(サンプルビンとかペットボトルでも多分可)、透明ミシン糸(テグスや釣り糸も可)、ろ紙(コーヒーフィルターとかキッチンペーパーでも可)

 作り方

  1.ビーカーに40℃くらいのお湯を適当に入れる。温度が高いとカリミョウバンがいっぱいとけるから大変。

  2.カリミョウバンをどっさりいれて良く混ぜる。とけなくなったら溶液をろ紙でこして別のビーカーに入れる。ろ紙に残った結晶ももったいないからとっておく。

  3.ろ液は多分きらきら白くなっていると思うので,ろ液を湯せんして析出してきた結晶をまた全部溶かす。とけたらゆっくり冷ます。湯煎にいれたまま冷ますとゆっくり冷える。

  4.溶液が冷たくなったときに中に結晶が出来ていたら早くも失敗です。溶液がさめてても透明なままなら成功!過飽和の溶液が出来ました。これにテグスをたらすとあっという間にテグスに結晶が析出します。かなりもっさり出来るのでぼーっと見てるとどんどんぶちゃいくになってしまいます。ある程度(1〜2mm)大きくなったら形の良いのを一個残して他は全部とってしまいましょう。これで種結晶の完成でーす。

  5.種結晶を作った溶液を今度は35℃くらいに湯煎で温めて溶液が飽和になったらさっきの種結晶を割り箸などでつるしておく。今回は底に結晶がとけ残ってても気にしません。今回もゆーーーーーっくり溶液の温度を下げていく。2時間に1℃くらいで下げていくとかなりキレイな結晶が出来ます。ゆっくり温度を下げるにはやっぱり湯煎というテが有効のようです。

  6.温度が室温まで下がってしまったら5を何回か繰り返すと大きな結晶が作れます。

 説明

  カリミョウバンはとってもとけやすく、しかも過飽和になりやすいので結晶がとってもつくりやすいです。結晶は正八面体になるのでちょっと感動します。

  カリミョウバンの結晶の作り方を載せているHPはかなりいっぱいあるのですが、種結晶は大体ビーカーに析出させてました。この方法は直接テグスに種結晶を析出させるので種結晶を糸で結んだりする必要がなく,従って結晶を透かして見た時になかに糸が見えませんし,後で糸は簡単に抜けるのでかなりキレイな結晶が得られます。さらに、底で析出させた結晶は底面に接していた部分が成長していないので正八面体になるまでにしばらく結晶を成長させなければなりません。その点この方法なら好きな大きさに出来るし,結晶のゆがみもかなり少なくなります。これ、オリジナルな方法なんですよ〜(ちょっと得意げ)。

  とにかく、コツはゆーーーーーっくり溶液の温度を下げることです。恒温槽があれば楽なんだけど(私は大きさの違うビーカーを二個入れ子みたいにしてホットスターラーの上に乗っけて簡易恒温槽を作った)、そのまま冷ます場合は室温+5℃くらいの溶液にして作ると結構上手くいくみたいですよ〜。

 

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