
地 球 連 句 東 京 宣 言
西暦2000年10月7日、アメリカ、ルーマニア、中国、日本、韓国、ロシア、オース
トラリアの7カ国の連句愛好者が東京の国士舘大学に集まり、連句の21世紀の国際的
展望をテーマとして地球連句シンポジウムを開催した。
20世紀は国際化の時代であると同時に、戦争の時代、あるいは環境破壊の時代と言
われている。ここには文化や宗教の違いから起る民族紛争、政治上の立場の違いから
起こる領土問題、それに地球の温暖化・空気や水の汚染・生態系の破壊などの問題が
指摘されている。
来るべき21世紀には、宇宙との共生、人類の共存、自然環境の保護が大きな課題と
なるでしょう。そのような時代にあって、私達は共同で制作する連句を人類のの共有
財産として再確認し、この連句の有する共同で制作するところに生まれる友愛・連帯
の精神と、季語・季節を詠むところに生まれる自然尊重・環境保護の精神を、世界の
多くの人達に伝えていきたい。
現代はIT革命の時代とも言われ、インターネットの著しい発達により、まさに地
球化の時代・国際化の時代が到来している。私達はこの新しい手段によって世界の人
達と共に連句を制作することを通して、相互の異文化を理解しあい、友情と信頼の輪
を広げ、世界の平和と人類の幸福に貢献することを願うものです。
西暦2000年10月7日
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