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生物系の女性研究者(会社員・公務員・ポスドク)や技術員、またはそれらを志願する大学院生などのためのウェブサイトです。 男性の方・異業種の方へ: このサイトは女性が研究を続けていく上で知りたい事・伝えたい事・意識するべき事を考える場です。 皆さんの考え方・感じ方も参考にしたいと考えておりますので、掲示板などに積極的に御参加下さい。 |
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私がこのサイトやメーリングリストを主宰しようと考えた理由は、自分がこれまで抱いてきた不安・疑問などを相談出来る場が少なかったためです。
私は生物系の研究者です。
大学生→企業の研究員→大学院生→ポスドク→大学の助手という学歴・職歴です。
私生活は結婚→出産→離婚→再婚という流れです
(自己紹介はこちら)。
学生の頃は憧れだけで研究者を志していましたが、実際に働くうちに研究を生涯の仕事にしたい、やる以上は最高の結果を出したいと考えるようになりました。
しかし、いざ働き始めると表向き男女平等だった学生時代とは異なる社会の現状と、職場での女性の少なさに愕然としました。
これまでどの職場でも女性は自分だけ、自分だけが子持ちという事が多く、仕事でも人間関係でも心細く感じる事がありました。
例えば上司と意見が合わなくて「女は覇気が無い」「女は協調性が無い」と言われた時、仕事の遅れに対して周囲から「女だから無理がきかない」「子供がいるから集中していない」と言われた時・・その言葉が私自身の能力の低さに対してなのか、自分が女である故に克服出来ない弱点なのか、それとも相手が女性に対する偏見を持っているのか分からず悩んだ事がありました。
私生活でも「女はそんなに頑張らなくてもいいじゃないか」「夫・子供が可哀想だと思わないのか」という言葉に、自分が研究をしたいという事自体がいけないのか、と傷ついた事がありました。
更に、職探しの場でも「女が入ると職場の調和が乱れる」「子持ちで仕事など出来るはずがない」と断られた事がありました。
これまで自分が感じてきた辛さの一番の原因は、世間一般も、研究業界も女性に対する受け入れ体制が不十分であることだと思います。
受け入れ側が必要な配慮をする事や社会が女性が働きやすい仕組みを作る事によって避けられる問題はかなりあると考えています。
社会が「かわいい女」「我慢強い妻」「良い母親」を求め、
女性もそれに応えたいと思わせる風潮が無くなる事で減っていく問題もあるかも知れません。
しかし、私の側も若い頃は依存心が強かった面があり、それは無意識のうちに女性として作られていた部分なのではないかと思います。
昔の私は理想主義者でもあって、理想と現実のギャップを見た時にうろたえるばかりでそれに対処する強さがありませんでした。
女性側も自分を変革し、戦略を立てる事によって避けられる問題もあるのではないかとも考えています。
このサイトは生物系の女性研究者が悩みを相談したり、情報交換をしたり、女性が研究を続ける上で社会や自分たちをどう変革していくのか議論が出来る場にしたいと考えています。
そういう事が皆さんが仕事で「花を咲かせる」上で役に立てば嬉しいです。「花」から「種」が落ち、次の世代の人の役に立てばもっと嬉しいです。
「花咲く小径(こみち)」というサイトの名前はそんな気持ちからつけました。
また、日本では職種・身分に限らず研究室にいる女性全体が少数なので、私が持ったような悩みは研究者を志願する大学院生や、実験をサポートしている技術員の方にも共通する部分があるのではないかと思います。このサイトは「研究室にいる女性」に広く参加してもらえれば、と考えています。
さらに、このサイトは研究室で一緒に働く男性や女性研究者を採用する側の人々にも見て戴きたいのです。女性研究者の声に耳を傾けることや、女性研究者に対して意見を述べることで、お互いに気持ち良く働ける環境作りが出来るのではないでしょうか。
対象を生物系に絞ったのは、自分は企業・プロジェクト・研究所・大学など生物系に限って言えば色々な職場の経験はあるのですが、他分野の様子は良く分からないというのが理由です。
それでも対象が広すぎてこのサイトがうまく動くか分からないのですが、様々な立場の人が交流することも意義のひとつだと考えています。
今後も皆様の御意見を参考に内容の充実をはかりますので、何度でも見に来て下さい。
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