
25万円という値段にもかかわらず大人気を博しているソニーのエンターテインメントロボット、アイボ。人と機械の新しい関係を示唆していると言えるこの先進メカと考えようによっては似た機能を持ったロボット犬が、約130分の1という低価格で販売されている。アイボの好敵手と言えそうなこのメカ犬の徹底解剖を試みた。
●イワヤあかちゃんシロくん1900円(税別)
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| ●カスタマイズの楽しさ 自分好みのアレンジが容易。寒いときはアルミ箔などでお洋服を作ってあげて。 ![]() |
●箱は素敵な犬小屋に カラー印刷も鮮やかな専用パッケージは、素敵な犬小屋としての使用にも耐えうる。![]() |
●前向きな精神性 無理なことを言っても「can」(できる)と答えてくれる。いまどきには珍しい前向きな性格がインプットされている。 |
| ●外部メモリで拡張性を確保 外部メモリ(飼い主)を装備することで、より複雑な動作をもたらすことが可能。 |
●本物の犬と見まがう芸達者ぶり 飼い主が前足の手にさわるとお手ができる。飼い主がシロくんの回りを回ることで「3ベン回ってワン」も可能。 |
●リアルな皮膚感覚 フェイクファーの全身カバーで身を包んでいるため、ついほおずりしたくなる肌ざわりのよさを実現。 |
| ●ダイエット機能も搭載 長時間の使用によりフェイクファーが劣化してスリムになっていくらしい。 |
●充電の手間いらず 電池が切れたら新しい電池を入れればよいだけ。どこでも買える廉価な単3電池使用だからこそできる離れ業だ。 |
●被・撮影機能搭載 デジカメ等で撮影されることが可能。 |
●パソコンとの接続 ●衝撃に強い |
●リモートコントロール機能 ●サウンド機能を搭載 |
●広がるバリエーション「あかちゃんレトリバー」、「こいぬのドン」、「ウルトラワンちゃん」と、シロくんには仲間が豊富。買い足していけば、ちょっとした動物王国気分も味わえる。 |
アイボの強力ライバルとして取材陣が注目したのは、足立区のメーカー・イワヤのあかちゃんシロくん。アイボに負けるとも劣らない部分もあるバーチャルペットだが、たったの1900円(税別)というから驚きだ。
特徴的なのはその愛くるしいルックス。アイボがロボット然とした外見を備えているのに対し、紀州犬という実際の犬種設定がなされているシロくんの外見は、より本物の犬のぬいぐるみに近い。ソフトな手触り、つぶらな瞳、わかりやすい鼻や舌など、分別のつかない子供なら抱きしめたくなること必至だ。
愛くるしさに涙をこらえながら分解してみたところ、内部構成は非常にシンプル。故障した場合、父親が修理して株を上げる可能性も期待できる。ただ、皮は着脱自在とは言えず、一度皮をはぐと愛くるしさが復活することはほとんど期待できない。
勿論、動きのパターンは前進と後進、首振り、尻尾振りだけで格段に少なく、アイボのように学習して成長するのを見守る楽しみもない。しかし、人間の思い込み如何では、よき「相棒」ともなり得る。飼い主の度量を問うロボット犬と言えるだろう。
値段の安さは勿論だが、限定1万台の販売に8日間で13万件も注文が殺到といったこともなく、玩具店に行けばほぼ買えるという気軽さも高く評価できる。
アイボとはうまく棲み分けをしていくに違いない。
| パワーユニット | マブチモーター×1 |
| 可動部 | 尻尾、右前足、左前足、右後足、左後足、頭 |
| アクション | 前進、ときどき後退、尾をふりながら鳴く |
| バッテリー | 単3電池×2 |
| 内蔵センサー | なし |
| 記憶装置 | なし(外部メモリ=飼い主と接続可能) |
| 音声出力装置 | ふいご式送風機(頭部に連動) |
| 外形寸法(幅・高さ・奥行) | 約160mm×170mm×98mm(箱) |
| カラー | ホワイト |
| 対象年齢 | 3才以上 |
| 品種 | 紀州犬 |
| 原産地 | 日本 |
| 用途 | 猟犬 |