エリック・クラプトン、妻虐待の過去を認める
私も大好きなエリック・クラプトンが、80年代に妻のパティ・ボイドさんを虐待していたことを認めました。
アルコールと麻薬の依存症時代のことだそうです。
家庭内というより、夫婦間暴力(ドメスティック・バイオレンス=以下DV)は、日本でもようやくその問題性が取り上げられるようになりました。
もうご存知のように、日本の警察は民事不介入を理由に夫婦間の暴力、というよりは夫が妻にふるう暴力は、痴話げんか程度にしかとらえず、法的に罰せられることもほとんどありません。
暴力を振るう夫・恋人たちは、虐待をしていることに対する認識が低く、認識していてもそれを正当化していることが多いと言います。
DVを無くす最大のポイントは、被害者の女性がきちんとパートナーを虐待者だと捉え、それに屈しないこと。
また加害者自らが自己を虐待者(Butterer)であり、暴力を加えている人間である事実を認めることから始まります。
そう言った意味では、今回マスコミに事実を公表したクラプトンは、10年以上もかかってようやく虐待者だった自分から卒業できたのかもしれません。
今回の公表で、Buttererだったクラプトンを非難する人もいるだろうし、公表の勇気を過剰美化する人もいるでしょう。
でも、虐待者だった事実をこれで帳消しにするのは間違っているし、彼の社会的影響力を利用してDV防止に一役買ってほしいと願います。
これからのクラプトンをマスコミがどう描くか、DVに対するマスコミの認識のリトマス試験紙のように注目したいと思います。