9月26日 終わらない思春期のボンクラ人間の孤独 
◆Bridge OF Desteny



 書こう書こうと思うネタがありながら、更新用にHPビルダーを開くと衝動的に書き殴ってしまうので、今日は酔いもほろほろのため、落ち着きながらそのネタについて書こうと思う。

 あれは忘れもしない、13日の金曜日。月は9月。前のバイト給料日でもあり、店長の送別会が23時からあるため、学校で証明書を貰ったり、出たばかりのバイト代で機材を揃えたりしながら、俺は「非常に怠惰に」空き時間を過ごしてみたくなり、少し前にオーケンの「グミチョコレートパイン」のグミ編を読んでいたこともあり、作中の主人公同様、「ポルノ映画館」に行くことにした。

 思いつきが思いつきで、記憶にあるポルノ映画館といえば、飯田橋の神楽坂と、上野の上野公園付近。とりあえず機材をそろえていた御茶ノ水から近かく、定期圏内ということもあり上野へと向かった。

 件の場所は上階と地階に分かれており、上は1500円ちょいで新し目の映画を上映している模様。地階は500円で「人妻悶絶地獄」という、古臭いピンク映画を上映している模様。ケチったのが運の付き。上映時間から5分程度だったこともあり地階へと足を向けたその矢先、とある光景が目に飛び込んだ。



 上映開始から5分程度にも関わらず、帽子にコジャレたTシャツにメガネという、下北風の若い男が血相を変えて地階の階段を駆け上ってきた。地階に下りようとする俺は、その行動の真意を知るよしもなかった。

 「平日だというのに立ち見客が20人以上もいた。しかし、目が暗さになれてくるに従って、客席の方にはほとんど人が座っていないことに気づいた。客の大半が、客席があるにもかかわらず、横の通路や座席の後ろの方で、突っ立ったまま映画を見ているのだ。しかも、彼らはとにかくよく移動する.右へ行ったり左へ行ったり、さらには客席とロビーを出たり入ったり、まことに忙しい。この不可解な刈れらノ行動は、ほどなくその意味が判明するのだが、その前に上映されていた映画について書いてみたい。(以下略)」

-大槻ケンヂ 行きそで行かないところへ行こう より



 13日の金曜日の一件からしばらくしたある日、たまたま買ったオーケンの本を昼飯を食いながら読んでいて、先の一文を発見した時は引っくり返りそうになった。いやマジで。文は、オーケン一行がホモ映画を上映する映画館に行き、2F席から1Fを見下ろした際のエスノグラフィーである。

 13日の金曜日、地階に降りた俺が目にした光景というのは、先の文と全く似たような光景であったのだ!(:´Д`)。

 平日の午後3時頃にも関わらず、狭い映画館はスシヅメ状態で、よくよく周囲を見渡してみると客席はガラガラ。各列の中央部に2人程座っている程度にも関わらず、誰一人として席に座ろうとはしない。さららには、館内の外周を忙しそうにグルグルと回っている人もいる。

 座席に行こうにも外周はスシヅメ状態で思うように身動きはとれない。その際にも大多数の人が出入り口から出入りするため、。外周は常に慌しい状態である。



 スシヅメの満員電車状態であるからね肌と肌がぶつかるのは止むを得ない・・のだが、やけに右隣の中年の肘が当たる。邪魔になっているのかと思い少し移動すると「腕をソロソロ」と触られた。季節は九月といえどまだ暑く、その時は半そでのTシャツを着用していたことが仇となった。

 
 (;´Д`)・・・・・・・Σ(゜∀゜)。状況を理解した俺は、最初にいた手前側の出入り口付近からそそくさと移動し、中央最前列にある柵の真ん中辺りへと移動した。するとどうだろう、今度は太ももを触られたと思えば、尻を触られる感覚が(!)。

 振り向いてみると、先ほど腕を触った中年が!。


 
 ただでさえ悪い目つきで睨みつけるように中年を威嚇し、映画に熱中するため視線を戻すと再び尻に伸びる手が!。状況を理解していたため尻に伸びる手を丁重に振り払ったものの、別サイドから手が伸びる。片方は先ほどからの中年であるが、もう片方は別の中年であった(´・ω・゛)。

 そこで俺は確信した。「ウ ホ ! こ こ は ハ ッ テ ン 場 で す か ? 」。

※男性同性愛者がパートナーを見つけるための社交場



 最初に手を伸ばしてきた中年男性が「男性同性愛者である」というのは理解していたため、昔、ネットで読んだハッテン場についての記事に「誘いを断る場合は(モモに乗せられた)手をゆっくり払うこと」と書かれていたことを思い出し、丁重に振り払いはしたものの、今度は別サイドから手が伸び、この場所がハッテン場ということを理解した瞬間、「人生で初めて(男としての)貞操の危々」を理解し、大急ぎで映画館を脱出し、地上へと続く階段を駆け上った。

 そう、俺が映画館に入る前にみた「あの下北青年」の如く青ざめた顔をして、俺は映画館を後にした。
 



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