https://arabic-language-school.tokyo/category/arabic-topics アラビア語「塾」;アラブ・トピックス
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塾生 in Arab

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★アラブ・トピックス★

アラブの新聞記事や、塾生からのお手紙の中から、楽しい話題をピックアップ!

セネガルからの報告・2
セネガルからの報告・1
アラビア語“塾”語学研修10日間 to オマーン(2007.9.14〜23)
雑誌「フッラ(fulla);No.6」
イスラム女性用水着登場!
雑誌「フッラ(fulla);No.3」
アラブ版バービー人形「フッラ(fulla)」
サウジの喫茶店「java lounge」探訪記


セネガルからの報告・2(2009.8)

先週の土曜日に市場に行きました。とっても活気のある所で見ているだけでも楽しかったです。そこは正に値切り天国(地獄?)です。オバちゃんも私も負けないように戦います。kg買いなのでお買い物カゴが必要だな…と思いました。
中国人がいるせいか、空芯菜や白菜、モヤシなんかも置いてあります。業者が来る前に、売っているオバちゃんの所に行かないと買占められそうです。ある意味、食の戦いです。
魚介は海が近いのか色々売っています。大量のハエがブンブン勢い良く飛び交っていますが、これも新鮮ってことでアサリ(?)を購入しました。砂抜きが終了しそうな今晩、酒蒸しを作ってみようかと思います。
酒と言えば、スーパーにはワインコーナーが充実しています。フランス系のスーパーだからかもしれません。
ハムもあります。ただ、豚肉は首都、ダカールにしか置いていないような事を聞きました。こんど出張の際にこちらも偵察して来ます。
先週は肉系ばかりに偏った食事だったので、魚が食べたくなった時用に非常食シーチキンの缶詰を購入しようかと思いましたが、1つ約\500程します。トップバリューのようなものを購入して約\350。高いなぁ、です。

こんな食に対してはユル・ムスなダカールですが、ラマダンはどうするのか楽しみです。もう直ぐですよね?
「タバスキ」って言う犠牲祭はあるようです。識字率が低いので、絵だけのポスターが貼ってありました。取り合えず、それを目標にラマダンをしよう。って事なんでしょうか?日本人同様、イベント事は大好きっぽそうですね。チェックしておきます。

セネガルからの報告・1(2009.8)

無事、ダカールに到着しました。

今の所、引継ぎや手続き等で定時(16;30)帰宅しています。早速、スーパーに買出しに行きましたが、野菜がメチャメチャ高くって買えません。
前任者の家に引越し(9月中旬)したら、彼女のお手伝いさんを引き継がしてもらい、市場にお使いに行ってもらおう。と思います。それまでは野菜のシャキシャキした食感が味わえないのが寂しいのと、炭水化物でお肌ブツブツにならないといいんだけれど…が問題です。

さて、街中はいたって埃っぽくムゥ〜っとした熱気です。物売りが沢山います。いっぱいいすぎて、競争力激しいんじゃないの?と思ってしまいますが、逞しく道に立っています。
驚いたことに、郵便物も到着時の荷物検査でも、アラビア語の印刷物が混じっていると没収されてしまいます。95%イスラム教徒の国なのに、読み物はコーラン以外ダメっぽそうです。
] jica事務所の近くに、道端でコーランを売っている屋台がありました。そこには短く「キラーブ アル・カリーム」って書いてありました。

前任者の方針(?)として、帰れる時は帰る!らしいです。昨日は定時(16:30)で仕事を終え、夜にベリーダンス教室に体験入学に行きました。かなりアクロバティックなダンスを最初からしてます。見よう見まねで腰を振る。そう言った感じのクラスですが、運動すると気持ちが良いので続けようと思っています。

アラビア語印刷物の件を聞いていたので、遠のいてしまうアラビア語・アラブ食に思いを巡らせてしまい、パリ行きの飛行機の機内では成田からアラブ音楽を聞きっぱなし。
パリでの宿泊中は短い滞在中に何とか市内に足を運び、最後のシャワルマを食してダカール入りしましたが、ベリーダンスで少しアラブに浸っています。

何とか無事で週末を迎えました。来週からは、6月にセネガルに配属になった新隊員に会うことになっています。
どうなるかしら…。アフリカ大陸北上計画の第二歩目実行です!

雑誌「フッラ(fulla);No.6」(2007.5)

雑誌「フッラ(fulla)」のNo.6。月刊雑誌です。今月号のおまけはジグゾーパズル。大きく載せてますが、本当のサイズは雑誌の半分弱の大きさです。
フッラちゃん家具は海水浴グッズ。左下は「Jet Rider」。といっても、動力はついてないようですけど(笑)。右下は「Bouncy Catsle」。ビニール製のお城。これ、ふくらませるのがたいへんそう(笑)。

そして、フッラちゃんの新製品は、「Fulla Singing」。レコーディングマイクのキーチェーン付き。
「Listen to yourself singing with Fulla」
「I really Sing ! try me」
「more than 3 min of recording time」
とあります。よくわからない・・・フッラちゃんが3分歌ってくれるのか?「Record & Play funcitons」とあるので、自分で3分歌って、それをフッラちゃんが再生してくれるのか?


イスラム女性用水着登場!(2007.2.9)

オーストラリアで、イスラム女性向け水着「バーキニ(Burqini)」が発売された。
「バーキニ」は、ブルカとビキニを合わせた造語で、シドニーのデザイナー、アヒダ・ザネッティさんが3年かけて開発した。イスラムの教義にのっとって、顔・手首・足首以外の全身を覆いながらも着脱しやすく、紫外線を50%カットする素材でつくられたツーピース。価格は1着160〜210オーストラリア$(約15000〜20000円)。写真は、コチラを。
ザネッティさんはレバノン人。2歳の時に両親と共にオーストラリアに移民してきた。「イスラム女性にもシドニーのビーチを楽しんでほしい」と思いついたそうだ。

シドニーでは今月4日、イスラム女性としては初めてのライフセーバーとして、メッカ・カーラーさん(20歳)がデビューし、「バーキニ」が制服に採用された。
6歳の子供用から成人用まで揃っていて、9000着を製造し、2007年1月に発売したところ、サンプル出荷も含めてほぼ完売してしまった。中東諸国からの注文・問い合わせはもちろんのこと、紫外線防止効果に着目した欧米からの問い合わせも相次いでいる。
2007年は10万着を製造すると共に、途上国での普及のため、オーストラリア外でのライセンス生産も検討している。
(日経流通新聞 2007.2.8より)


雑誌「フッラ(fulla);No.3」(2007.2.1)

「フッラ(fulla)」ちゃん情報、第2弾。サウジでは、こんな雑誌も売られています。ヘアバンドのおまけつき。表紙は、黒髪のフッラ、金髪のヤスミン、そして明るい栗色のナダ(ナディヤではなかったです)。

中は、コミック(絵本?)、クイズ、ショートストーリー、お絵かきコーナーなどなど。
広告のページもかわいい!右はしの写真は、アバヤのニューファッションで、白が朝のお祈り用、ピンクが夜のお祈り用。
そしてフッラちゃん家具!お人形用ではありません。人間用。

ヤスミン人形と、ナダ人形も登場。でもアバヤ姿になるのはフッラちゃんだけ。


アラブ版バービー人形「フッラ」

アラブ版バービー人形「フッラ」をご存知だろうか?昨年「クーリエ・ジャポン」の創刊号でも取り上げられた。

長く黒い髪、褐色の瞳。フッラという名前は地中海東岸地域が原産のジャスミンの一種に由来している。
シリアの玩具メーカーが2003年11月に発売したところ、瞬く間にエジプトやヨルダン、カタールなど中東諸国で人気が出たという。値段は425―1500シリア・ポンド(約970―3400円)程度で、バービー人形が中国製と同等の製品であるにもかかわらず、そのバービーより安い。既に約200万個販売され、完全にバービー人形の人気をしのいだ。

サウジアラビアでは、「ユダヤ教徒の人形バービー・・・ゆがんだ西洋的価値の象徴」とされ、バービーの販売は禁止されている。(注:バービー人形の生みの親でマテル社の創設者ルース・ハンドラーは、米国に移民してきたユダヤ系ポーランド人)

サウジアラビアで売られているフッラは、顔だけ出して、頭のてっぺんから爪先まで黒いアバヤを着ている。でも中には、真ん中の写真のように、欧米の女の子と変わらない服を着ている。着せ替え用には髪飾りやサングラス、バッグの小物もついている。
ドバイの免税店で見たフッラは白いアバヤを着ていた。そしてエジプトでは若い女性たちと同様、様々な色のヘジャブを被り、ジーンズや身体にピッタリしたTシャツを着ている。

フッラには2人の友達がいる。フッラより明るい色の髪の毛をしたヤスミンとナディアである。バービーのブロンドに親しみを感じていた小さな子たちも、これで満足した。
しかし、今現在にいたるまで、ケンに匹敵する男友達(原文表記では「お供の人、後ろに控える人」と表現されている)は存在しない。なぜなら、男友達の存在は、イスラム社会における道徳に合致しないからである。


サウジの喫茶店「java lounge」探訪記

塾生による3回にわたる「java lounge」探訪記。「塾生 in Abab」のサウジ編から取り出し、整理しました。公式サイトがありますが、2006.6.18現在で「coming soon」。

【その1】
行ってきました。2006.5.25(火)の夜、21:20頃に行ってみました。
8時以降になるので、女学生たちに会うことはできないと思いましたが、8時以降、未成年の入店を禁止するということは、未成年が何歳までをいうのか、はっきりしませんが、大人の時間ということですよね。その様子を見学してきました。時間、曜日を変えて、何回が行ってみるつもりです。

店名は「java loungeジャヴァー(アラビック)」となっています。記事では〈ファー〉でしたが、〈ファー〉の点三つです。
java loungeは、〈鎮座している〉という翻訳がぴったりの佇まいでした。高級クラブラウンジ風とでも形容したらよいでしょうか。内装、サービス、メニューから、この店が女性をターゲットにしていることは間違いないでしょう。上流家庭の奥様、お嬢様方ご用達の社交場となっているようです。
客層は、いかにもお金持ちそうなアラブ人、欧米人です。男性同伴より、女性だけのグループの方が多いかもしれません。ここは店自体がファミリーセクションと思われます。男性だけでは入店できないのです。まだ、お話していませんが、この国には、ビル全体がファミリーセクションになっていて、入り口の警備員が、男性だけのグループを排除しているところもあるのです。
日本ではこれはないだろうというアラブ独特のきらびやかさはあるものの、全体としてシックでかわいらしく、ウェイターのサービスも行き届いています。

店は2階建てで、総合支配人らしき人のほかに、各階にフロアマネージャーがいます。
バーカウンターの中で飲み物を作る人、ウェイターでユニフォームが茶色の人は、皆フィリピン人です。ベージュの人は、国籍はいろいろのようですが、東南アジアの人はいないようです。インド人かパキスタン人かと思います。
ウェイターにはランクがあり、フィリピン人のみが注文をとり、サーブをします。ベージュのウェイターはその補佐とか、片付けなどをしていました。水を注ぐくらいのサーブはしていたかもしれません。従業員の接客教育をする意識などないのではないかと思われるこの国では、特筆に価するくらいの教育がなされているようです。

メニューは飲み物が充実、フルーティ・カクテル(もちろん、ノンアルコール)が豊富で、こちらでは珍しいアイスコーヒーもあります。
シーシャ(水タバコ)もバニラ、キャラメルからフルーツ系のグレープ、メロン、アプリコット等々、15種類ほど揃っています。席に着いたとき、このメニューだけがテーブルに置いてあったのですが、私はてっきりジュースのメニューと思い込みました。
食べ物もけっこう種類が多く、サンドウィッチ、ピザ等の軽食から、アラカルトでのちゃんとした食事も可能です。

驚くのは値段です。かなり高いだろうと想像はしていましたが、それを超えました。一流ホテル並みか、それ以上です。とはいえ、日本のホテルほどではありません。ジュース、カクテル類は高いですが、コーヒー1杯でしたら、400円弱で済みますから、ご安心を。
おまけにサービスチャージが18%と破格です。こんなの初めてですが、納得の18%でもあります。ホテルのラウンジなんて目じゃないのです。それにホテルのラウンジは、まだ男性優勢で女性にとってこんなに自由な空間にはなり得ません。とにかく、このお店の投資額たるや、大変なものだろうと察せられます。
この店にもいくつかとホテルのラウンジにも言えることですが、お酒がでないのが不思議なくらいの雰囲気があります。飲み物カウンターの棚は、バーさながらです。
午後8時という線引きが気になります。8時からはパブタイムとなってメニューもかわり、そこで18%のチャージが発生するのかしら(「その2」であきらかに!)

営業時間は午前9時〜翌午前2時、9時から12時まではブレックファーストメニューを提供しているとのことでした。
次回は19:30頃行って、20時をまたいで、観察してみようと思います。

2階は男性同伴の人、1階は女性のみのグループと決まっているようでした。真ん中が吹き抜けになっていて、2階のその吹き抜けの周りの席からだと下の様子がよく見えます。私たちはそのうちの1つのテーブルに着くことができました。アラブ人はこの席に着くことは好まないようで、奥の席を利用していましたが、私には、店の様子がほとんど死角なく見渡せる、この上ない場所でした。

さて、この日の女性たちの様子です。
1階は2,3人の数グループがいて、もう1グループは、テーブルを長くつなげて12脚の椅子がおいてあり、5人が席についていました。たぶん何かの集まりなのでしょう。私たちが入店したのは、21時少し前でしたが、22時には全員(11人)が揃いました。どのグループもアラブ人です。小人数グループは若い女性たちで顔は出しているものの、スカーフを取る人はいませんでした。軽い食事をとりながら、おしゃべりに興じ、何人かは食後の一服ならぬシーシャを楽しんでいました。どちらかと言うと、静かな感じでした。

11人グループの最初の5人は、2人はスカーフを被っていましたが、他は既に脱いでいました。後続の人たちも、店に入って来て、しばらくは被っていましたが、おしゃべりしながらひとり、ふたりと脱ぎ始め、全員が揃ったときは一人を除いて被っている人はいませんでした。半数は、袖を捲り上げ、アバヤの前もはだけて、きらびやかなアクセサリーや色鮮やかなドレスを見せていました。
彼女たちは全員が揃うのを待つ間、シーシャやカクテル(またはジュース)片手におしゃべりに夢中でした。社交的な集まりなのか、仲良しの集まりなのか見当もつきませんが、洗練されているというか場慣れしていました。この店にも団体でも、個人でもよく来店しているようで、お店と人と顔馴染みのようでした。頭を思い切り傾け、アンテナを張ってみましたが、BGMも大きいし、距離がありすぎて、盗聴は不可能でした。実際には夜のお食事会ですが、イメージとしては、セレブな奥様方の午後のお茶会の雰囲気です。この暑い国で午後のお茶会はあり得ないのでしょうね。
私たち帰る22:30になって、やっと食事の注文を終えました。あれから食事をするのですから、閉店の午前2時近くまで会は続くのでしょう。

イスラム圏全体で言えることですが、こちらでも夕食の時間は一般的に遅いです。モゴリブ、イシャーと短い時間にお祈りが続きます。1日最後のお祈りを済ませてから、ゆっくりと食事を楽しもうというのが理由のひとつでしょう。暑い国ですから、夕方以降が活動時間で、町も活気を帯びてきます。それにしても、かなり遅い夕食ですよね。

今回見た女性だけのグループは皆楽しそうでした。記事にあるような生活に疲れたような表情は見受けられませんでした。どちらかといえば、男性といる女性の方が、表情が暗かったかなと思います。

シーシャは店内にいた女性の3分の1が吸っていました。「シーシャを吸う」という表現でいいのですよね?!「タバコをのむ」という表現もありますけど、シーシャに使うと、本当に水を飲んでしまいそうですよね。
アラブの女性は、「紙タバコは吸わないけれど、シーシャなら…。」と極ふつうに、気軽に嗜んでいるようです。ただ、男性同伴の女性は一人しか吸っていませんでした。男性が嫌がるのか、やはり男性の前では気が引けるのか、吸いにくい状況なのでしょうか。
大きく吸い込んで、プハーッ!は例の記事の表現どおりです。私は試しことがないのですが、けっこう肺活量が必要なようですから、そうなってしまうのは無理からぬことかも知れません。誤解のなきよう申し上げますが、あくまでも「プハーッ」であって「ブハーッ!!!」ではありません。

【その2】
今回は19:30着。前回来た時と店のイメージが違うような気がしました。もう少し、大人っぽい雰囲気があったと記憶していて、だからこそショックも受けたはずなのですが。外の明るさのせいでしょうか。その真相は・・・

8時30分になると、ふっと照明が落ち、カラー電灯のほのかな灯りが加わりました。階段は片側がオープンになった形なのですが、そのオープンになっている方の端に一段一段、ろうそくが灯されました。これですっかり大人の空間になりました。
BGMも流れ始めました。これは画期的のことなのです。

サウジでBGMを聴くことはほとんどありません。私が行ったことのあるホテルでは1ヶ所だけ、それも聞こえるか聞こえないかくらいの微かな音で流していました。独立したレストランでは聴いたことはありません。
また、店内に流れる音楽を耳にしたことがあるのも、ただ1ヶ所。時々買い物に行く、フィリピン人御用達のスーパーマーケットにおいてです。利用客の大多数がフィリピン人で、フィリピンの食材やお菓子、パンなどが揃っています。この店では、クリスマスケーキもハッピーニューイヤーケーキも店頭に並びましたし、クリスマスのオーナメントも大っぴらに売られていました。ここは、他の店とは違う次元にあるように思えます。サウジの中のフィリピン領みたいな、はオーバーですが、フィリピン人街特別区とでも言ったらよいような感があります。
他にもBGMを流しているところはあると思いますが、非常に少ないことは確かです。サウジでは、公立私立に関係なく学校での音楽の授業は認められていません。ついでに言うと女子の体育もありません。芸術は抽象的な表現はよしとされていて授業もあります。

店は週末(木曜日)のためか、時間のよるのか、前より混んでいました。下には2,3人の女性グループが3組、2階には西欧人の10名ほどの女性グループ、家族連れ、カップル、数人の友達同士のようなグループと様々でした。そして、若い…高校生くらいの女の子のグループが2組いました。どちらも4人。同級生やその姉妹といった組み合わせではないかと思いました。この時点では、サウジ人と思われる人、中でも女性が圧倒的に多かったです。

前述の家族の構成ですが、7人連れで、男性は年配の人(父親か)と就学前らしき坊や、年配の女性2人、若い女性2人、小学生くらいの女の子でした。勝手な想像ですが、父親、母親、娘3人、幼い息子、そして、父親の母親か、おばか、姉妹か、そのようなところと思います。

このように男性一人で数名の女性を連れてきている光景は、ショッピングセンターでもレストランでもよく見かけます。
息子たちや他の男性は自分たちで出かけられるので、個々に活動し、家族の中の一人が女性たちを担うのでしょうか。男性陣の中で当番制になっているなんていうことも考えられると思いませんか。

この時点では、サウジ人女性と思われる人が多かったです。そして、8時〜9時にかけて、サウジ人の女性だけのグループのほとんどが帰っていきました。
この間、入れ違いに増えてきたのが、外国人(アラブ人を含む)の男女や女性グループ、サウジ人のカップルです。
この日は、前の家族連れとバトンタッチするように入ってきたサウジ人の家族が、2階の奥まったところにある同じ席につきました。入り口にある注意書きがどれほど守られているのか、お店の人から注意があるのか、自主的なものかはわかりません。でも、未成年の中高校生は当然としても、サウジ人の女性だけのグループの大半は、イシャーのお祈り前に帰り、家族で夕食をとるということなのではないでしょうか。さきの女子学生グループの1組はイシャー前、1組はイシャー後すぐに帰りました。
では、残っているサウジ人女性たちはどういう人たちなのでしょう。職業を持っている人、年齢的な感じでは大学生がいないとは言い切れません。それから、主婦。一夫多妻の場合、夫は毎日は家にいませんから、外出は可能でしょう。

前回の探訪で下の階にいた女性たちで、11名の賑やかなグループが外国人であることは間違いありませんが、他の3グループはサウジ人ではなかったかと思っています。
2組は9時半ごろ、もう1組も10時には帰りました。10時に帰ったグループは3人で、シーシャの煙を燻らせながらも、食後はノートらしきものを出してきて、熱心に話しこんでいました。

今回の探訪での女性の様子です。
女性だけのグループは皆、顔を出して、おしゃべりに夢中。大声で笑う人、深刻そうに身を乗り出して話し合っている人、いろいろでした。カップルの女性はおおむね静かで、新婚なのか、ちょっとはにかんだような、澄ましたよう顔でうつむいて話をしている人もいました。
シーシャを吸っているのは女性同士のグループの人ばかりでした。夫、父親のいるところでは憚られるのか、禁止されているのか、禁止されないまでも、いい顔はされないとか、いろいろと事情はあると思います。

「今日は、疲れているからチョコレートにするわ。」
「私は落ち込んでいるからミント。」

などと、バラエティーに富んだメニューから選ぶのかしら。顔を出すことも同様で、夫や父親がいないと気兼ねなく出しているように見えます。女性たちがいかにも清々と息抜きを楽しんでいるように見えるのは、先入観のせいでしょうか。

では、女学生たちの様子に目を向けましょう。
たまたまか、選んだのか、彼女たちが座っていたのは、2階の奥まった場所にあるボックスのようになった席でした。どの国の女学生とも同じように、じゃれ合ったり、顔を寄せたり、腰を浮かせ、身体をねじり、シーシャの煙を掛け合ったり、と少しもじっとしていません。
そうです。彼女たちはシーシャを嗜むのです。慣れた様子でした。いずれのグループも2人が吸っていました。水タバコはタバコではないのでしょうか。害はないのでしょうか。
お店の人が出すのだから、未成年に対して禁止されているわけではないのでしょうね。成分を詳しく知りませんから、なんとも言えませんが、驚きました。

2,3日前の新聞に、『4人の女学生が、学校をサボってタクシーでカフェへ行き、シーシャを吸っていたところを補導された』という記事が載っていました。
家族の車か、運転手つきの車で登下校するのが基本のこの国で、このようなことがなぜ起きたのか不思議です。学校をサボったことだけが問われたのか、シーシャについても問題なのかは、記事からはわかりません。でも、ふつうに考えても、中高校生がシーシャを吸うというのは、不自然な気がします。

女学生グループの1組が帰るとすぐに、西欧系の若い4人連れが入ってきました。女性1人、男性3人。ちょっとかっこよい人でした。
2階で案内されたのは、もう1組の女学生グループのそばの6人がけの席でした。気に入らなかったらしく、たぶん壁際の席がよかったのだと思いますが、しばらく4人で立ったまま、お店の人と交渉していました。

そのとき、女学生たちはにわかに浮き立ちました。ソファーから飛び上がらんばかりでした。後ろ向きになっていた子は、一瞬でパッと振り向き、パッと顔を戻して、前の子を覗き込むように何か話しかけました。他の子もそちらにちらちらっと視線を走らせ、手を口元にもじもじさせて、おでこがつかんばかりにして話をしていました。

「ねえ。見て、あの人たち!」
「えっ。こっちへ来るわよ。」
「来ちゃったわ。どうする?!ここに座るのよ。ねえねえ、どうする?」
「あら、あっちへいっちゃうのかしら。」

そのような感じでした。想像が逞しすぎるでしょうか。
結局、彼らはそこに座り、ごく自然な雰囲気でくつろいで、友人との時間を過ごしていました。
が、それと対照的に後ろの席は、興奮のるつぼでした。騒ぐでもなく、大きな声を出すでもないのですが、彼らには関心がないような素振りで見ては、ひそひそと話がはずんでいました。彼女たちの心の高揚が手に取るように感じられました。
しばらくして、イシャーが終わると名残惜しそうに帰っていきました。階段を下りながら、スカーフを被りなおし、顔は隠されました。

【その3】
毎日、朝は9時から開店していて12時まではブレックファーストメニューだという話でしたから、隔週の木曜日の休みを利用して、しつこく行ってみました。金曜日は14時開店のため、ブレックファーストはありません。

この国で「毎日」といったとき、「(金曜日は除く)」を付け足して、考えねばなりません。それは当然のことなので、とりたてて言うようなことではないのです。
○月○日〜○月○日の2週間開催などと書かれ、但し書きがなかったとしても、金曜日は休み、もしくは午後2時過ぎにならなければ開かないと読み取らなくてはいけません。

9時30分に着いて、一番乗り。2階は開けていなくて、1階の席を初体験。いつもの席からは死角になって見えなかったボックスタイプの席にすわりました。
1階は入り組んだ造りになっていて衝立や柱で他の場所が見にくく、見学には不向きでした。
やっぱり休みの午前中は家も出にくいし、あまり来ないのかなと思っていると、しばらくして、続々やってきました。
家族連れ、女の子の友達同士、男の子がはいった友達同士、カップル。ハーイルでもそうでした。午前中から、女性が連れ立って、あるいは子供連れで、ハーイル唯一のショッピングセンター上階のオープンスペースで朝食と言うか、軽く食べながらおしゃべりをしていました。
メニューはいつものグランドメニューのほかに、朝食用にホムスやフウルのオリエンタルディッシュと、アメリカンスタイルのワッフル、パンケーキ、オムレツなどがありました。

ティーンエイジの息子3人と娘1人と母親のグループがいました。これは、ちょっと珍しいですね。サウジ人のようですが、だれもトーブを着ていません。

最近、おしゃれな若者はトーブを着なくなっているそうです。ルーズにはいたジーンズにTシャツ、ムースでこてこてのヘアースタイルがトレンドです。ある程度の年齢になるとトーブを着るようになるようですし、若いうちだって全然着ないわけでもないようですが、その傾向はジェッダで顕著です。
ジェッダは、港町で、昔から多くの国の人たちが往来し、混血も進んでいます。他に比べて、開放的で進んでいます。トーブを着ていればサウジか湾岸と判断できるのですが、こうなると男性だけでいる場合には区別するのは難しいです。しかし、ある程度の年齢になるとトーブを着るようになるようですし、若いうちだって全然着ないわけでもないようです。

10代後半らしき女の子4人のグループが来て、後から同年代の男の子がひとり合流しました。女の子のひとりが外に出てすぐに連れてきましたが、この2人はきょうだいなのでしょうね。この人が車を運転して4人を連れてきたのか、別に来たのかはわかりません。
それから、高校生かな、どう見ても夫婦でもきょうだいでもない2人連れが来ました。サウジ人ではありませんが、こんなこともあるのだと驚きました。

皆が何を注文しているのか、聞こえないし、見えないし、全然わかりませんでした。ちゃんと食事をする人も飲みものだけの人もいるでしょうけれど、リッチだなというのが正直な感想です。
家族で来ている人は別として、学生はおこづかいでしょう。アルバイトなどない国です。大学生であれば、前にもお話しましたように、国からお金が出ます。これが全部自分のおこづかいになる家庭だったら、それはリッチな学生生活になりますね。

先の高校生のようなカップルは私たちの隣のブースに座っていました。帰り際にちらっと目を走らせると、テーブルにはミネラルウォーターの500mlペットボトルが1本。グラスがふたつ。ソファーの隅に寄り添うように座っていました。この国では、不謹慎な発言かもしれませんが、「かわいい」って感じました。今、ジェッダで大人、こどもを問わず、一押し人気(?)のjava loungeにどうしても来てみたかった。でも予算はないから、お水だけで雰囲気を味わっていたのだと思いませんか 。

私が年齢や国籍について言っていることは、すべて推察です。大きく外れてはいないと思いますが、正確なところではありません。それを踏まえて読んでください。