さいけんのイベントの一つに、年に一度、7月下旬〜8月上旬頃に、「中村プロジェクト(以下、中プロ」というものがあります。

中プロは、7月までの憲法(基本的人権)の例会の総決算として、顧問の中村睦男総長をお招きして、ゼミを行う、というイベントです。この時の発表者は、事前に1年生の中から選出され、会長のアドバイスを受けながらゼミを進めていきます。また、この時に扱う判例は、憲法(基本的人権)の総決算ということで、通常の例会で扱う判例より複雑、かつ取り組みがいのあるものになります。最近の中プロで扱ったのは、エホバの証人の輸血問題についてでした。この事例では、憲法13条の「幸福追求権」、それから派生する自己決定権・インフォームドコンセントの問題など、実にタイムリーな問題が多い事例であり、中プロにふさわしい事例であると言えるでしょう。中プロでは、通常の例会と同様、発表者以外の出席者も参加して議論を行う他、憲法学の権威でいらっしゃる中村先生の指導・指摘も受けられるため、例年、非常に密度の濃い充実したゼミになります。ただ、いかんせん扱う事例が複雑なため、通常の例会より長く、また、この時期の暑さの影響も考え、参加者には無料で、一人につきジュース一本が配られたりします(^^;(筆者は、2年生の時、中プロのこのシステムをすっかり忘れていて、間違えてジュースを買ってから参加したことがあります(^^;)

また、例年、中プロの終了後は、中プロ終了を祝って(?)の打ち上げが行われます。この打ち上げの最中、1年生は、中村先生の著書や六法をいただくのが恒例となっています。(ちなみに、筆者が1年生の時には、判例六法をいただきました。)更に、飲み会の最中は、中村先生と語り合うチャンスでもあり、憲法学や司法試験、時事などの固い話のみならず、スポーツの話題などでも盛り上がるなど、先生の意外な面も見られる、充実した飲み会になっています。