qoonでは、今までに数多くのイベントを企画・開催してきました。
回数を重ねる毎に、多くの出演者の方々から「障害を持った方たちも参加できる会場作りを」と、バリーアフリーな空間を求める声が増えてきました。
経済的な理由もありますが、何よりもまず「ノウハウがない」という問題から、今までなかなか実現できずにいました。
しかし、昨年11月3日に大隈講堂でフォークライブを開催した際に、ゲストで来られたイルカさんを始めそのスタッフの方々にそうした点を指摘され、あらためてその必要性を痛感したのです。

そして今年6月、渋谷区恵比寿を拠点に活動している障害者を支える会「ぱれっと」が主催する能のイベントに協力する機会に恵まれました。

今回「ぱれっと」では、障害を持つ方たちも参加できるよう、手話通訳・点字パンフレットなどを用意するとともに、バリアフリー化がなされていない会場を、バリアフリーな空間に作り替える事をしていきます。

qoonでは、この会場のバリーアフリー化のイベントメイキングに協力し、すべてのノウハウを学び、私たちと同じ思いでいる人々にその全ての情報をウェブを通じて公開していきます。

昼の部/午前11時開演(10時開場)
午後の部/午後3時開演(2時開場)

入場料/5000円(障害者割引3000円)*好評につき既に完売致しました。御容赦下さい。
番組
<能>
「土蜘蛛」
梅若六郎 宝生閑 他

<狂言>
「蝸牛」
野村萬斎 他

<解説>
増田正造
能の楽しみ方/能舞台/能装束/おもて/など

*手話通訳、点字パンフレットなどの用意もございます。障害のある方々のご参加もお待ちしております。

ごあいさつ(↑上記ビラ裏より)
私たちが渋谷区恵比寿に障害者の暮らしを支える「ぱれっと」を立ち上げて18年が経ちました。現在、余暇活動、作業所、株式会社、グループホーム、そして国際支援と5つのセクションを展開しています。その理念は簡単に言いますと「誰もが可能性に挑戦できる社会作り」ということになります。

今回は「能」をたくさんの人たちに身近に感じて頂こうと、この企画を立てました。「能」は一般的に難しいというイメージがあり、敷居が高いと感じている人が少なくないようです。特に障害のある人たちにとっては言葉の分かりにくさもあって、触れる機会が極端に少ないものになっています。

そこで今回は増田正造先生に分かりやすい解説をお願いし、「能」「狂言」の中でも特にポピュラーなものを取り上げて頂きました。また、国際的にご活躍されている能楽師、梅若六郎氏、宝生閑氏、そして狂言師の野村萬斎氏に御出演頂けることになりました。財団法人梅若会の皆様には忙しいスケジュールを縫って、快く御協力頂きますことをこの場をお借りしまして御礼申し上げます。

さらに今回のイベントは、モンゴルの障害児者福祉活動支援も目的にしております。現地の障害児者福祉施設は大変遅れており、専門家の不在、義肢装具や車椅子の不足など克服すべき課題が山積しています。

私たちぱれっとと深いつながりがあり、この数年現地の支援を続けている財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金の活動を通して今回の収益を寄付する予定です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

ぱれっとを支える会代表
谷口奈保子(ドキュメントのコーナーに谷口さんのインタビューが掲載されています。)

協力/財団法人梅若会/財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金/上原点字の会
PROvOFILMS /qoon



5月26日(土)午後11:30〜東中野の梅若能楽学院会館にて、当日スタッフの事前講習会が開催されました。実際の会場にて仮設トイレの設営や車椅子の階段上げ下ろしなどの体験講習などを行いました。その様子を含め写真入りで紹介していきます。
*次のページからは「バリアフリーな会場作りのノウハウ」大公開!
徐々に追加していき、夏明けには完成版を公開できる予定でいます。




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