湘 南 工 科 大 学 事 件


TOP 湘南工科大学  譴責処分事件(和解) 懲戒解雇事件(確定) 昇格差別事件(確定) 資 料 リンク HP制作者  (2012.07.02 更新停止)


  すべての事件が組合の全面勝利で解決した。

1. 1986年に湘南工科大学(当時は相模工業大学)教授会が11名の教授昇任を認め理事会に推薦。理事会は助教授のまま退職した1名を除き1989年までに7名の者を順次教授に任命したが、いずれも発令の前後に教職員組合を脱退している。
2. 1991年7月、その後も発令されない組合員3名について、組合は神奈川地労委に「不当労働行為救済」を申立てる。
3. 1991年7月23日理事会は「理事会見解」を発表し、この要請を受けて教授会は同年9月18日「(1) 教授職が管理職であることを制度的に明確にする。(2) 教授昇任候補者3名の推薦をいったん取り下げ、再検討を行う。」を決議する(推薦取下げ等決議)。
4. 1995年12月神奈川地労委は理事会の組合員差別を認め、理事会見解と推薦取下げ等決議を不当労働行為と認定し、「1991年に教授に昇任したものとして取り扱う事」を含む「全部救済」を命令する。湘南工大理事会は翌日に中労委に「再審査申立」を行う。
5. 2000年3月31日(2月16日付) 中労委は神奈川地労委命令を踏襲した内容を命令する。湘南工大理事会は中労委命令に対して「救済命令取消」を東京地裁に請求。
6. 2002年4月24日、東京地裁は湘南工大理事会の提訴を棄却判決すると共に、中労委から申立られていた「緊急命令」を同日決定。湘南工科大理事会は同年5月、東京高裁に控訴。緊急命令についても実行せず取消申立をした。
7. 2002年8月湘南工科大学理事会は東京地裁で証言した組合員(河口委員長と菊地前書記次長)を懲戒解雇した。
8. 2002年10月2日横浜地裁に「仮処分命令」を申し立てる(平成14年(ヨ)第733号)。横浜地裁は、2003.4.22、組合側勝利の決定
9. 2003年3月20日付けで、中央労働委員会(中労委)は横浜地裁に「緊急命令不履行通知」を送付した。
10. 2003年6月26日付けで (裁判所からの「起訴命令」により) 横浜地裁に「雇用関係確認請求」訴状が提出された。
11. 2004年3月17日、東京高裁は湘南工大の控訴を棄却し、あわせて緊急命令取消請求に対してもこれを却下した。(判決PDF) (決定PDF)
12. 2004年4月01日、湘南工科大学は、ポストノーティスを(2004.04.01就任した小板橋理事長名で)掲示し、2000.02.16 の中労委命令の実行を始めた。 (2004.04.23 配付のビラpdf)
13. 2005年5月25日、糸山英太郎氏が湘南工科大学の理事長と新設の「総長」職についた。
14. 2005年6月28日、横浜地裁は「解雇は理由がなく違法であることは明らか」と組合側完全勝訴の判決をした(横浜地裁判決PDF) 。糸山英太郎理事長は7月12日東京高裁に控訴した。
15. 2005年10月31日、湘南工科大学は菊地慶祐氏について東京高裁への控訴取下げを行った。これで菊地氏については横浜地裁判決が確定した。
16. 2005年11月16日、湘南工科大学の糸山英太郎理事長は、菊地慶祐氏に「譴責」(懲戒処分のひとつ)を言い渡した。(2005.12.21 組合は譴責処分について神奈川労委に「あっせん」申請。2006.03.29 「あっせん不調」で終結。)
17. 2006年2月08日、東京高裁は「本件懲戒解雇は,・・・,被控訴人を学外に放逐するためのものと評されてもやむを得ないものである。」と組合全面勝利の判決をした(東京高裁判決PDF)。糸山英太郎理事長は21日最高裁に上告した。
18. 2006年10月03日、最高裁は湘南工大理事会の「上告」を棄却した(最高裁決定PDF)
19. 2006年11月14日、組合は、神奈川県労働委員会に、譴責処分についての「不当労働行為救済申立」を行った。
20. 2007年07月02日、大学が譴責処分を撤回することで、事件は和解で解決した。ほぼ組合側主張が通った内容(協定書PDF)。(2007.3.21 糸山太一朗理事長)


(2007.12.28)
 2007.12.25 
「支援する会」のニュースレター(10)PDFが発行され、湘南工科大学の解雇撤回闘争を支援する会が活動を停止した(2007.12.25)。

(2007.08.08)
 2007.07.27 
「支援する会」のニュースレター(9)PDFが発行された(2007.07.27)。

(2007.07.03)
 2007.07.03 大学内に、「譴責処分撤回」の公示(法人学内19第60号)が掲示された。
 2007.07.02 神奈川労委で、大学が譴責処分を取り消すことで、
協定が成立した。ほぼ組合側主張が通った内容(協定書PDF)。

(2007.06.06)
 2007.05.21 「譴責処分事件」の審問が、2007.05.21(月)に開催された。次回は2007.07.02(月)13時30分から、組合側2名の主尋問の予定。
 2007.05.07 
「支援する会」のニュースレター(8)PDF(2007.05.07)。

(2007.05.05)
 2007.04.28 支援する会が2007.04.28(土)午後、藤沢市明治市民センターで「湘南工科大学の解雇撤回闘争 最高裁勝訴報告会」を開催した。多くの人の参加で盛会であった。
 2007.04.16 「譴責処分事件」(神奈川労委18(不)28)の審問が、2007.02.27(火)と04.16(月)に開催された。次回は2007.05.21(月)17時30分からの予定。
 2007.03.21 湘南工科大学の理事会が開催され、糸山英太郎理事長が辞任(総長は継続)し、長男の糸山太一朗理事長が誕生した。神奈川労委で大学側代理人を勤める道端慶二郎弁護士が3号理事に就任した。

(2007.02.07) 「不当労働行為救済申立事件」(神奈川労委18(不)28)(公益委員:盛誠吾一橋大学法学研究科教授、労働側委員:斉藤雄治氏、使用者側委員:大野清一氏)の次回審問が、2007.02.27(火)15時から開催されることが決まった。

(2006.12.28)
 2006.12.28 神奈川労委(神奈川県労働委員会)の譴責処分についての「不当労働行為救済申立」(18(不)28)の審問が、2007.01.18(木)に開始されることになった。
 2006.11.14 組合は、神奈川県労働委員会に、譴責処分についての「不当労働行為救済申立」を行った。

(2006.10.28)
 2006.10.20 
「支援する会」のニュースレター(7)PDF
 2006.10.17 「湘南工科大学の解雇撤回闘争を支援する会」は大学正門前で「最高裁の決定とそれを伝える新聞記事」PDFビラを配付した。
 2006.10.04 東京私大教連と「支援する会」は横浜地裁で、最高裁決定についての記者会見を行った。(「声明」(PDF) )

(2006.10.03)
 2006.10.03 最高裁は、湘南工大理事会の2006.02.21の
上告を棄却し、「懲戒解雇事由がないのに本件各懲戒解雇をしたものであり,これが違法であることは,明らかである。」とした東京高裁判決(2006.02.08)が確定した。(最高裁決定PDF)

(2006.05.24)
 2006.03.29 神奈川県労働委員会に申立てた「菊地助教授に対する譴責処分についてのあっせん」は、大学が斡旋案を蹴ったため、斡旋不調で終了した。
 2005.11.16 湘南工科大学の糸山英太郎理事長は、菊地慶祐氏に「譴責」(懲戒処分のひとつ)を言い渡した。

(2005.11.02) 湘南工科大学は、10月31日付けで、菊地慶祐氏について東京高裁への控訴取下げを行った。これで菊地氏については横浜地裁判決が確定した。


(2007.07.03)  
県労委(地労委)・中労委・東京地裁・東京高裁・最高裁・横浜地裁の関係図



   (経過の記録) [ 解雇事件発生後のHPの記事を掲載の順にまとめた記録 ]

(since 2004.10.05)(+約[15,500], 2002.05.24-2004.10.04)